【受験体験記】広尾学園中学校進学F 君の保護者様より


中学受験経験者で共働きの両親と、本人、弟(小3:伸学会目黒教室通塾)、妹(2歳)の5人家族です。
本人は伸学会には、6年生4 月末よりオンライン生(・自習室、・ホームルーム、・振返り面談)として入会しました。
オフラインでは夏合宿、元日と受験直前の勉強会で伸学会にお世話になりました。
普段の通塾は自宅から最寄りの準大手塾G です。

伸学会のオンラインコースを受講するようになったきっかけは、5 年生の終盤ころに成績が伸び悩むと同時に、著しくやる気を失ったことです。
自宅では弟妹の影響もあり、なかなか集中して自習できなかったことも原因だと思います。

そして、主に勉強を見ていた妻の期待が空回りし、母子関係が悪化してしまいました。
悩んだ妻が伸学会のメルマガの内容に共感し、6 年の4 月に、状況を改善すべくオンラインコースに入会しました。
成績を伸ばすことも大事だが、本科の皆様と同じように、学習に臨む姿勢、習慣を身につけてもらうことを、より期待していまいた。

初めて見て、以下のような効果を感じました。
1.オンライン自習室の利用により、自宅で一人で勉強できるようになった。
2.ホームルームは、良い学習法の指導をうけ、また、知的な刺激があり、やる気が向上し行動に変化があった。
 (1)オンライン生同士の仲間意識も芽生えた。
 (2)入会するまでは、「2年間やってきたことが無駄になるから、嫌な受験勉強を続ける」という姿勢だったが、入会後は、「志望校に受かりたい。」という姿勢に変わった。
3.行動計画は、最後まで書けるようにならなかったが、自分の頭の中で計画を立て、実行していた。
4.毎週の振返り面談で、繰り返し課題の改善点に向き合ったことが、課題の克服につながった。本人は、振返り面談の効果が高かったと強調している。
5.参加した夏合宿で、本科の生徒さんの集中力の高さに感銘をうけ、自分の伸びしろを見つけた。
6.入会時は、合格率35%判定だった広尾学園に、合格することが出来た。

印象的なエピソードとしては、受験3か月前の11 月に、10 日間入院してしまったことです。
当然ながら、全く勉強をすることが出来ませんでした。
「勉強をやらないと遅れが生じて、マズイ。でも、勉強する意欲がわかない。このままだと受験に失敗する。」という負の心理状態から、本人は若干自暴自棄に陥りました。
そんな中、病室からオンラインホームルーム&振り返り面談を実施しました。
先生方に、「今まで勉強した日数を考えれば、入院期間は微々たるもの。大した問題ではない。」と励まして頂き、本人は気持ちの安定を取り戻すことが出来ました。
この対応は、親としても心強かったです。
病室からでも、このような繋がりを持てるのは、オンラインならでは、だと印象深いです。

また、親以外の大人と継続的に話す時間をとることが出来る、振り返り面談は非常に貴重でした。
・先生には良いところを見せたいという気持ちから、面談では、親には話さないような恰好いい目標を話す。これが、発言に見合った自分になろうと、プラスの行動に繋がる印象です。

―これをやってよかった。
1.自宅から徒歩圏G の通塾と、伸学会オンラインは、F にとって最適の組み合わせだった。
第一志望の合格と、良好な親子関係、勉強に取り組む姿勢のすべてが得られた。
2.模試:G 塾では、サピックスの模試を受けることが推奨されていたが、F と相談の上、途中から四谷大塚の模試に切り替えた。
サピックスの模試は難易度が高く、御三家等超難関校志望ではないF にとっては、得るものが少ないと判断。(点数や偏差値が低くでて、モチベーション下がってしまう。また、膨大な解き直しが必要になってしまいストレスになる。
等)
一方、サピックスの模試と同日に開催される四谷大塚の模試は、F の学力にフィットし、点数、解き直しの量共に、本人のやる気維持、学力向上に役立つ機会となった。

―反省点。
「親の中学受験の経験を引きずってはいけない。」ということに早期に気づければ良かった。
コツコツ取り組むことを厭わなかった母と、サクサク苦労せずに受験を終えた父には、ムラがあってもがきながらも成長するF は「別の生き物」だった。