あなたは受験校選びでこんな間違いをして、子供が素晴らしい中高6年間を過ごすチャンスを逃していませんか?

こんにちは。伸学会の菊池です。

 

 

伸学会では、今週の土曜日に入試概況説明会を行います。

 

現在その資料を作成中で、けっこう頭を悩ませています。

 

ブログを書いて気分転換中です。

 

 

今回の説明会で、受験校の選び方を保護者に伝えようと思っています。

 

その伝え方が、難しいなーと思っていまして。

 

 

ぶっちゃけた話、

 

偏差値で志望校を決めるのはバカな行いだと私は思っています。

 

 

でも世間的にはそういうことをする人が結構いるのです。

 

「偏差値50以下の学校なんか行かせても…」

 

なんてことを平気で言っちゃう人もいます。(特に父親にありがち)

 

そういう価値観を壊したいと思っています。

 

 

学校についている偏差値は何で決まるとあなたは思いますか?

 

学校の絶対的な価値だなんて思ってやしないでしょうか?

 

 

 

偏差値を決めるものは「人気」です。

 

商品の値段が決まるのと同じ理屈です。

 

多くの人が買いたいと思うと値段が上がり、

 

多くの人が行きたいと思うと偏差値が上がります。

 

 

多くの生徒も保護者も、

 

自分が受験する年の偏差値表だけを見て、

 

この学校の偏差値が高いとか低いとか、

 

どっちの学校の方が上だとかを考えます。

 

 

しかし、毎年見ている私たちは、

 

偏差値は年によってけっこう上下することや、

 

どっちの学校が上か下かも入れ替わることを知っています。

 

 

学校の価値がそんな頻繁に変わるわけありませんよね。

 

場所も設備も変わらないんですから。

 

 

だから、ちゃんとその学校の価値を分かったうえで学校を選ぶのであれば、

 

偏差値が低い年に受験する方が

 

セールで買い物をするような、

 

お得で賢い選択になりますよね。

 

でも、みんなわざわざ高い方に行きたがるんです。

 

 

学校の価値について、

 

もう少し踏み込んで考えてみましょう。

 

 

学校の価値は、

 

誰にでも共通な客観的なものでしょうか?

 

 

いいえ、違います。

 

学校の価値は主観的なものです。

 

 

ですから、お父さんが良いと思う学校と、

 

お母さんが良いと思う学校と、

 

子供が良いと思う学校が一致するとは限りません。

 

 

まして、よそのご家庭が良いと思う学校、

 

すなわち人気があって偏差値が高い学校が、

 

あなたのご家庭にとって良い学校とは限りません。

 

 

学校の価値は、あなたのご家庭との相性で決まります。

 

友人や恋人や結婚相手を選ぶのと同じです。

 

 

あなたは恋人を選ぶときに、どんな基準で選びましたか?

 

顔や背の高さやスタイルの良さが魅力的だったから?

収入が良かったから?

趣味が合うところ?

価値観・人生観が一致したから?

優しさや気配りができるところでしょうか。

 

どれも大切な要素ですね。

 

ですがおそらく

「みんなに人気だから」

という理由で選んだ方は少ないんじゃないでしょうか。

 

たまにいますけどね、そういう人(笑)

 

 

学校選びもいろいろな基準があります。

 

校舎がキレイ・制服がかわいいとか、

学費が高すぎないとか、

やりたい部活があるとか、

子供をどう育てたいという理念が家庭と一致しているとか、

面倒見が良いとか。

 

 

正しい基準があるわけではありません。

 

好みの問題です。

 

優先順位だって家庭によって違うはずです。

 

 

だから、偏差値が高いから(=みんなに人気だから)、

 

その学校を選ぶというのはバカらしいと思いませんか?

 

偏差値が低いから(=みんなに人気が無いから)、

 

受験校の候補から外すのは間違っていると思いませんか?

 

自分にとって魅力的かどうかを考えるべきですよね。

 

 

人でも学校でも、

 

人気があるのは何かしら魅力的な点があるからです。

 

それは間違いありません。

 

 

だから、魅力的な学校を選んだら、

 

結果的に偏差値が高いことが多いのは当然です。

 

それは仕方ありません。

 

 

でも、偏差値から先に見て、

 

良い学校だろうと決めつけるのは順序が違います。

 

なぜなら、他の人が魅力的だと感じるその点は、

 

あなたにとっても魅力的とは限らないからです。

 

 

面倒見が悪い=自由度が高い学校が良い、

 

という人だっているでしょう?

 

 

一番良いのは、自分にとってはすごい魅力的だけれど、

 

他の人たちが気づいていないという場合です。

 

 

みんなは知らないけど、

 

実はあの人にはこんな良いところがある。

 

そういうことです。


(ナイショだよ)

 

ちょっと例えが変わりますが、

 

有名な人気高級ブランドじゃないけれど、

 

気に入っているプチブランドって、

 

だれでも1つや2つあったりしませんか?

 

 

有名な人気高級レストランじゃないけれど、

 

気に入っている行きつけのお店って、

 

1つや2つあったりしませんか?

 

 

そういう他の人が魅力に気づいていない良いものを見つけると、

 

お手頃な価格で手に入れられるものです。

 

 

学校選びにもそんな視点を持ってほしいなと思っています。

 

 

そうすると、

 

偏差値があまり高くない学校から、

 

お買い得な学校を探すのが楽しくなります。

 

 

あなたとお子さんにとって、

 

相性の良い魅力的な学校が見つかりますように。

 

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