伸学会に通い出したのは４年生の７月ごろでした。

私自身が中高一貫校で良かったと思うことが多かったため娘にもぜひ中学受験をと思いましたが、はじめに入塾した某大手塾では体調を崩してしまいました。
しばらく自宅で一緒に勉強に取り組んでいましたがやはりなかなかモチベーションも成績も上がりませんでした。
そんな中、YouTubeで菊池先生の動画を拝見し、受験後のことも見据えてご指導くださる塾だと思い体験させていただくことにしました。
体験から帰ってくると、楽しかった！と生き生きとした様子で帰ってきて、通塾することに決めました。
　

その後も帰ってくると塾で楽しかったことなどを話してくれて、自ら宿題にも取り組み丸付けもするようになり、娘のペースで少しずつ実力もつき、成績も伸ばすことができました。
いつも子どもが勉強に自ら取り組みたくなる仕組みや振り返る時間を作ってくださっていたおかげだと思います。
　

第一志望は娘が一目惚れしてずっと憧れていた学習院女子でした。
得意の国語で模試の総合成績はキープできていたものの、算数が苦手なまま6年生になってしまい、このままでは危ないかもしれないと、今まで避けていた算数を6年生から頑張るようになりました。
塾で下剋上算数や四科のまとめに合格した数でチーム戦をしてくださったおかげで、苦手な算数もコツコツと取り組むことができました。
基礎からやりなおし、下剋上算数も何度も繰り返しボロボロになるまで取り組み、夏を過ぎるころには算数の成績も上がってきました。
　

いつもは参加したがらなかった夏合宿も、６年生では娘自ら参加したいと言い、もっと泊まりたかったと、言ったときにも成長を感じました。
伸学会で、自ら学び選択し振り返る力をつけてきてくださったおかげで、精神的にも成長できたのだと思います。
　

それでも９月から始まった過去問演習では、なかなか苦手科目で点数が取れませんでしたが、塾のご指導のもと、丁寧に類題演習とリトライを繰り返し、11月ごろには合格最低点を超える時がでてきました。
その後少し気が抜けてしまったのか、年末年始に解いた最新年度の過去問では合格最低点にはほど遠く、理科の成績もどんどん下がってきてしまい、娘も落ち込んだ様子でした。
私も不安になってしまいましたが、後藤先生はいつも「最後まで伸びるからこのまま勉強を積み重ねましょう」と、励ましてくださり、家庭でも前向きな言葉をかけるよう心がけました。
　

そんな中始まった埼玉受験。
当初受ける予定にしていた学校は、「落ちたらどうしよう」と、とても不安な様子だったため、別の学校を受けることに変更しました。
とても緊張した様子で受験に臨み、終わった後も落ち込んだ様子でしたが結果は合格最低点を大きく上回り合格。
とても嬉しかったようで自信がついたようでした。
　

受験前の不安な様子から、このまま上向きの気持ちで２月の本命校を受けた方が良いかと思いましたが、埼玉受験から１週間後、自分から「やはりもう１校練習しておきたい、そして本命校にもう少し近い偏差値帯の学校を受けておきたい」と言い出し、娘の成長を感じました。
千葉受験も、終わった後は自信がないと言っていましたが無事に合格し、さらに自信がついたようでした。
　

この２回の受験で、学校近くの神社へのお参りをルーチンにしていたので、学習院女子の近くの神社にもお参りにいきおみくじをひいたところ、なんと１番で大吉をひき、自分でも運が味方してくれている、と感じたようでその後もコツコツと勉強を続けました。
なかなか体力もなく、塾を休む時も多かったですが、入試直前は毎日自習にも行きました。
　

そして迎えた本番、少し緊張した様子でしたが、出発前にZoomで慣れた先生方から励ましていただいて、落ち着いて試験に向かったように見えました。
国語も苦手だった算数もできたし、すごく落ち着いて集中して取り組めた、との感想で、手ごたえがあったようでした。
面接でも、少し意地悪な質問をされても堂々と答え、成長を感じました。
結果は合格。
何度も何度も飛び跳ねて喜んでいました。
　

体調を崩したことも、塾も休むこともありましたし、不安や心配も多かった中学受験でした。
何度もメールで相談し、勝手なお願いもたくさんしてしまったと思いますが、伸学会の先生方はどんな時でも親子ともにあたたかく受け入れてくださり、娘の意志を尊重し、ペースを守ってくださいました。
娘の性格もよく理解して、いつも娘にあった声かけをして下さったおかげで、娘も安心して勉強できたのだと思います。
　

私自身はつい娘の意志を置き去りにしてしまう時があったのですが、いつも後藤先生がメールで気づかせてくださり、私自身も成長させていただいた中学受験だったと思います。
そして、親子ともに精神的にも成長でき中学受験を最後まで完走できたのは、伸学会だったからだと思います。どんな時でもあたたかくサポートしてくださり、本当にありがとうございました！
　

最後にこれから受験を迎える皆様へ。
最後の１か月の娘の成長は目をみはるものでした。
先生がおっしゃっていた通り、最後の最後まで子供は伸びていきました。
もし結果がついてこなかったとしても、この成長はかけがえのないものだと思えました。
塾と子どもを信じて最後まであきらめずに頑張ってください！