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こんばんは。伸学会の菊池です。
6月末に株式会社伸学会は第5期の決算を迎え、9月末に決算申告を終えました。
いつか上場企業になるときに向けて、
決算情報をステークホルダーの皆様に公開していこうと思い、
おととしから塾生向けに発行しているニュースレターに損益計算書を載せています。
今回の記事では、
そのニュースレターに書いたことを
ブログにも共有してみようと思います。
最終的な損益の数字は、昨年とほとんど変わりませんでした。
売上高が30%弱増えて1.5億円くらいになったのに、
中野校の開校や自由が丘校の移転で出費がかさみ、
そこにコロナによる速読・パズルの休講→返金祭りが起こって、
経常利益はほぼ横ばいの100万円強となりました。
利益率1%弱…
赤字にならなくて良かった…
コロナも落ち着いてきたし、
今期はちゃんとそれなりに利益が残せるはず!
今期はたくさん納税して社会貢献できるように頑張りたいと思います。
それをふまえて、
今後そのお金の使い方についても考えていることがあります。
最近個人的にグッドネイバーズジャパンというNPOと、
ラーニングフォーオールというNPOに毎月定額の寄付を始めました。
どちらも子どもの貧困問題の解決に取り組んでいる団体です。
ひとり親の貧困世帯にごはんを届ける活動(https://www.gnjp.org/work/domestic/gohan/)や、
居場所支援・学習支援活動(https://learningforall.or.jp/activity/childs_house/)が素晴らしいなと思ったので、
微力ながら力になりたいと思って始めました。
ゆくゆくは伸学会で会社としてこういった活動を支援していけないかと思っています。
伸学会の教育は、
高額な授業料を払えるご家庭しか受けられません。
もちろんサービスの質を向上させ、
それを価格に転嫁し、
利益を上げて、
その利益を再投資することで活動を広げていくことは大切なことです。
そこにやましい気持ちは全くありません。
しかし、伸学会の「学びを楽しくしたい」という理念は、
裕福な家に生まれた子供だけにしか届けたくないというものではありません。
すべての子どもに届けたい。
子どもの教育を通じて、
社会をより良くしていきたい。
そう願っています。
学べる環境にいない子どもたちにも、
間接的にでも、
手を差し伸べていきたいのです。
だから、伸学会の売り上げの一部を、
継続的に支援できる仕組みが作れないかと最近考え始めました。
それをするためには、
その支援(寄付)を伸学会にとってもメリットのあるものにする方法を考えなければいけません。
例えば、直近2回の親ゼミの参加費は、
チャリティーとして洪水被害にあった熊本に全額寄付をすることにしました。
これは伸学会にとってのメリットをちゃんと設計できていないので、
ただの「良いことをした」という自己満足で終わってしまっているんですね。
もし来期の決算が良くなさそうとなったら、
寄付などしないで自社の売り上げとしなければいけなくなってしまいます。
また、売り上げの一部を寄付するとなったときに、
それが経営陣の自己満足でしかなかったら、
顧客からは「じゃあ値下げしてくれよ」と思われてしまうでしょうし、
従業員からは「じゃあ給料上げてくれよ」と思われてしまいます。
これでは継続的に支援を続けることはできません。
ではどうすれば良いのか?
今のところ方向性として考えているのが、
寄付することをちゃんと「売名行為」にできないかな?
ということです。
寄付をすることが伸学会のブランド価値を高め、
集客やスタッフ募集に生きるようにする。
つまり、広告宣伝費になるようにしようということですね。
特にスタッフ募集に関しては、
伸学会の理念に共感する人をいかに集めるかが重要なので、
こういう活動を通じて子どもの教育問題への取り組みに共感する人が来てくれるようになるとしたら、
それは「お金をかけてやる価値があること」になるんじゃないでしょうか。
そうやってちゃんと広告宣伝費とか採用広告費として生きるなら、
顧客も従業員も文句なく気持ちよく見られると思うんですよね。
人知れず良いことをして自己満足に浸るのではなく、
ちゃんと人に知られる良いことにして、
一緒に良いことをしたい仲間を増やしていく。
そんな仕組みを作れないかなーと考えています。
具体的な方法はまださっぱりですが。
一人も取りこぼさない、
日本中の子どもたち全員が楽しく学べる社会を作るために、
知恵を絞っていきたいと思っています。
何か良いアイデアがあったら教えてください。
それでは。
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