できないことがなくなる技術

こんばんは。伸学会の菊池です。


あなたは、お子さんに何かを教えてもなかなかその通りにできるようにならなくて困ることはどれくらいありますか?

私はしょっちゅうあります。

「ノートをきれいに書く」
「宿題は計画的に進める」
「間違えた問題は直しをする」

どれも漠然としていて、子どもからするとやり方がよくわかりません。

「間違い直し」は何をしたら終わったことになるのか、明確な定義をお子さんに説明できますか?
「きれいなノート」とはどんなノートでしょうか?
「計画的」かそうでないかの線引きとは?

それらがお子さんに伝わらないのであれば、お子さんがいつまでもできないのは当然のことです。

人に教えるって難しいですよね。

そこで、もしあなたもそうしたことに悩んでいるようでしたら、今回は解決のヒントをお伝えしようと思います。


私が以前読んだ本に、
「できないことがなくなる技術」https://amzn.to/36Y2tal
という本があります。

この本が面白くて、
「あー、確かにそうだなー」
と納得したことがたくさんありました。


この本の内容は、端的に言うと「お手本になる人を見つけてまねしなさい」ということでした。

なぜそうすると良いのか、具体的にはどうやってやるのかが書かれています。

で、その「まねをするとうまくいく」ってことが、
子供は大人以上にあてはまるよなーと思ったのです。


例えば、私は授業のときに、生徒の良いノートをiPadで写真に撮って、モニターに映してクラス全員に見せています。

そして、「ちゃんと式が書いてあるから考え方が伝わってくるね!」「この図の書き方はうまいね!」「絵を描いてるから記憶に残りやすくて良いよ!」と良い点を褒めています。

そうすると、だんだんほかの子にもそれが伝染していくんですね。

他にも、合宿やGW特訓など、下級生が上級生と一緒に勉強する機会を設けています。  

そうした場を見ていると、毎年生徒たちの取り組む姿勢が良くなっていっているんです。

本来勉強時間ではない早朝から会議室で自習をする子が増えていたりとか。

生徒の取り組みが良くなっていることは普段の授業のときから感じていることでもありますが、こうしたイベントのときにはなおさら「定点観測」的な感じで違いがわかります。

なぜこんな変化が起こっているのか?

それがやはり「先輩のまね」ってことだと思います。

後輩の子たちは先輩たちの姿を見て学び、まねをすることができるんですよね。


ご存知のように、子供は言われたことを言われたとおりにするのはとても苦手ですが、人のまねをするのはとても得意です。

先輩をまねして良い勉強のやり方を身につけ、自分が6年生になったときには先輩以上のレベルになる。

そういった循環が毎年起こって、全体としてのレベルが高くなっていってます。

ちょっとかっこいい言い方をすると、そうやって「文化」ができていってます。

その文化を形成する一員になれるというのは、単純に子供が怠けてしまいそうなお盆休みやGWなどの時期に勉強時間を確保できるという以上の大きなメリットですね。

本を読んでみて、あらためて今うまくいっている理由がわかりました。


子どもは「まね」をさせると成長が速くなる。

これはあなたも活用してみてくださいね。

それでは。