【受験体験記】東京女学館中進学Fさんの保護者さんより


おかげさまで、希望する学校から合格をいただくことができ、親子共々ほっとした気持ちでおります。
今、娘の受験を振り返り思うことは、我慢の連続だったということです。

娘が伸学会に通い始めたのは、小3の2月(新小4)からでした。
親としては通ううちに受験を意識してくれればという気持ちで、本人にとっては親から勧められた習い事のうちの一つとして、そんなスタートでした。

普段、家では、先生との面談で言われたことで、「どんなことでも少しのことでも良くなっていることを見つけて褒めてあげてください」ということを意識し、いつもは机に向かう時間が10分ほどのところ、今日は15分だったら、5分増えたことを褒めるなどし、気分良く勉強に向かえるように声掛けをすることを心掛けました。
しかし、模試の結果や普段の様子を見ると何か言いたくなることもあり、それはぐっと我慢。
それでもやはり気になり、宿題やった?学習記録書いた?と聞いてしまいますが、答えは大抵「大丈夫」の一言でした。
娘のこの「大丈夫」には、「やっているから大丈夫」と「できてないけど何とかなるから大丈夫」の二つの意味があり、もちろん前者と信じてガマンガマン、、、でした。
娘の方も模試の結果は良い時しか自分からは見せてくれることがなく、納得のいく結果が出ないことが多かったので、本人とっても我慢の時期が長くあったことと思います。

6年生になり、志望校を決める際も我慢の連続でした。
いくつか見学をした学校の中から本人が挙げた学校を目指そうとしましたが、模試や過去問演習では合格には程遠い結果の連続です。
当初はこだわりを持っていましたが、希望校を考え直すこととし、娘の希望を再度確認したところ、英語を頑張りたいということが一番でした。
それに親の希望として通いやすいことを加えた結果、1校に絞りました。
再度説明会に参加し、学校の見学と在校生の方の学校案内で具体的にイメージが持てたようで、本人も納得した上で志望校を決め、そこからは、ひたすら過去問演習に取り組んでいました。
これが6年生の11月頃のことです。
具体的な目標ができたことで、これまでの勉強への向かい方との違いは明らかです。
時間を決めて机に向かうようになりました。
今思えば、もう少し早くから学校見学をし、志望校を決めておけばとも思いましたが、我慢の連続で追い詰められてからの追い込みが良かったとも思えます。

迎えた2/1受験当日です。
模試の時も試験後にこちらから「どうだった?」と聞かないようにしており、本人からも言うことはなかったのですが、その日は、午後試験で出た問題で分からないものがあったから先生に見てもらいたいと言い、学校を出てすぐに走ってバスに乗り込み一人で塾へ向かいました。
後で聞いたところ、2/2午後の本命試験に向けて、不安を残したくなかったため、どうしても先生に聞いておきたかったとのことでした。
この前向きな姿勢に本気を感じました。
先生にはその問題の解説をしていただき、類題を解いたことで不安を解消し、自信をもって2/2午後試験に臨めたので、合格をいただけたのだと思います。

伸学会では、その名のとおり、娘の特性をよく見て、伸びる方向へと導いていただけたと感じています。
「算数が好きになった」、「今は勉強が楽しい」という言葉を娘から聞いた時は、半ば受け身で始めた塾通いからこんなにも変わるんだと驚きでした。
伸学会で学んだ勉強への姿勢はこれから経験する学校生活において糧になることと思います。
娘をサポートし、ご指導くださった先生方には感謝しかありません。本当にありがとうございました。