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こんにちは。吉田です。
私は親にされて嬉しかったことが2つあります。
そのうちの1つが「比較されなかったこと」です。
私は3人兄弟の末っ子として育ってきましたが、一度も兄達と比較をされたことがありませんでした。
妹の私から見ても優秀な兄達でしたが、成績・生活態度を含め、ただの一度も「お兄ちゃんは○○なんだから」と言われた記憶がありません。
そして更には他の子と比較されたこともありません。
そんな中で育ったので勉強に対して劣等感を抱くことはありませんでした。
子供には「あなたはあなたで良い」というメッセージを送りたいですよね。
だから私も生徒には「比較をしない」ということを心がけて接していこうと考えています。
一方で、「人の振り見て・・・」というように、他人の行動から学ぶということもとても大切なことです。
他の子が自分より良い行動をしていたら、それをまねして欲しいと思うものですよね。
私もそれは思います。
保護者の方もそう思っているからこそ、周りの子供と比較するようなことを本人に言ってしまうのだと思います。
では、比較することなく、本人が周りとの違いに気が付くようにしむけるにはどうすればいいのか?
それは、本人が周りはどうなのかを知るきっかけを作る事が一番です。
人に言われれば腹がたったり、そこに「評価」が含まれると劣等感を感じたりしてしまいます。
でも、自分で気付いたことなら素直に認め、受け入れて良いところを真似しようと思えるものです。
そこで、伸学会では学習記録に「バディサイン」という欄を作っています。
これはまさに自分で気が付くきっかけのためのものです。
生徒同士でペアを組んでいる相手の学習記録に目を通し、良いところを褒めたりこうした方がいいというアドバイスを書き込んだりしています。
また、ホームルームの時間にはクラス全体でもお互いの学習記録のチェックをし合います。
自分から周りの良いところに気が付き取り入れる力
この力を身に着けることが出来たら、それは一生役に立ちますよね。
私も親からされて嬉しかったことを真似て「比較をせず」生徒の成長をサポートしていきたいです。