【受験体験記】女子聖学院中進学Sさんの保護者様より


2021年、兄の中学受験が終わった1ヶ月後、兄の姿を見ていた娘が「塾へ行きたい」と言い出しました。
その時の娘の様子を見て「受験?グループの塾は無理かもしれないので、個人のペースで進めてもらえる塾ならば」と塾を探しました。
 
今まで、家で学校の勉強を教えても、娘は続かず、分数の計算ができない、四字熟語もほとんど知らない中で、子供に学習を継続すること、学ぶ姿勢を身に付けて欲しいと思っていました。
伸学会の指導方法を聞く機会があり、娘も「学習に対する取り組みが変わるかもしれない」と思い、その後、体験から始まりました。
 
塾でグループの授業を受け、個別の先生に本当に1つずつ教えて頂いて、宿題も何とかこなしていきました。「(学習)記録→HWを解く→リトライをする」という流れの中で、楽しみながら学ぶ姿勢を身に付けて、自分から進んで努めてきました。
学ぶ気持ちを維持することに繋がったように思います。
娘が、日々、一つずつ努力をする姿に、ひたむきさを感じました。
こうした中で、彼女も受験を意識していったようです。

6年生に入って、志望校を選ぶ時、親子でよく話し合いをしました。
志望校がなかなか決められなかったのですが、「どんな学びをする学校へ行きたいのか」などを考えることで、本人が望んでいることを考えるようになりました。
やりたいことができるか、自分は何をしたいのかなど、親と子で納得するまで話をしました。

1月の試験を受けたのですが、受けるまで厳しいと感じていました。
問題に作文が組み込まれており、特に準備が必要でした。
テーマを決めて書いた作文を塾で先生が見てくださり、フォローをされていたので、本番の試験で、本人が書けたことは、よい結果に繋がったのだと思われます。
その為か緊張感が緩んでしまったので、家で怠けた日々を過していました。
親が何を言っても、聞かないので、困っていましたら、塾で先生が娘の様子の変化に気付いて下さり、その後、徐々に勉強のペースが戻ってきて、気持ちを替えられたと思いました。

2月の試験は、1日の午前の試験の後、午後の試験を受けたのですが、午後試験までの待ち時間が長く、ペースが乱れてしまったようでした。
試験の後、塾へ立ち寄った、娘の様子がいつもの明るさと違っていました。
2日目の試験の出発前に不合格という結果を知ったためか、気持ちを入れ替えることができたのか、すっきりとした表情で試験に臨み、合格を頂きました。
逞しくなった娘の姿を見ることができました。

いつもグループの授業でご指導をして頂いた後藤先生,町野先生、そして、個別指導でお世話になった先生方に見守って頂いたおかげで、ここまで来る事ことができました。
いつも、快く引き受けて下さいました。
娘は、伸学会の先生方が受け止めてくださり、良いこともつらい時も過してこられたと思います。

娘には、2年間、伸学会で学んだかけがえのないことを、大切に、それを活かして、これから先、過して欲しいと願っております。
本当に、有難うございました。