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伸学会自由が丘校講師の太田です。
今年の受験が終わりました。
何回か朝の生徒応援にも行ったのですが、やっぱり皆初めて会った時より大人な顔になってるなぁ、と思いました。受験を経て、それぞれが確実に人として成長を遂げているのが、先生としては嬉しかったです。
それぞれの成長が絶対的なものであるのに対して、受験の結果は相対的なものです。
嬉しい結果の人も、悔しい結果の人もいたことと思います。
なんであれ皆さんがやるべきことは変わりません。
やるべきは「次に向けての勉強」です。
僕自身の話をしましょう。
僕は中学受験で運よく第一志望に受かった人間です。
当然嬉しかったですし、頑張ってよかったなと思いました。
ですが、受験という大きな目標の無くなった中学に入ってからの勉強にはやる気を出せず、ほとんど勉強しなくなりました。
すると、当然ながら定期試験ではビリに近い成績を取るようになりました。
特にヤバかったのが英語です。
もう2学期が終わりに近づいているのに、一般動詞とbe動詞(※中学準備講座で解説されると思います)の違いも分からない。
別に成績にそんなに興味は無かったのですが、流石に進級できないのはまずいと思ったので、必死に4月の部分からテキストをやり直しました。
まあまあ大変でしたが、何とか授業にもついていけるようになり、成績もちょっとずつマシになっていきました。
ということで、皆さんに伝えたいことは2つです。
➀勉強はいつまでも続くので、やらないと取り残される。
➁取り残されても、気付いたときに必死になれば、いつでも追いつける。
受験で嬉しい結果の人には➀の言葉を送ります。
4月から皆さんが行く学校には、皆さんと同じくらい優秀な人たちがいます。勉強を続けないと取り残されてしまいます。
でも、小学生ながら自分の力で納得のいく結果を勝ち取った皆さんです。その力があれば、中学に入ってからも勉強を続けていけるはずです。
逆に悔しい結果の人には➁の言葉を送ります。
確かに中学受験では満足いく結果は得られなかったかもしれないけど、まだまだ君たちにはたくさん時間があります。
受験を経てそれぞれ成長した点はいくつもあります。中学入ってもそれぞれがまた成長を積み重ねていけばいいだけです。
誰にも「過去」は変えられません。
変えられるのは「現在」、そしてその積み重ねの先にある「未来」だけです。
終わったことに甘えず、くよくよせず、常に「未来」のことを考えられる人になっていってください。
受験勉強、お疲れ様でした。