【受験体験記】富士見丘中進学Kさんの保護者様より

伸学会の入塾前面談にて江藤先生より
「お父さん、お母さんは中学受験のプロではありません。時代は令和ですよ。」
と、告げられた一言に光を見出し、体験入塾中の
「理解度は他のお子さんと比べて遅いですが、大丈夫です。いつもニコニコと笑顔で通ってきてくれています。親に受験をやらされているお子さんはお断りすることもありますが、娘さんとなら一緒にがんばっていけます。」
と、親子共に勇気づけられ、小学5年生の2月より2度目の転塾にてお世話になることとなりました。

 

転塾の経緯までは先生方に伝えてはいませんでしたが、教育のプロの目で娘と向き合っていただき、美点と特性をすぐに理解していただいた上で、寄り添い導いていただきました。
このような機会をいただき、改めて娘の成長を振り返りたいと思います。

 

小学2年から近所の塾に通い、面談時には
「塾に来たらまず経験した出来事をたくさん話してくれます。とても日常が充実した子だと分かります。」
と楽しく通塾していました。
小学4年生になりクラスをひとつ増設しなければならないほどの満席状態、受験モード、学校の友達が塾でも一緒、馴れ合いから教室が騒がしくなり娘の特性上、集中力の欠如と他者に対してのこだわりを家でも引きづるようになり、天真爛漫が特許のような個性が失われる前にと、開設したばかりの塾に転塾しました。
志望校は知人より、人気はないけれどとても面倒見のよい学校で、親も子もとても満足と、卒業をされた女子校を紹介いただき説明会に幾度となく出向き、少人数でアットホーム、先輩方の話を聞き娘もここに行きたいと夢と希望を持っていました。
転塾した塾も人懐こい性格で先生とはすぐに仲良くできるのですが、合宿では辛くなり泣きながら電話をかけてくる始末。
どうしたものかと思案中に伸学会の菊池先生のユーチューブ動画と巡り合いました。
先進の教育論、経営方針、さらにはご自身が発達障害グレーゾーン等と赤裸々に語られている動画です。

 

最初の江藤先生との面談にて志望校をお伝えすると、
「最初からその学校を目標にしている子はいません。」
と、言われましたが、私どもはそれでも良しでした。
伸学会に通塾する娘は本当に楽しそうでした。
ポイントをためてのガチャガチャに目標を持ち、人生をより豊かに楽しく生きる為の知恵袋のようなホームルームの授業に親も満足。
菊池先生の仰る学校生活終了後、塾に通い、何時間も勉強するだけでもすごいこと。
本当にそうです。

 

このまま受験まで健康のサポートだけはと思っていましたが青天の霹靂、目標としていた学校が男女共学化の上、校名変更、カリキュラムも国際化、説明会も予約の取れない状態に。
中学受験の経験もなく、地方出身の親からすると東京の学校ありすぎ問題にて志望校変更を余儀なくされましたが、先生方は冷静に娘を見守って下さっていました。
伸学会主催の学校説明会にも参加させていただきましたが、そこでも
「先生がこの学校は合わないと思うよ。とママと同じことを言ってたよ。」
と、親と同じ視点で進学先を考えてくださっていることが嬉しかったです。

 

娘のやりたいことを基準に学校をご紹介いただき、通学できる時間を基準に説明会に参加し、通わせたい学校に出会わせていただきました。

 

江藤先生に伝えていただいた「令和の時代、伸学会の子のモットーは学びは楽しい。」です。
結果、特待合格をいただいた学校に入学します。
5年生から目標にしていた学校も受験し不合格でしたが、娘曰く「私が憧れていた学校ではなくなっていた。」とけじめがついたようでした。

 

伸学会の先生方のご指導は多様性を受容してくださる環境です。
これからも人生は続きます。
中学受験、先生方のお陰で間違いなく家族の歴史に刻まれた良き思い出となりました。
ありがとうございました。