自分の「勝ちパターン」を見つけよう

こんにちは。伸学会の菊池です。

以前ある人からお子さんのことについて相談を受けました。


その子は周りに人がいると集中できないそうで、
図書館などで友達と勉強することができないとのことでした。

集中力を高める方法は無いものか…

そんなお悩みでした。


こういう周りに友達がいると気が散ってしまう子って多いですよね。

同じようなお悩みはよく伺います。

かく言う私もその1人で、友達と勉強するとかは苦手でした。

そして、いまだに人と一緒に仕事をするのも苦手です。



果たしてどうすれば集中できるようになるのでしょうか?

あなただったらどんなアドバイスをしますか?















これには大きく分けて、2つの解決策があります。



1つは、脳の自己コントロール力を高める方法。

自己認識力(メタ認知とも言います)を鍛え、
やるべきことから意識がそれそうになっている自分に気付き、

軌道修正できるようにするのです。



もう1つは、集中しやすい環境を整えること。

人によって集中しやすい環境は様々です。

友達と一緒にいることで「良いところを見せなきゃ」という意識がプラスに働いて集中できる子もいれば、
1人でいる方が集中できる子もいます。

それぞれの個性・正確に合わせて、最も戦いやすい場を選ぶようにするのです。





これらを比べたときに、圧倒的に楽なのは後者です。

能力を育てるのには時間がかかりますが、
場所を選んで移動するのは今日からでも実行できます。

相談を受けた子の場合にも、自宅では集中できるということだったので、
じゃあそれで問題無しですね、という結論になりました。

めでたしめでたし。



さて、問題となるのは、

集中できる場所を持っていない子の場合です。



自分がどこなら集中できるのか知らないと、
そこに自分を持っていくことができないですからね。

これはトライ&エラーで探していくしかありません。



図書館やカフェのような、

ある程度周囲に知らない人がいて雑音がある場所が良いでしょうか?

(秦先生はこのパターンが好き)



自習室や職場など、

周囲に知っている人がいる方が集中できるでしょうか?

(尾本先生・後藤先生はこのパターンが好き)



それとも、自室などの1人になれるところが良いでしょうか?

(私はこのパターンです!)



こういったことは場所以外の要素でも言えますね。

例えば、朝がはかどるのか、夜がはかどるのかといった時間に関しても同様です。

「朝が生産性が高い」と様々なところで言われますが、
誰が何と言おうと私は夜の方がはかどる夜型です。

家の自室で、深夜に1人で作業をするのが私の“勝ちパターン”です。



狭い意味での、本当の自己コントロール力を高めることも大切ですが、
自分が自己コントロール力を発揮しやすい条件を知り、整えることも、
広い意味での自己コントロール力です。

集中力が無いように思える子でも、
力を発揮できる条件がきっとあるはず。

ぜひ探してあげてください。


あなたのお子さんの“勝ちパターン”はいったいどれですか?

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