セルフハンディキャッピングに陥らない育て方とは? 

こんばんは。伸学会代表の菊池です。

昨日配信した「本気を出すことができない心のブレーキ『セルフハンディキャッピング』とは?」に対して、またまたたくさんの感想をいただきました。

★★★
現在高2の息子が小学生の頃から、メルマガ、本、YouTubeも拝見し、大変参考にさせていただいております。
可能であれば自由が丘の伸学会に息子を通わせたいところでしたが、やはり少し遠く、、、残念です。

今回のお話も、これまでにご紹介があったのかもしれませんが、今日に限っては、うちの息子のことだ??とピッタリと当てはまってしまいました。
なるほど、これだったのかぁ、、、

菊池先生のようにお友達からの声掛けがあればいいのですが、そんな偶然に頼っているわけにも行かず、、、こちらから能動的に働きかける手段として何かありましたらまたご紹介いただけたらと思いますm(_ _)m
★★★
子供に対してもですが、我が身にも通じる話なような気もして、身につまされるというかなんというか、胸が苦しくなるというか(笑)
続きを待ってます!
★★★

といった感じで、「我が子のことだ!」と思った方ももちろんいらっしゃれば、「自分のことだ!」と思った方もいらっしゃったようです。

「身につまされて胸が苦しくなる」という感想とてもよくわかります。

私も書いていてそうですから(笑)

ということで、今回のテーマは「セルフハンディキャッピングに陥らないようにするには?」です。

昨日配信した記事「本気を出すことができない心のブレーキ『セルフハンディキャッピング』とは?」をまだ読んでいなかったら、さきにそちらを読んでくださいね。


さて、無意識に自分の能力にブレーキをかけてしまう「セルフハンディキャッピング」。

自分のプライドを守るために、本気を出して失敗したくないという気持ちが生まれて、本気を出せなくなってしまう。

そして、本気を出さずに時間が経ち、頑張っている子たちにどんどん置いていかれて、ついにはどうにもならない状態に陥ってしまう。

とても怖いものですね。


あなたのお子さんがそんな状態にならないようにするためには、いったいどんな声かけ・育て方をしていけば良いのでしょうか?

そのための方法は、日ごろから成績の良し悪しで一喜一憂したりしないことです。

そして、子どもを褒めるときには、テストの結果ではなく、テストに向けての行動を褒めるようにすること。

また、「頭が良いね」といった風に才能や能力を褒めるのではなく、「よく頑張ったね」と行動を褒めることです。


「頭の良さ」が評価されるとなったら、頭が良いことを見せなければいけないと子どもは考えます。

もっとも「頭の良さ」を示せるのはどういう状況だと思いますか?

それは、「努力をしていない」のに「良い成績が取れた」ときです。

逆に「頭が悪い」と思われてしまう状況は、「努力をした」のに「良い成績が取れなかった」ときです。

「頭の良さが良いところを見せたい」と思わせてしまうことが、セルフハンディキャッピングに子どもを陥らせてしまう原因になるわけですね。

逆に「頭の良さ」ではなく「頑張っていること」が評価されるとなったら、自分の頑張りにブレーキをかけるメリットも必要性もなくなるわけです。

結局のところ、キャロル・デュエック教授の言う【成長マインドセット】に切り替えていくことが一番の解決策なのだということですね。

お子さんには、
「あなたの頑張りを見ているよ」
「あなたが頑張ってくれることが嬉しいよ」
というメッセージを伝えましょう。

という、いつも通りの結論に落ち着くのでした(笑)

・成果主義より行動主義
・才能よりも努力

この2つをぜひ子育ての軸にしていってくださいね。

環境を変えていくと、子どものマインドも変わっていきますよ。

伸学会の生徒でも、やはり入会の時点ですでにあまり良くないマインドセットができてしまっている子が多いです。

でもホームルームの授業でどうあるべきかを教えると、理解できて言動が変わる子供たちも多いです。

ご相談にあったような中高生の子であれば、デュエック教授の「マインドセット」https://amzn.to/42mUBI7を読んで自己改革をすることもできるかもしれません。


学校や塾や習い事といった外的環境と、家庭環境と、両方からお子さんに伸びる子のマインドセットを教えていきましょう。

成長マインドセットに切り替える家庭環境の整え方の秘訣を、これからもいろいろとお伝えしていきますので、お楽しみに。

それでは!

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