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代表の菊池です。
先月更新したブログ「菊池と尾本の反省会(http://www.singakukai.com/diary/look/231.html)」を読んだ保護者の方からこんな感想をいただきました。
「いつもお世話になっております。
メルマガ、いつも楽しみに拝読しております。
先日の尾本先生との相談会のお話を拝読し、先生方でもそのような気持ちになることがあると知り、親の立場も共感して頂いたように感じました。
親である私は時々そこでさらに感情的になったり言わなくて良い一言をぶつけてしまったりします。
先生方は、そのモヤモヤした親子関係に新しい道を一緒に考えてくださることが心強いと思いました。」
親と指導者、見ている角度は多少違いますが、子供を導かなければいけないという点では同じです。
似たような悩みを私たちも抱えています。
それをどう解消しているか、少し恥ずかしいですがオープンにしていくことで、保護者の気が楽になってくれればなと思っています。
感想ありがとうございました。
さて、今回のお話ですが、最近また別のことで心がモヤモヤしています。
2学期に入り、過去問演習講座がスタートして1ヶ月がちょっとが経ちました。
伸学会では、過去問演習はもっとも力を入れている指導の1つです。
日曜日の14時に集合し、各自の志望校の過去問を解かせ、終わった科目から順に講師たちがどんどん採点していきます。
そして、学校ごとに試験時間は違うので多少のバラつきはありますが、17時頃に全科目が終了するとそこからフィードバックの開始です。
特に国語・社会あたりの記述の書き方の良かった点や改善点の指導、そして算数の解説を19時までかけて個別に行います。
生徒20人弱に対して先生が5人投入される贅沢な布陣で、がっつり個別に対応しています。
先日の6年生の保護者面談でも、「ここまで手厚くやってくれるとは」と感謝されました。
そこまでは良いのですが。
人間は忘れる生き物です。
不要だと脳に判断されてしまった記憶はどんどん削除されてしまいます。
せっかく解説を聞いたのに、2~3週間したらきれいさっぱり。。。
そんなわが子を見てがっかりした経験は、親であれば1度や2度ではないはず。
そうならないようにするためには、終わった後の作業がもっと大切です。
そこで、伸学会では「ポイント発見」と呼ばれる、教訓を取り出す作業をさせています。
どこが覚えておかなければいけない知識なのかを整理させるのです。
こういう作業をさせることで、記憶の精緻化が進み、消えにくい記憶になります。
そして、そのあと「解き直し」を行い、今後合格点に達するためにどういう勉強をするか「合格への戦略」を立てさせる。
ここまでが1セットになっています。
この作業が子供たちにはなかなかハードルが高いのです。
教訓を取り出すときに、ちょうど良い具体性かつちょうど良い抽象度のものにできません。
「うっかりミスをした」←抽象的過ぎ
「12を足し忘れた」←具体的過ぎ
「おうぎ形の“周りの長さ”を聞かれているのに半径を2つ足し忘れた」←ちょうど良いのはココ!!
周りの長さって言われたら、弧の長さだけじゃなくて半径も足さなきゃいけない。
ここを覚えないと意味が無いですよね?
ということで、日曜日に行った過去問演習の「ポイント発見」「解き直し」「合格への戦略」をまとめさせ、木曜日に提出させてチェックをすることになっています。
で、モヤモヤの原因なんですが、そのチェックで最近あんまり出番がない・・・
私は木曜日は目黒校で授業なのですが、目黒校の生徒が提出したもののチェックは私が授業をしている間に尾本先生が全部やってしまっています。
自由が丘校の方は、翌日私が行く頃には後藤先生と江藤先生がやってしまっています。
先に他の先生たちがびっしりコメントを書いてしまっているので、私は何かプラスアルファで気付くことがあったらちょこちょこと追記しておしまい。
活躍してる感がありません。さみしい。。。
ここで悔しいとかさみしいとか思わずに、若手の後藤先生の成長を喜ばなきゃいけないんでしょうけど。
ということで、過去問チェックでエネルギーを温存している分、授業で生徒をビシビシしごいていこうと思います。
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速読・パズル道場の体験会を開催します。
現在の空席状況はこちらです
11月5日(日)
パズル道場体験会@自由が丘
11時~12時:空席4
14時~15時:空席5
16時~17時:空席3
速読体験会@目黒
11時~12時:空席3
14時~15時:空席4
16時~17時:空席6
11月19日(日)
速読体験会@自由が丘
11時~12時:空席4
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