芝中学校進学B君の受験体験記

伸学会には姉のときからお世話になり、姉の時もなかなかのドラマでしたが、弟もまたしっかりとドラマを作ってくれました。
このドラマは伸学会と秦先生のサポートがなければ間違いなくなし得なかったストーリーで、感謝してもしきれないほどに感謝しています。

振り返れば、数年間の受験生活、いくつかのターニングポイントがありました。

まずは転塾まで。
低学年から塾に通わせる事に賛否両論ありつつも、本人の希望もあり2年生から某難関校向けの塾に通い始めました。
しばらくは楽しそうに机に向かっていたものの、学年があがるにつれて少しずつ机に向かわなくなり、成績もそれに連動して右肩下がりになっていきました。
塾の先生に相談しても、「分からない問題があったら聞きにくるように言ってください」程度のフォローのみ。授業中の様子を聞いても、「質問しにこないのでよく分からないですね」といった反応。
これはまずいと思い、姉の時にお世話になった尾本先生にご相談の連絡をさせていただきました。
すぐにご連絡をいただけ、体験授業の日程まであっという間に整えてくださいました。
実際に授業を受けてみると、本人も「分かりやすかった!」「分からなかったところが理解できた!」と言うものの、いざ転塾となると心が決まらず、親としてはやきもきする日々が続きました。
そこで再び相談すると、「一度しっかり話しましょう」と言ってくださり、秦先生、本人、母、そしてなぜか伸学会卒業生の姉までも交えての四者面談を開いてくれださいました。

面談では、今の塾を続けた場合と伸学会に転塾した場合の「良い点」と「気になる点」を丁寧に整理し、本人が自分で判断できるように導いてくれました。
入塾するかどうかも分からない段階の子に、2時間も真剣に向き合ってくれる塾があるのかと、「これぞ伸学会だ」と心から感じた瞬間でした。
とはいえ、親の気持ちとは裏腹に、本人の決断はなかなか固まらず、そこからさらに数ヶ月。
そんな中、お友達が「一緒に伸学会に行きたい」と言ってくれたことが後押しとなり、ようやく転塾を決意。
5年生の1学期の事でした。
今となっては「伸学会じゃないなんてありえない」「伸学会じゃなきゃ無理だよね」と、本人にとってはなくてはならない場所になりました。

転塾後の変化はすぐに現れました。
塾から毎日テンション高く帰ってきて、その日の出来事を楽しそうに話してくれるようになり、自ら机に向かう時間も増えていきました。
間違えた問題を振り返ると成績が上がる、その当たり前のようでいて難しいサイクルを、本人が実体験として理解できたことは大きな成長でした。

そんな順調な流れの中で訪れた次のターニングポイントが、6年生夏期講習直後の模試。
夏期講習も楽しみながらよく頑張っていたし、本人も自分自身の成長に少なからず手応えを感じていた様子だったので結果を見た時は驚きました。特に自信を持っていた算数がまさかの大崩れ。
本人もかなりショックだったようで、明らかにテンションが下がり、「算数に自信がなくなった」とぽつり。
これはまずい、とすぐに秦先生にご相談しました。
すると、やはりすでに本人の変化に気づいてくださっていて、「程よく調子に乗らせられるように働きかけています」との返信。
その一言で、息子の単純ではない性格をしっかり理解してくださっている事が十分に分かり、ここはもう口出しせず全てをお任せしようと決め、ただ見守ることに徹しました。

すると、次の模試ではしっかりと挽回、夏の悔しさも不安も全部ひっくるめて、また一つ大きく成長できた出来事となりました。



9月になると毎週日曜日には過去問対策が始まり、さらに毎月2つの模試を受けるという、なかなかハードなスケジュールをこなす日々。それでも本人は「模試って楽しい!」と言いながら、楽しむ力を失わずに12月まで突き進んでいきました。

そして迎えた12月最初の週末。
土曜日は第二志望校の入試体験会、日曜日は第一志望校で受けられる最後の模試。どちらも本人にとって大事なイベントでした。
ところが、土曜日の朝になって突然「食欲がない」と言い出し、学校に着いて教室へ向かう段階で「お腹痛い、無理かも…」とグズグズ。緊張なのか、本当に体調が悪いのか判断がつかず、それでも意を決して教室に入っていったものの、1教科目が始まって10分ほどで離脱、そのまま帰宅することに。
ところが家に着いた途端、ラーメン大盛りをペロリ。それを見て、これは体調ではなくメンタルだな、と確信しました。

そして翌日、第一志望校で受けられる最後の模試。
当然普通に受けられるものと思っていたのに、校門前でまた「お腹痛い、無理かも…」、前日の デジャヴのような展開に。
本番当日に向けてメンタル対策が必要だと痛感しました。

今振り返ると、あの時は「せっかくの機会なのに…」と正直思いましたが、この2日間の経験があったからこそ、本番当日はしっかりと受け切ることができたのだと思います。

年が明け、いよいよ1月受験。
12月の出来事がどうしても頭をよぎり、「元気に校門をくぐれるだろうか」という不安が常にありました。
けれど、受験当日の学校に向かう道中、これが噂に聞く1月受験の大混雑かと、花火大会並みの”人の渋滞”に巻き込まれているうちに、緊張もどこかに行ってしまったようで、気がつけば元気に校門をくぐっていきました。
2校受験し、○と×を1つずついただき、2月に向けた経験としては程よい結果を得られました。

