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こんにちは、伸学会の楠原です。

私事ではありますが、最近新しい趣味を始めました。
それがこちらです。

ピアノです(正確には電子キーボード)。
ずっと前からピアノを弾くのに憧れていました。
そして家にいる時間が長くなったこのタイミングで、
思い切って買ってしまいました。
何年後になるかはわかりませんが、
ジェラルド・フィンジ作曲の「エクローグ」という
一番好きな曲を弾くのが目標です。
とてもおすすめですのでぜひ聴いてみてください。
ピアノが手元に届き、目標に向かって毎日練習あるのみ!
…と思いきや、購入3日後には練習をサボってしまい、
それが数日続いてしまいました。
担当しているクラスの生徒にピアノを買ったと吹聴してしまったし、
このままではまずい…
ということで、毎日練習するためのちょっとした工夫を取り入れてみました。
すると、3日で飽きていたのが
2週間以上毎日練習を続けられるようになりました。
今後も続けていける自信もあります。
どのような工夫をしたか、わかりますか?
想像してみてください。
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答えは、「すぐに練習できる環境を作った」です。
買ってすぐの頃は練習が終わるたびに
電子キーボードを壁に立てかけ、
練習するときにセッティングしていました。
しかしこの電子キーボード、重さが約14kgあります。
弾くたびにそれを持ち上げていたら、
いくら弾きたい気持ちがあっても面倒になりますよね。
それを、スタンドに置きっぱなしにすることで
持ち上げる手間を省きました。
また、キーボードを部屋の角からほぼ真ん中に配置しました。
そうすることで、部屋のどの位置にいても、
弾きたいと思った5秒後には弾けるようになりました。
この「準備が面倒だからできない」というのは、
勉強にも当てはまると思いませんか?
宿題をなかなかやらない子も、心のどこかでは
やらなきゃ・やりたいと思っているでしょう。
大嫌いで心の底からやりたくないという子は
ほとんどいないはずです。
やりたい気持ちがあるのにできない原因は、
準備の面倒さが勝っているからだ考えられます。
ここで、家で勉強を始めるまでの流れを想像してみましょう。
1.机の上を片付ける
2.バッグの中から筆箱、教材、宿題のメモを取り出す
3.筆箱から筆記用具を取り出す
4.該当ページとノートを開く
5.問題を解き始める
工程がもっと多い子どももいるかもしれません。
これくらい普通だと感じるかもしれませんが、
勉強が習慣になっていない子どもにとっては
それこそ14kgのピアノを持ち上げるのと同じくらい
面倒だと思っても不思議ではありません。
ですので、勉強に取り組むまでの工数を減らすことが重要になってきます。
おすすめの解決法は、
鉛筆と教材を勉強する場所に置きっぱなしにすることです。
自宅だけで進めている教材がある場合は特におすすめです。
上記の1~4が全てなくなり、
勉強を始めることに対してのハードルが一気に低くなるのです。
気が向いたときに勉強に取り組めるようになるんですね。
他にも、
・塾と学校と家とで筆記用具を分ける
・宿題のページに付箋を貼り探す手間を省く
・同じ教材を複数買う(お金はかかりますが…)
といったように、準備の手間をなくす工夫はいくらでもあります。
「勉強をやらないのは怠惰だからだ」
という誰も幸せにならない悲観はせず、
「勉強するのを妨げる何かがある」
と考えましょう。
そして、それをなくすような働きかけをしてください。
そうすれば、勉強に少しずつ取り組むようにもなりますし、
もっと勉強好きになってくれると思います。
ピアノを弾ける環境を作ったことで、触れる機会が増え、
買った当初よりも好きになっています。
この感覚を、多くの生徒に味わってほしいですね。
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