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こんばんは。アルコール除菌推進中の菊池です。
うがい・手洗いを大切に!!
塾内での新型コロナウィルスの感染を防止するために、
あらためていろいろ調べてみました。
子どもたちを見ていると間違った対策をしている子が多かったので、
この記事ではウィルス対策の正しい方法についてお伝えしようと思います。
ご家族を感染から守るために活用してください。
まず、一言で簡単に言うと、
新型コロナウィルス対策はインフルエンザウィルス対策とほぼ同じだそうです。
日本環境感染学会の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について」に、
「一般市民の方々へ―共有してほしい情報と行動―」が詳しく書かれていました。
http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_mizugiwa_200221.pdf
興味がありましたら読んでみてください。
上記の資料に「現時点では空気感染の可能性はきわめて低いと考えられます」とあります。
新型コロナウィルスも通常のコロナウィルス(よくある風邪の原因)やインフルエンザウィルスとおなじく、感染経路は「接触感染」・「飛沫感染」だそうです。
ですから、対策も同じになります。
「接触感染」は、最終経路はほどんどの場合「自分の手」です。
自分の手が、
自分の口や鼻や目に触れることで、
自分に感染します。
ですから、こまめに手を洗うことが、
接触感染を防止する最も有効な手段となります。
単純なようで最も効果がある予防法なので、
お子さんにも徹底させてください。
手洗いの方法はこちらを参考にして下さい。
もう一つの感染経路である「飛沫感染」ですが、
こちらの対策は「ほかの人、特に咳やくしゃみをしている人に近づかない」ことです。
学校を休校にしたり、
人がたくさん集まるイベントの休止を求めたりしているのはこのためです。
「飛沫感染」は、咳やくしゃみで飛んできたウィルス入りの飛沫が口・鼻・目に入ることで起こります。
つまり、くしゃみなどで飛沫が飛ぶ範囲(だいたい2mくらい)しか起こらない、ということです。
人込みは避けた方が良いですが、
「外はウィルスが花粉のように飛散して空気中を舞っていて、家の中に引きこもらないと危険」というわけではありません。
だって、満員電車の中ならいざ知らず、
外を普通に歩いていて半径2m以内のすぐそばに人がいて、
なおかつその人が自分の顔に向かってくしゃみをして、
飛沫がばっちり口・鼻・目に着弾する。
そんな状況はなかなか想像できませんよね?
誰かがそばでくしゃみをしてウィルス入り飛沫を飛ばしたとしても、
服や皮膚にウィルスが着くことでは感染はしません。
そのウィルスが「自分の手」を経由して、
「接触感染」を起こさないようにしましょう。
また、以上のような飛沫感染のしくみから、
マスクは感染防御的にはあまり効果がないと言われています。
そもそも通常ではウイルスは空気中に飛んでないからです。
「ウィルスは普通のマスクは貫通する」
ということも覚えておいてください。
花粉のサイズが3um~5umなのに対して、
ウィルスの大きさは0.1um程度しかありません。
医療用プロ仕様のN95マスクのようなものでもなければ、
ウイルス単体の侵入は防げません。
咳やくしゃみなど水分を含んだ状態のウィルス飛沫は3umほどの大きさがあるので、
花粉用マスクでも侵入を防ぐことができます。
しかし、付着したウイルス飛沫が乾燥しウイルス核になると、
吸い込む息に合わせてマスクを浸入してくる恐れがあります。
飛沫が乾燥するまでの時間は約2時間とされています。
マスクは感染している家族を看病するためにそばに近づかなければならず、
咳やくしゃみによる飛沫が自分の方に飛んでくる危険があるなどの場合には有効です。
より重要なのは咳やくしゃみをしている側がマスクをつけて、
飛沫をまき散らさないようにすることです。
上記のように飛沫が乾燥するまでの時間は2時間ですから、
こまめな付け替えが必要です。
また、満員電車に乗らなければいけないような場合に飛沫感染を予防するためにマスクを着用するのでしたら、
行きと帰りでマスクを交換する必要があるかもしれません。
最近はマスクが手に入りづらくなっていますので、
貴重なマスクはここぞという必要な場面で効果的に使うようにしてくださいね。
こうしたことを踏まえて、
あなたのお子さんを感染のリスクから守るためには、
とにかくうがい・手洗いの徹底をさせていきましょう。
マスクをつけさせる場合には、無意味にマスクをさわらないこと、
飲食や鼻をかむなどの必要があってマスクを外す場合には先に手を洗うことを教えてください。
そうでなければ、
もし手にウィルスが着いていた場合、
マスクが汚染されます。
そして、ウィルスがマスクを貫通して体内に侵入する危険があります。
一昨日の土曜日の授業のとき、
生徒たちにも正しいマスクの使い方について言い聞かせたのですが、
やはりマスクがうっとうしいのか、
頻繁に触ったりずらしたりしてしまっていました。
主なウィルスの侵入経路である口・鼻を守るということから考えると、
顔を触る頻度が増えてウィルスを自分の手で運んできてしまう危険が高まるのは本末転倒ですね。
「自分が感染していた場合にウィルスをまき散らさないため」
と考えてマスクをしているのでしたらそれでも良いのですが、
もし「自分をウィルスから守るため」という目的でマスクを着用するのでしたら、
「マスクを手で触ったら意味がない」ということも教えてあげてくださいね。
これらの対策はインフルエンザが流行しているときでも共通です。
インフルエンザ対策でうがい・手洗いをしろと言っても、
危機感があまりないからか
子どもはなかなかちゃんとやりませんよね。
危機感があるこの機に、
正しいウィルス全般への感染予防対策をお子さんに身につけさせ、
習慣化してしまいましょう!
それでは!
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