と、そこまではよかったのですが、1月受験も終わり、その翌日から学校を休ませたこともあり、少し中だるみのような雰囲気が出始めました。もともと家では全く勉強できないタイプで、1人で部屋にいるのも無理、リビングでも集中できない。彼にとって「勉強は塾でやるもの、家はリラックスする場所」と明確な線引きがあったので、家で過ごす時間が増えるほどダラダラする時間も増えてしまいました。

「このままで本当に大丈夫!?」と悶々とする日々。
それでも、過去問は合格最低点をクリアできるようになっていたし、塾では集中して取り組めているようだったので「信じるしかない」と言い聞かせていました。
ところが、直前のラスト1週間になって突然スランプに。(というか、なるべくしてなったのかもですが)
過去問の点数が取れなくなり、こちらの不安は募る一方。なのに本人はあまり気にしていない様子で、そのギャップにさらに不安が増すばかりでした。


そして、そのまま迎えた2月1日。
長かった受験生活の集大成の日が、ついにやってきました。

直前のスランプも気になりつつも、何より元気に校門をくぐれるか、12月の出来事が頭をよぎり、それが一番心配でした。
が、秦先生はそこもしっかり対策を考えてくださっていて、緊張させないための秘密のミッションを与えてくれ、2/1の朝は親子で大爆笑しながら元気に校門をくぐることができました。
朝のZoom激励会、秘密のミッションのクリア、そして、合格パスポートとイエッサーパンダをお守りに、必要以上に緊張することなく無事に受ける事ができたのは、息子の性格を熟知した上で発令してくださったミッションあっての事だと、プロの術を感じずにはいられませんでした。

2/1AM、第一志望の結果は×
はじめはケロッとしていたものの、しだいに事実を受け止め始め部屋にこもってしまいました。
すぐに秦先生に連絡、Zoomでフォローいただくこと数十分、部屋から出てきた時には「なんかいける気がしてきた〜」と大復活。
どんなマジックをかけてもらったのか、親の力だけではあそこまで復活させることは到底無理でした。本当に感謝です。

それからの数日間は、2/4の再チャレンジに向けて試験のない日はポ発、類題をしっかりやり込み、そして自宅での様子もコミルでしっかり報告&相談させていただく日々。
2/4の再チャレンジを万全で迎えられるようにと、しっかり伴走してくださる伸学会の存在にどれだけ助けられたことか。
そしてこの時に「ポ発・類題」をしっかりやったことが、結果2/4の合否を大きく分ける分岐点となりました。

そして迎えた2/4再チャレンジの朝。
この日もZoom激励会 &秘密のミッション、合格パスポート&イエッサーパンダをお守りに、元気に入っていきました。
「あとは精一杯楽しむのみですね」と秦先生ともやり取り。

上位層が流れてくる厳しい戦いであることは分かっていました。

試験後も「自己採点してくる」とそのまま塾に。
帰ってきた時にはその話に一切触れようとしないので、何となくそういうことなのかなと思っていたとき、先生からも「ギリ競り負けたかも、落ち込むようならフォローします」と連絡をいただきました。
明日も戦いは続くのだな・・・と何とか気持ちを切り替えようと努めました。

覚悟して迎えた合格発表の時間。
「1人で見たい」と部屋にこもり、、、なかなか出てこず、、、
やっぱりダメだったか、と思っていたら、どっちとも取れるなんとも絶妙な表情で登場。
そして、ドヤ顔で「合格」の画面を見せてきました。

ダメだと思ったところからの大逆転。
翌日まで続くと覚悟していた矢先、突如、我が家の中学受験は最高の形で終える事ができました。

あとから聞いてみると、2/1の問題と同じ考え方で解けた図形問題、2/2AMに受けた別の学校の類題が出た理科、この2題に大きく救われた結果になりました。
ポ発・類題の大切さを最後の最後にあらためて実感させられました。

伸学会でなければこの結果は間違いなくありえませんでした。なんなら途中離脱して受験をあきらめていたかもしれません。

生徒一人ひとりに寄り添い、性格を熟知した上でのフォロー。
質問したくても質問できないことを察しての声がけ。
”調子に乗らせ度合い”の絶妙なコントロール。
心理的安全性が約束された環境。
だからこそ、時に厳しい言葉も素直に受け入れられる関係性。

反抗期にさしかかって難しい時期でもあり、どう関わればいいものかと悩むこともある中、伸学会と秦先生の存在には本当に助けられました。
受験が辛いだなんてボヤくことは一度もなく、それどころか毎日が楽しすぎる~と、最後まで楽しみながら中学受験を終えられたのも伸学会でなければ到底無理でした。

第一志望校にご縁をいただけたこともありますが、そうでなかったとしても満足のいく中学受験だったと自信を持って言えます。
伸学会で過ごした時間、経験は、これからの人生の礎になったことは間違いありません。

本当にありがとうございました!!

 

B君のお母さんありがとうございました。