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こんにちは。伸学会の菊池です。
私が担当している5年生の子で、
苦手だった算数が徐々に得意になってきた子がいます。
少し自信もつき、
楽しくなってきたようです。
大変ほほえましい(^o^)
その変化のきっかけとなった
「ラバーダック勉強法」
についてお話ししようと思います。
あなたのお子さんにも活用できそうなら活用してみてください。
その子は決して不真面目な子ではないのですが、
「わかったつもりになる」
という傾向がありました。
解説を読んで解き方を確認して、
30~40分してからもう一度やらせてみてもできなかったんですね。
しかし、その経験を通じて
「わかったつもり」
じゃできるようにならないと実感してもらえたことが、
成長の第一歩目になりました。
「どうしたらちゃんとできるようになるだろう?」
と話し合って、
「解説を読んでわかったことを先生(または友達)に説明する」
という方針を決めました。
「わかる」=「説明できる」
ということですから、
上手に説明できなければ、
理解が不十分な自分に気付くこともできます。
そして、説明するという体験はとても頭を使う「深い認知的処理」なので、
より記憶にも残りやすくなります。
ちなみに説明する相手は人間でなくても
ちゃんと高い学習効果があります。
「ラバーダック勉強法」というのは、
その名の通り、
ゴムのアヒルちゃんに対して話しかけるところからきている名前です。

こいつに勉強を教えてあげると
教えている自分ができるようになってしまうんですね。
アヒルじゃなくてクマのぬいぐるみでもなんでも構いません。
さらに言えば、
実際には説明しなくても、
「説明するつもりで準備する」
だけでも十分高い効果が得られることが分かっています。
ですから、
その生徒にもすべての問題を説明してもらうのではなく、
「(1)~(3)までのどれか1つを選んで説明してもらう」
といったやり方をしていました。
「人に教えるつもり」で勉強しても、
かかる時間なんてほとんど変わりません。
疲れ具合も変わりません。
本人に聞いてみても、
「全然大変じゃない」
と言っていました。
しかし、そんなちょっとした違いで
理解度が全く変わりました。
算数の偏差値も、
直近のテストで自己ベストを6更新!
勉強って「やり方」が大事ですね。
勉強が嫌いな子は、
やってもできるようにならないから嫌いという子がほとんどです。
ゲームはちゃんとクリアできる難易度になっているのに、
勉強は無理ゲーに感じられる。
だから勉強じゃなくてゲームに走る子が多いんですね。
ちゃんと勉強の攻略法を教えてあげれば、
勉強の楽しさに気付いてくれる場合が多いです。
あなたのお子さんにも良い勉強のやり方を教えて
できるようになる体験をさせてあげてください。
そして、お子さんを勉強好きにしてあげてくださいね。
まずはラバーダック勉強法をあなたのご家庭でもお試しあれ!
それでは。
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