法政第二中学校進学Gさんの受験体験記

娘は小5の5月からS塾より伸学会へ転塾いたしました。
単元の進み方も塾により様々ですので、転塾当初は本当に良かったのかと不安に思う日々が続いておりました。
そんな心配をよそに娘は嫌がること無く淡々と塾に通い、以前の塾では硬い表情の娘でしたが、だんだんと娘らしく肩の力を抜いて学習に取り組めるようになっていったと思います。
どの科目の先生も授業や実体験の話が面白いようで、私も娘から塾での話を聞くことが楽しくなっていきました。

6年生にあがると模試の回数が格段に増えてまいります。
娘は最後まで模試の結果が安定せず山あり谷ありで、それでもマイペースな娘はあまり気にすることはない様子でした。
結果が悪いときには、「次は伸びしろしか無いね!」との言葉をよく掛けていた気がいたします。
秦先生からは、「テスト結果の波が、なかなかにドラマを演出してくれるので私はだいぶ心揺さぶられました。」とのお言葉を頂き、あの秦先生の心を揺さぶるとは流石娘だなと感心したほどです。

とは言いましても成績があまりパッとせず、志望校特訓の宿題に疲れを見せ始めたころ、親子共に弱気になり第一志望をワンランク下げようかと悩み秦先生へ相談しました。
すると、「現状維持でこのままいきます。」と揺らぎのないお返事が…
慌てて親子共に気持ちを立て直しました。
今思うとこの時が転機だったのではないかと思います。
もしも先生が私たちの希望をそのまま聞き入れていたら、おそらく第一志望の合格を手にすることはなかったと…
普段から娘の様子を気に掛けて頂き、先生が娘の実力を信じてくださったことが今回の合格に繋がったのだと思います。

伸学会の志望校特訓では、その名の通り志望校の過去問を解きまくります。
それに付随するポイント発見(ポ発)、次回戦略、類題演習、リトライを繰り返すのですが、私たち保護者は過去問のコピーを一切とることは無く、全て先生が用意してくださいます。
これは本当に有り難かったです。
娘は最後までなかなか志望校の合格点には届かず、超えたとしてもラインギリギリ…
秦先生にたびたび、「盛り上げ上手ですね。」とのお言葉を頂きました。
この言葉は私たち親子の間でちょっとした流行り言葉となりました。

いよいよ受験本番。
今は昔のように塾の先生が学校に出向いての応援ではなく、zoom応援です。
恥ずかしがり屋の娘は、「本当に入らなきゃダメなの?」とまさかの拒否…
渋々入りましたが、やはりこれまで一緒に戦ってきたお友達や、支えてくれた先生方の顔を見たらとても安心した顔つきになりました。
zoom応援本番前に効果絶大です。
1校目の安全校(私たちにとっては第一志望に近い)はなんとか合格を頂きました。
娘は国語の中でも物語文が得意なのですが、何故かこの試験では説明文に時間をかけすぎ物語文が最後まで解けなかったと言います。
さすがの娘も1校目1科目目ともなると緊張していたのかもしれません。
それでも娘は慌てる様子はなく多分大丈夫と力強い言葉がかえってきました。
娘の思惑通り1校目の合格を頂きました。
しかし、2~4校目は残念ながら不合格が続きました。
そのような中、私も感じていた思いを娘がふと洩らしたのです。
「受験ってそんなに甘いもんじゃないんだね。」
私は正直驚き思わず笑ってしまいました。
ただ落ち込んでいる様子は全く無くすっきりとした顔つきでしたので、不安はありませんでした。
残り1戦第一志望2回目です。
前日伸学会へ出向き先生とお友達とともに1回目の解き直しとポ発をしっかりと行い臨みました。
算数では1回目のほぼ数字の置き換え問題が出題されたとのこと、ポ発の有り難みが身に染みました。

最後の試験が終わりましたあとも娘は相変わらず落ち着いており、1回目よりも出来たと思うと一言だけ。
ですがいつも素っ気ない娘が、発表を見て「合格です。おめでとうございます。」この画面を見た瞬間は大喜びで、すぐさま秦先生に、「法政第二、合格しました!」とメールを送っておりました。
秦先生から、すぐに返信が届き、「よく盛り上げてくれました!」との一言が。
親子ともにこの言葉で、長かった受験期、山あり谷あり本当に色々ありましたが、全て報われた思いがいたしました。

ここで娘が受験間際までにやりきりましたことを書き留めさせて頂きます。
朝勉→主に計算問題と、漢字練習
国語→語句っと、先生が作ってくださった各志望校の漢字プリントを満点が取れるまでリトライ
算数→ベスセレ2、実力アップの全回を満点が取れるまでリトライ
社会→4まとの基本全ての演習(リトライまでの時間はなく断念、応用はほぼ手付かず)
理科→メモリーチェック全回を満点が取れるまでリトライ、理科が苦手な娘でしたので予習シリーズの練習問題がなかなかこなせず、笹川先生に伺いこれはやっておいた方が良いとの問題だけを解く
以上です。

これから受験を迎えるみなさんも、是非伸学会での受験期を楽しんでください。
ときに辛い時にはすぐに先生へご相談されてみるのがいいと思います。
間違いなく伸学会は親身に支えてくださる先生ばかりです。

これまでご相談事でたびたび長文メールを送りお手を煩わせましたが、最後もこんなに長くなってしまいました…
最後ですので、どうぞお許しください。
親子共々成長させてくれた伸学会へ感謝の思いでいっぱいです。
本当にありがとうございました。