菊池八丈島へ行ってきました

こんばんは。伸学会の菊池です。

先週のことです。
何日か休みが取れたので、母を連れて旅行に行ってきました。

行き先は母の希望で八丈島。
父方の祖父母の生まれた島です。

私が小学2年生のときに家族で旅行に行って以来なので、30年以上ぶりでした。
ほとんど何も覚えていないので、初めて行くのと同じ新鮮な気持ちです。

海の見える足湯に入ったり、

遊歩道を散歩して滝を見たり、

植物園に行って南国の植物を見て回ったりしました。

そして、八丈島歴史民俗資料館にも行き、島の歴史について学んできました。
http://www.town.hachijo.tokyo.jp/kakuka/kyouiku/rekimin.html

八丈島を含む伊豆諸島は、昔は犯罪を犯した人たちが流刑にされた島だったそうです。
子どもの頃にテレビの時代劇で見た「遠島」という刑の行き先はここだったのか、と繋がりました。

今は無人島となり、アホウドリの繁殖地となっている八丈小島が祖父母の生まれた場所です。
(トップの写真の背景に写っている小島です)

祖父母の生まれ育った宇津木村は、人口がたった50人程度しかいなかったため、村議会を廃止し、「町村総会」により選挙権を有する者全員によって議決を行う日本で唯一の村だったそうです。

大学生の頃法学部の授業で地方自治について習ったのですが、その「町村総会」の貴重な事例が祖父母の故郷だったというのも驚きました。

知識と知識がつながるのは面白いですね^^

勉強をするのは何のためか?という問いに対して、様々な答えがあると思います。

良い収入を得られるようになるため、社会に貢献するため、自分のやりたいことができるようになるため。

そうした勉強をする理由の中で、「人生を楽しくする教養として」というのは、わりと大きなものなんじゃないかなと思います。

教養があるからこそ、歴史も地理も自然科学も芸術も楽しめるようになります。

教養が無かった子ども時代よりも、様々なことを知っている今の方が、史跡巡り1つ取っても楽しむことができています。

科学館・博物館に遊びに行くのも、今の方が昔よりも楽しいです。

どれ1つとっても、日々楽しさが新記録更新を続けていることを感じます。

生徒達にも伝えたいことだなと思いました。

そして、この旅行でもう1つとても嬉しいことがありました。

お土産を買いにくさや工場に行き、とても美味しいくさやを発見できました^^

私の母は、私がお腹の中にいるときに、つわりでくさやが無性に食べたくなったそうで、毎日くさやを焼いて食べていたそうです。

幼少期からくさやを食べるたびに「あなたがお腹にいるときに毎日食べた。お前はくさやでできている」と言われて育ちました(笑)

そのくさやは八丈島に住んでいた親戚が送ってくれたもので、どこで買ったものかわからず、親戚が死んでしまってからは手に入らなくなってしまっていました。

本土で何度か買っても、美味しくなかったのだそうです。

今回の旅行のついでに、島の方に「あなたのお気に入りのくさや工場を教えてください」とお願いして、教えてもらったところに行ってみたら、なんと思い出の味でした!

通販もやっているそうなので、これからはいつでも入手できます^^

最近は八丈島のくさや工場もどんどん潰れて数が減っているそうで、思い出の味が消滅したら困るので、くさやお好きな方はぜひこちらからどうぞ↓
https://store.shopping.yahoo.co.jp/maruta/


さて、夏期講習が始まってバタバタしております。

季節講習のときにはあえて普段は担当していない教室・クラスの授業を担当して様子を見て回ったりしているのですが、新鮮で楽しいですね。

明日からの授業も頑張ります。

それでは。

■成績アップの秘訣をメルマガで無料で配信しています。

→登録はこちらから←