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こんばんは。伸学会の菊池です。
先週の目黒校の6年生の授業のときのことです。
提出された過去問演習が終わった後の反省点
(伸学会では次回への戦略と呼ばれています)
をチェックしていて、
ションボリすることがありました。
次回への戦略は
① 良かった点/悪かった点
② その理由/原因
③ 今後はどうするかの作戦
を考えてもらうもので、
まぁ要するにPDCAのCとPなわけです。
こんな感じ↓
これはよくできているものですね。
次に別の年度の過去問をやったときにもっといい点を取るためには
どんな練習をして準備したら良いのか?を考えるのが一番のポイントです。
そして、そのするべき準備を決めるためには、
良かった点の理由、悪かった点の原因を、
正しく把握できなければいけないのですね。
点数が良かった理由が「得意なところがたくさん出た」じゃ再現性が無いわけです。
「得意になるまでこの単元を練習したから」だったら再現性があります。
で、そのションボリしたのはなぜかというと、
その子が提出した次回への戦略に書かれていた良かった理由というのが
「お母さんと一緒に練習したところがたまたま出たから」
だったからです。
うん。お母さんのおかげ&運任せ。
親子二人三脚で受験を頑張るのはほほえましくはあるけど、
完全に他力本願っていう・・・
これじゃ何をしたらいいか自分で決めることはできないですよね。
仕方ないので、
あらためて一から原因分類の考え方を教え直しました。
原因分類についてはこちらを参照
・何でも人のせいにする子にしないために子どもに教えておくべきこと
で、ションボリはしますけど、
でも子どもってそんなもんなので、
怒っても仕方ないんですよね。
2回や3回教えただけでできるようになる子ばっかりだったら
先生もお父さんお母さんも苦労しないわけです。
「何回言ったらわかるのあんたは!?」
って言いたくなることばっかりですよね?(苦笑)
わかるようになるまで根気強く教えていくしかないですね。
そして、具体的に教えるのも大事なことです。
↑の動画の中で解説していますけど、
なぜ「お母さんと一緒に練習したところがたまたま出たから」じゃダメなのか、
あるいは「○○が得意だから」「○○は苦手だから」じゃダメなのか、
その理由を教えてあげなければいけません。
「ちゃんと考えなさい!」と言ったって、
子どもはちゃんとは考えられないのです。
勉強のやり方の手順も、
こうしたPDCAの回し方も、
具体的にわかりやすく教えてあげましょう。
何度も繰り返し教えていくことで、
いずれできるようになっていきますよ。
気長に取り組んでくださいね。
とションボリしてしまった自分にも言い聞かせるのでした。
怒らない怒らない。
今週も頑張ろう。
それでは!
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