自己ベスト更新の秘訣とは?

こんにちは。伸学会の菊池です。

お盆休みの時期に、伸学会では恒例の夏合宿を開催しました。

会議室付きのホテルに泊まり込みで、朝から晩までみっちりお勉強。

みんないつも以上に頑張っていました^^

私も採点や質問対応を頑張ってきました !

合宿のような場にくると、
「みんなが頑張ってるから自分もやらないと」
という空気感が生まれます。

普段は家ではなかなか勉強に集中できないという子も、 合宿に来るとけっこう頑張れます。

参加した子たちからは「自分がこんなに頑張れると初めて知った」「いつもより集中できてはかどった」という感想がありました。

自己ベスト更新ができて良かったですね。

集中力も1つの能力ですから、使うことによってパワーアップしていきます。

どれだけの深さで集中できるか、どれだけの時間集中していられるか、質・量ともに限界に挑むことで、限界値が少しずつ伸びていくのです。

これは筋力でもワーキングメモリでも空間認識力でも同じ、人間の成長の原理です。

そして、人間は限界の前にブレーキをかけて力を温存するようにできているので、なかなか「本当の限界」まで力を出し切れません。

だから、こういう合宿のような場で、「時間割が決まっているから」「みんなが頑張っているから」手抜きができない状況を作って、限界へのチャレンジの後押しをしてあげると良いのですね。


こうやってみんなで一緒に勉強すると、集中力が続かない子が目立ったりもしてしまいます。

顔上げてボーっとしていたり、キョロキョロしてしまったり、勉強してる風な姿勢だけどずっと手が止まっていたり…

でも、そういう子たちもその子なりには頑張っているんですよね。

これまで運動経験がない人が急に10km走れって言われても無理ですよね。

少しずつ練習して伸ばしていくしかありません。

「勉強体力」がない子たちも、他の子との比較ではなく、少しずつ自己ベストを更新していくことが大切です。

そのときに、一緒に頑張る仲間から踏ん張るエネルギーを与えられると良いなと思っています。


人間は周囲の影響を受けやすいもので、人生を変える簡単な方法Top3は「仕事や学校を変える」「友達を変える」「住む場所を変える」だそうです。

人間は周囲の影響を受けやすいものだからです。

これ、「どれもそう簡単に変えられないよ!」と思いますよね?

でも、自分の周囲の環境を変えずに自分を変えるのって、環境を変えるよりもずっと難しいんですね。

自分を変えることにエネルギーを使うよりも、環境を整えることにエネルギーを使う方がうまくいきます。

ご家庭でも、学習しやすい環境づくりを意識してみてくださいね。



余談ですが…

チェックアウト後の生徒たちの部屋の忘れ物チェックで、男子部屋は16部屋中14部屋で何かしらの忘れ物がありました。

女子の忘れ物は14部屋中2部屋でした。

このはっきりとした男女差よ…

男子の子育てにお悩みのお母さま方、いつもお疲れさまです。

不注意だったり衝動性がコントロールできなかったりするのはあなたのお子さんだけではありませんので、育て方が悪かったとか気に病まないでくださいね。

私たち成人男性も昔はそんな感じでしたが(今もかもしれませんが)、ちゃんと生きておりますので、あなたのお子様もきっと大丈夫ですとも。

「宇宙人だからしょうがない」を合言葉に、遠くから見守っていてください。

それでは。

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