学習記録リニューアル!

夏が近づき、合宿の準備に追われています。
昨年宿泊先から「来年はBBQがなくなるかも・・・」と言われ心配していたのですが、
先日「今年も思いっきりいいお肉が準備できました!」という連絡を受けテンションが上がってます。
今年も1年分の肉を食べまくるぞー!
こんにちは、目黒校の尾本です。

現在、6年生の多くは月に1回外部模試として日能研模試を受験しています。
日能研模試はアタックテストと比べると、最近学習した内容とずれていたり、総合問題が出題されたりと入試に近いテストです。
そうなってくると塾の宿題をやっているだけでは成績は思うように上がりません。
各自でテスト対策を計画し実行していくことが大切になります。
目標を決めて計画を立てて実行するのは生徒本人です。
小学6年生の課題としては結構ハードルが高いですよね。
私なんて目先の10日間のスケジューリングもできる自信がない・・・(>_<)

もちろん模試についてすべてを生徒に任せるのではなく私の方から
「次回の日能研模試は6月24日ですよー」とか
「次回の試験範囲はこれですよー」などと
声掛けをすることがあります。
そこで事件は起きました!
尾本「今回の社会の試験範囲なんだっけ?」(壁にある範囲表を確認しよ)
生徒A「先生、知らないの?江戸時代ですよ」
尾本「えっ、そうなの?あっ、確かに書いてある・・・よく知ってんなぁ」
生徒B「だって学習記録書いてたら毎日確認するじゃん、覚えちゃったよ」
生徒C「試験範囲知らないと計画も立てられないし予定も書けないよ」
生徒D「先生も学習記録書いた方がいいんじゃない(笑)」
尾本「・・・」

その場にいた模試を受験する生徒全員が試験範囲を把握していたのです!
なんて素晴らしいことでしょう!!
今までは模試が近づくとHRで計画を立てさせるために範囲表を配っていました。
ですが今年の6年生は自らそれを実行していたのです!
しかも試験2週間前からすでに!
こちらの手間がまたひとつ減り、より学習面での指導に力を入れることができます。
指導時間の多くが問題の解法や知識の確認に使えるので成績のアップが期待できますね(^^)

こうなった理由の一つは学習記録の定着です。
今年の6年生は学習記録の定着率が高く、内容の質もなかなかです。

毎日学習記録を書くためにテスト範囲を確認して、書くことで試験範囲を覚えてしまう。
すると学習の効率化が図れるので成績も上がる。
その結果、学習意欲が上がるので自ら机に向かう時間が増える。
また、成績が上がる・・・
という成績上昇スパイラルのスタートに学習記録があります。

そして今回その学習記録がリニューアルされました!
「学習予定」や「学習内容」や「学習時間」は変わらないのですが、
伸学会で指導している「くすトーーク」(振り返りと原因の掘り下げ)を追加しました。
また、「明日の行動目標」を質を高める「か・き・く・け・こチェック」(SMARTの法則小学生Ver.)も追加しました。

書き慣れずに「前の方が良かった~(T_T)」と言う生徒もいましたが、
「これらに慣れておくと過去問対策をやるときに差が出るよ」と言うと、
「じゃあ、頑張って早く慣れる!」と張り切っていました。

学習記録もどんどん変化していきます。
しかし大切なのはこの変化が生徒の成長にどう影響するのかです。
今まで以上に生徒の変化に注目して成長のサポートにつなげていきたいと思います。
これからも生徒と一緒に試行錯誤しながら、より良いものを提供していきますね!


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