イチローの父が語った子育ての秘訣
イチロー選手 (c)朝日新聞社

こんばんは。伸学会代表の菊池です。

台風で各所が大変なことになっているそうですね。
被害が少ないと良いのですが・・・

伸学会も本日は休校となりました。
そして、普段は有料のオンライン自習室を無料開放し、
みんなで塾のある時間は勉強しようという企画を行いました。

個人が特定できないように画質を落としてあります

左上に移っているiphoneを持った緑色が私です。
30人くらい集まってたのかな?

けっこう積極的に質問をする子もいて、
6年生はさすがだなーと思いました。

普段からオンライン指導を受講している遠方に住んでいる子たちは、
一瞬状況がわからずドギマギしていましたけど(笑)
混乱させてすまなかったね(笑)

さてさて、話が変わって、今日はイチロー選手のお話。
生徒が勉強している間、私は一緒に作文(ブログ)を書いていました(笑)

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、
今年イチロー選手(45歳、本名・鈴木一朗)が引退を表明しました。


イチロー選手はその名言の数々も有名で、
我々の生徒指導でも引用させてもらっています。

小学生だとときどき知らない子がいて驚きますが、
我々の世代からすると知らない人はいない、
まさに「レジェンド」と呼ぶにふさわしい方ですね。

人として尊敬してしまいます。


そのイチロー選手といえば有名なのが、
小学生の頃に書いた卒業文集です。


サッカーの本田圭佑選手、ゴルフの石川遼選手らとともに、
イチロー選手も卒業文集で語った夢がすご過ぎるとよく話題になっています。

その小学生の頃の夢を書いた作文がこちらです↓


僕の夢


ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。

そのためには、中学、高校でも全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるには、練習が必要です。
ぼくは、その練習にはじしんがあります。
ぼくは3才の時から練習を始めています。
3才~7才までは、半年位やっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は、はげしい練習をやっています。


だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時間~6時間の間です。

そんなに練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校で活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そして、その球団は、中日ドラゴンズか、西武ライオンズが夢です。


ドラフト入団でけいやく金は、1億円以上が目標です。

ぼくがじしんのあるのは、投手と打げきです。
去年の夏ぼくたちは、全国大会へ行きました。
そしてほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会ナンバ-1投手とかくしんできるほどです。
打げきでは県大会、4試合のうちに、ホ-ムランを3本打ちました。
そして、全体を通して打りつは5割8分3りんでした。
このように、自分でもなっとくのいくせいせきでした。
そして、ぼくたちは1年間まけ知らずで野球ができました。
だから、このちょうしで、これからもがんばります。


そして、ぼくが一流の選手になって試合にでれるようになったら、お世話になった人に招待券をくばって、おうえんしてもらうのも1つです。

とにかく一番大きな夢は、プロ野球選手になることです。


鈴木一朗


ご覧のとおり、小学生とは思えないほど夢の内容が具体的です。
これが本当に世界で活躍できた理由なんでしょうね。

私たちも生徒に「未来合格作文」を書かせて、
成功する自分の姿をイメージさせるトレーニングをしていますが、
苦戦する子が多いです。

「メンタルトレーニング」としてここまでハイレベルな作文を、
指導を受けてか受けずにかわかりませんが
小学生のときに書けたのはさすがとしか言えません。


こうなると、
そんなイチロー選手を「どのように育てたのか?」って興味がわきますよね。

何がイチロー選手を生んだのか?
どうすれば圧倒的な成果を上げる人間が育つのか?
我が子をイチロー選手のようにするには…

あなたもきっとそんな風に思うんじゃないでしょうか。
 

実はイチロー選手の父、鈴木宣之氏は
『息子イチロー』という本で
イチローがプロ野球選手になるまでともに過ごした歳月を振り返っています。
  
そこには、このように書いてあります。
  

私が一朗を育てるうえで常に気をつけたことは、
頭ごなしに叱りつけたりスパルタ訓練はしない、
うるさくクチバシをはさまず、
本人の自主性を尊重して自由にやらせよう、
ということだった。

高飛車な態度では、子供はついてこない。

子供の心をひきつけるには、
子供の目の高さで物事を見て、
控えめで謙虚でなければならないと思う。

親が子供を無理やり引っ張っていくのではなくて、
親のほうが子供のあとからついていけばいい、
というくらいの気持ちだった。
— 

子どもの自主性を尊重する。
 
そのことにどれだけ大きな力があるかわかりますよね。
 
本人が自由に決めたことだからこそ、
決めた内容に当事者意識が生まれ、
やろうという気持ちになっていくわけです。
 
 
これってプロ野球選手を目指す場合だけでなく、
中学受験の合格を目指す場合でも同じだと思います。
 
もちろん、
中学受験のその先でも。
  
  
イチロー選手のような”超”一流の子供を育てた秘訣を、
我々も取り入れていきたいものですね。
  
そして、社会で活躍する一流の子供に育てていきましょう♪


頭ごなしに叱りつけないための方法としてこちらもおすすめです↓

   

■子供の自主性を引き出す秘訣をメルマガでも無料で配信しています。

→登録はこちらから←