プロが教える 子供に伝わる話し方

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子供がなかなか言うことを聞いてくれない。

そんな悩みを抱えているお母さんは多いんじゃないでしょうか。

でも、話し方を少し変えるだけでうまく言うことを聞いてくれるようになったりします。

プロの塾講師が、そのコツをお教えしますね。

大切なのは以下の3つです

1.行動を具体的に表現すること

ちゃんと片づけをしなさい!と言っても、子供にはどうすれば「ちゃんと」になるのかわかりません。

できる限り具体的な指示を出しましょう。

例えば、「読み終わった本は棚の元の位置に戻そう」「服は脱いだら洗濯物かごに入れよう」などです。

私達も「ちゃんと話を聞きなさい!」「ちゃんとノートを取りなさい!」と言っても伝わらないので、「じゃあ手を止めて、顔を上げて先生のほうを見て、話を聞こうか」「ホワイトボードに書いてある説明を、まったく同じになるようにノートに書き写してみよう」というように子供達に話しかけています。
(もちろんノートの取り方の工夫はおいおい教えます。まずは正確な模写から。)

2.肯定形の表現を使うこと

AかBかの二択であれば、「Aでない」=「Bである」なので、「Aをしちゃダメ」でも話は通じます。

けれども多くの場合、子供の行動は二択ではありません。

「電車の中で走っちゃダメ!」と言われたら、「じゃあ歌うのはOKなんだ」となります。

「○○しちゃダメ」では替わりに何をすればいいのかはわからない子は多いのです。

こちらが期待する行動を、肯定形の表現で伝えましょう。

「うるさくしない」ではなく「静かにする」と言うようにするのです。

私達も、子供達に「問題を解いた後はやりっぱなしにしない」ではなく「問題を解いた後は○付けと解き直しをしよう」と指示しています。

3.共感的な表現を使うこと

人は大人も子供も否定されることを嫌います。

「それじゃダメだ」と言われれば、それがどんなに正しいことでも不愉快になるものです。

そして、自分を不快にする人の言うことなど聞きたくない、と思うのです。

だから、何かをしてもらおうと思うのなら、否定するのではなく共感を示すことが大切です。

「最後まで集中しろ!」と言うよりも、「そろそろ疲れてきちゃったよね。わかるよ。」と言った方が、子供は「これじゃダメだ」と自分から気付いてくれるのです。

だって彼らはみんな集中した方が良いことは知っているんですから。

ご家庭でもまず、子供の気持ちを代弁し、「わかるよ」と言って共感を示してあげてみて下さい。

きっとわかってくれますよ。

以上が子供達にメッセージを伝える上で私達プロが心がけていることです。

ご家庭でのしつけにも生きると思いますので、参考にして下さいね。

 

文責:伸学会代表 菊池洋匡

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