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こんにちは。伸学会の菊池です。
先日楠原先生から、
担当している生徒のポイント発見が成長している!
という連絡がありました。
ポイント発見(略してポ発)は伸学会用語で、
一般的には見直しとか間違い直しとか言われたりするものです。
参考:中学受験生必見!間違えた問題の直しの正しいやり方
ちゃんと勉強しなさい!
って言っても、
やり方を教えてあげないと子どももどうしたら良いかわかりません。
ですから、
伸学会ではこうした勉強のやり方を1つ1つ丁寧に教えていくのですが、
その結果ある生徒が
だいぶクオリティの高い直しができるようになっていました(^^)

このポイント発見のどこが良い点か、
あなたはわかりますか?
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そう、「意味を考えている」ところです。
漢字の間違えたところを覚えるときには、
「何回も書く」といったポイント発見をする子が多いです。
それに対して、
この子は「誤解を解くって意味かな」とか「採取の採」とか、
意味を考えてメモしているんですね。
私の書いた
「記憶」を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強法
の2章にも書きましたが、
人は意味を考える「深い認知的処理」を行うと、
それだけで記憶に残りやすくなることが知られています。
反復練習も大切なことですが、
意味を考え理解を深めることはより一層大事なことなのですね。
教えたことが徐々に実践できるようになってきていて、
嬉しく感じました。
成績を上げるためには、
良い勉強のやり方をしなければいけません。
その良いやり方は教えてあげなければできないし、
教えてあげてもすぐにできるようになるとは限りません。
子どもによっては時間がかかることもあります。
それでも根気よく教えていくと、
気付いたときには変化が見られていますね。
こういうちょっとした子どもの成長が、
この仕事をしているうえでの楽しさです。
そして、それは子育てをしているお父さんお母さんもきっと同じですよね。
子どもの小さな変化に気付けるようになると、
その分だけ楽しさ・喜びが増えていくと思います。
成績の上下だけでなく、
お子さんの行動を観察して、
良い行動ができるようになったときに、
一緒に喜んであげてくださいね。
それでは。
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