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麻布中学校進学 K君の受験体験記
僕が伸学会に入ったのは、六年生の秋の事です。六年生に入ると、国社の調子が上がっていく中で算理の成績はグンと下がり、伸学会に入ることにしました。
初めの方は麻布の対策について算数を重点的に行っていましたが、算数の偏差値が上がりませんでした。そこで基本などの土台となる部分を中心に、知識や問題処理能力を高めるための演習を増やしました。その結果、通っていた塾では算数の偏差値が十六アップし、4科目の成績も良くなり、上位のクラスで本番までの二カ月をすごすことができました。
基本とはいっても、苦手な分野や麻布でよくでる分野を中心だったのでたいへんでした。でも菊池先生が、僕が質問をすると簡単な解き方を教えてくれたので、基本は少し自信が持てました。一度麻布か芝で迷った時も相談に乗ってくれました。また小泉先生や太田先生にも、理科や難しい算数の問題もていねいに教えていただきました。
先生の言葉には自信をあたえてもらいました。受験前日の一月三十一日は少し複雑な気持ちでした。一月校には一勝一敗だったので、麻布中に受かるか不安でした。しかし、先生に「気合を入れろ!!」と言われ、自分がやってきたことをもう一度見返して、大丈夫だと思い自信が持てました。本番はそのおかげで落ちついてとけ、いつも以上の力が出せ、手ごたえが良かったです。
合格発表で自分の番号を見つけるとうれしくて母の元へと走りました。一度は芝中に変えようとしたけれど、麻布を目指してやってきて本当に良かったです。やはり気合と自信は武器になります。
基本を身につけること、たくさん演習すること、復習することが大切だと思います。助言や説明をしてくれた先生、支えて見守ってくれた家族に感謝しています。次の受験生のみなさんがんばってください!!!
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