成長の秘訣はなんだろう?

昨日校舎で仕事をしていたら、新しく個別指導で入会する保護者の方から電話がありました。

そのときに、「伸学会の学生の先生達はみんな元教え子さんなんですよね?皆さん優秀に育っていて、すごいですね。」とおっしゃっていただきました。

そのときは照れくささもあって「優秀な子に働かないかと声をかけてるだけで、教え子全員が優秀というわけではありませんよ」と謙遜しました。

けれど、後になってよくよく考えてみたら、謙遜する必要も無かったな思いました。

「あなたのお子さんも優秀に育てますよ」くらい言えば良かった(笑)

実際私の教え子達は、伸びるタイミングに差はあれど、本当によく成長しています。

少し前に秦先生と、彼の昔の成績のデータが出てきたので思い出話をしました。

彼が4年生で初めて受けた四谷の学力判定は偏差値47でした。

5年生の後半で学力判定とか組み分けが偏差値60ちょっとくらい。

そこから開成受かったのはよく頑張ったよねー、と盛り上がりました。

でも秦先生だけのレアケースではありません。

今までの教え子の中でそれくらい伸びたは子けっこういます。

「どうやって育ててるんですか?」と電話でも聞かれたので考えてみたのですが、そのときは答えに困りました。

というのも、今と昔とだと、教え方もだいぶ変わってきているからです。

そのときそのときにベストを尽くしてはいますが、小学生当時の秦先生を教えていた頃の自分の指導力は、今の私から見ると拙いものです。

今の子達ではなく、当時秦先生達を優秀に育てられた理由って何だったんだろう?

で、今も昔も変わらないものが1つ思い当たりました。

「信頼関係」かな。

心理学やら脳科学やら、当時はよくわかってなかったですが、「この先生についていこう」って思わせることには、何かしらの理由で(若さと勢い?)成功していたんだと思います。

今もスタッフとしてついてきてくれてますし。

仕事においても勉強においても、これからも信頼関係を大切にしていこうと思いました。

データを漁って発掘した昔の写真。

画質の荒さに時代を感じる笑