- 人生で成功するための4つの秘訣(2025年03月31日)
- 子どもの先延ばし癖の直し方(2025年02月19日)
- 受験結果にはこだわるべき?(2025年02月14日)
- 国語の成績の伸ばし方(2024年12月31日)
- 失敗しない志望校選びの見落としがちなポイント(2024年11月24日)
- 忙しい親御さんにやってほしい時間の作り方3選(2024年10月11日)
- 菊池の最近の授業における悩み(2024年09月25日)
- この動画だけは絶対に見てください(2024年09月21日)
- エビデンスのある地頭が良い子の育て方5選(2024年09月14日)
- 脳がマッチョになってIQが上がったっていう縦断研究の話(2024年08月30日)
こんばんは。伸学会の菊池です。
あなたのご家庭では、勉強のことで親子で険悪な雰囲気になってしまうことってどれくらいありますか?
宿題をやるとかやらないとか、間違えた問題を直す・直さないとかで、ちゃんとやれと言っても言うことを聞かない子って多いんですよね。
そのせいで、親の方もだんだん言い方がきつくなり、子どもの方も反発して態度が悪くなり、余計に言うことを聞かなくなる悪循環。
子どものことが大好きなのに、大切に思っているのに、勉強のことがからむと衝突が増えてしまって、きついことを言ってしまった自分のことも嫌になる。
そんなお悩みを抱えている方は塾生の親御さんでもとても多いですし、保護者セミナーに参加する形からも頻繁に相談されます。
辛いですよね。
そういう状態から抜け出し、親子で楽しく受験勉強に取り組めるようになってほしいと思って、私は様々な情報発信をしています。
今回は、私が運営しているオンラインサロン
「中学受験同好会」(https://peraichi.com/landing_pages/view/qkh93/)
のベストプラクティス共有会で、大変すばらしい取り組みの投稿があったので、あなたにもシェアしたいと思います。
あなたも親子で雰囲気が悪くなってしまうことがあったら、こういう工夫をすることで改善できたりするんだと参考にしてみてくださいね。
—
我が家の今月のべスプラですー!
新小4男子の母の取り組みです。
①背景:丸つけをする際に、ケアレスミスなどで✓をつけるときに私がイライラしていた。大きく✓や×をつけることもあり、それを見た息子もイライラ。
②実施した施策:採点の際、✓ではなく、♡にすることに!
月1で出している添削問題(ぴぐま)の先生からの返信で、直してほしい箇所に♡マークがつけられており、なんて素敵な導き方なのでしょう!と思い、真似しようと思いました。

思わず、イラっとして、✓をつけることもあるのですが、すぐにイカンイカン!と気づき、✓から→♡に修正できるので(上に2つお山を足せばよい)♡の形はすごく良いではないか!と思っております。

③結果どうなったか:採点でイライラすることが激減しました。
以前は、ほぼほぼ10回中8回はイライラしていましたが、今では1~2回に。
また、イライラしても、修正できるようになりました。
✓をつけても、♡に直すことで私の脳が1階から2階に上がっているのかもしれません。
親子間の衝突も減りました。
④考察・学び:私がマルつけを穏やかな気持ちで取り組めるようになってきたこと。
♡を書くことで、自分の気持ちに客観的になり、「生まれてきてくれた時の気持ち」などを思い起こし、頭を冷やせます。
こんなに頑張ってるのに×や✓をつけるより、これから成長できる証、応援の♡マークをつけることで、親子で前向きに取り組めるのかなと思いました。
⑤ コールトゥアクション:親がまるつけをする場合は、♡マークおススメ!
イラー!っとして大きな✓をつけても、あとから修正するとそれだけ大きなハートマークに変化します!(笑)
—
ということで、伝え方をちょっと変えるだけで、親子ともにイライラが大きく減ったという素敵なお話でした。
こういうことって他にもいろいろ応用ができますよね。
「伝え方が9割」という本が売れていますが、正しいことを伝えていても、正しさだけでは人は動いてくれません。
特に相手が子どもであればなおさらです。
上手な伝え方を工夫して、お互いに気持ちよく日々を過ごし、子どもを成長に導きたいものですね。
あなたもし親子関係に悩んでいたら、ぜひ上手な伝え方を試行錯誤してみて下さいね。
それでは。
P.S.
オンラインサロン「中学受験同好会」では毎月こういう共有会を行っています。
お互いに成功事例・失敗事例を共有することで、親力の成長を加速させています。
今回紹介した取り組みに対しても、
「@Aya さん、これは天才!ですね。うちは色を変えて丸つけしてたので(1回目赤→2回目青→3回目緑)、3回も間違えると、「もう緑でいいよ(怒)」みたいになって、逆効果になってたので悩んでました。あと、丸つけの親の態度も良くなく、ついついコノヤロウとか思って✖️をつけてましたので、♡マークで2階の脳を働かせたいと思います。やってみます。」
「@Aya san, 素敵です!♡のバツマーク!!
ウチの男子もバツに過剰に反応する傾向があって「なんで?逆にここだけ抑えれば、100点になれるんだよ?」って 励ましても癇癪を起こすので、本当に困っています。やってみます!」
「みかんさん 男子はなぜか×とか✓を見ると、怒り出しますよね、、、私の指摘の仕方も強く感じてしまうのかもと思いまずは♡マークをつけて、自分の心を落ち着けている次第です。
男子の癇癪・・小4になり、激しくなってきましたが、、小5、6になるとどうなるんでしょうか?! その前にサラリ~と柳のようにかわせる母になりたいなぁ。
一緒に頑張りましょう~(><)!」
「@Aya さん、♡付けは、年長の妹が特に気に入ったようで、継続して実施していますよ~(^^) 」
といった感じでレスがつき、大変盛り上がって他のご家庭にも広がっておりました。
毎月素敵な共有がありますので、あなたも役立ててくださいね。
初月無料ですから、お試しでどうぞ(^^)
P.P.S.
オンラインサロンでは会員特典として親ゼミのバックナンバーを1年分無料で公開しています。
もうすぐ2021年5月の第26回親ゼミ「科学的に効率の良い学習法②」の公開が終了します。
こちらの内容に興味がありましたら、急いでお試し入会してみてくださいね。