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こんにちは。伸学会代表の菊池です。
最近写真を整理していて、昔の写真を発見しました。

2014年4月、
伸学会が開校して2カ月くらいの頃の写真です。
舞い散る桜の花びらが鮮明に写っている、
良い写真ですね。
この桜の木は、毎年美しく咲いて、
私の心を明るくしてくれます。
6回目の桜の季節を迎えた今年の春も、
変わらない美しさでした。
でも、この頃と今とでは、
決定的に違うものもあります。
生徒の数です。
この写真の右上に写っている生徒2名、
これが当時の伸学会の本科コース生の全てでした。
個別指導にも生徒が2人いましたが、
それでも伸学会の全塾生は、
合わせてもたったの4名でした。
指導者としてのキャリアは長く、
指導力には自信がありましたが、
生徒をどうやって集めたら良いのかはさっぱりわかりませんでした。
ちなみに先生の数は、
私と当時アルバイトの大学生だった秦と、
小泉と、宮本の4人。
生徒と同じ人数!
このままだと伸学会は
1年経たずに消えてなくなるだろうな~。
そんなことを現実的に考えていたのを覚えています。
本科コース生は、4年生が2名、5年生は0名。
時間割上は存在する5年生クラスの授業の時間、
私は時間を持てあましました。
何もすることがありません。
でも、飛び込みで保護者が入ってきて
「資料をください」となるかもしれません。
(結局そんなことは全然なかったのですが笑)
だから、やることが無いから帰る
ということもできません。
さぁどうしよう?
そこで、私はブログを書き始めました。
自分がどんな思いで子供の教育に携わっているか。
子供が学びを楽しむために、大人は何をすれば良いか。
努力を空回りさせず、
成果に繋げさせてやるために、
どういう勉強のやり方を身につけさせてやれば良いか。
誰が読んでくれるかわからない中で、
むしろ誰も読んでくれる人がいない中で、
インターネットの宇宙に向けて
ブツブツひとり言をつぶやき続けました。
こうして言葉にしてみると、めちゃめちゃ悲しいですねコレ(笑)
そして、半年くらい続けたあたりでしょうか。
急にブログの読者が増えはじめました。
それにともない、生徒も増えはじめました。
9月⇒10月と体験の申込が続き、
1クラス10名だった4年生が満席になりました。
0人だった5年生も、5人になっていました。
これなら潰れないですむかな。
安堵したのを覚えています。
あれから5年がたった今、
伸学会の本科コース生は100名近くに増えました。
個別指導やオンライン指導の生徒、
速読・パズルに通ってくれている低学年の子たち、
みんな合わせると生徒の数が250名以上になりました。

昨年の合宿の集合写真です。
顔出しNGの子もいるので画質を粗くしていますが、圧巻です。
50人近くいます。すごい人数ですね。
5年前との違いに、ただただ驚くばかりです。
先生の数も30人ほどに増えました。
メルマガの読者も3600人を超えました。
気づけばこれだけ、私に共感してくれて、
集まってくれる仲間が増えました。
塾が潰れそうだったあの頃から、
私がしてきたことは何か?
何か魔法を使ったわけではありません。
ただ、情報を発信してきただけです。
ただただ、それを続けてきました。
読んでくれる子育て中のお父さんお母さんたちに、
役に立つ情報を発信しました。
スタッフたちに伸学会の理念と指導法を発信しました。
続けていたら、
いつのまにか状況が変わっていました。
そういえば、出版社からお声がかかり、
もうすぐ指導法をまとめた本も出版されます。

本を書くのは大変だといろいろな方に言われましたが、
私は全然苦になりませんでした。
自分は文章を書くことが得意なようです。
でも、もちろんはじめからうまかったわけではありません。
初期の頃のブログは、
今見返すと粗削りも良いところで、
恥ずかしくて自分で見ていられません。
(だからごっそり削除しました)
以前メルマガの読者さんに、
「文才がありますね」と感想をもらいました。
文才?
とんでもない。
才能なんかじゃありません。
伸学会ができてから5年が経ちます。
振り返ればあっという間に感じられる時間ですが、
1年生が6年生になると考えたら気の遠くなる時間です。
それだけの日々、
毎日文章を書き続け、推敲してきました。
続けていたら、いつの間にか上達していた、
ただそれだけのことです。
成し遂げられる成果も、
身につけられる能力も、
すべて行動の積み重ねで決まります。
私はそのことを身をもってよく知っています。
今もまだ通過点ですから、
この先さらに知ることになるでしょう。
続けることには、
要領よくやることよりもはるかに大きな力があります。
だから、私は子供たちにも、
目標に向けて行動し続けられるようにしてやりたいと思っています。
どうやって私は行動を続けてきたのか?
私は特別意志が強かったわけではありません。
私に特別な才能があったわけでもありません。
ただ、続けるためのルールに従っただけです。
自分のやっていることを好きになる方法。
自分のやっていることに情熱を燃やし続ける方法。
邪魔になるものを取り除く方法。
そういった人の心理や行動の原理に基づいて、
続けられるように自分を誘導しただけです。
これらは単純な技術の問題です。
知っているか知らないかで差ができます。
ぜひ、お子さんにもそういった続けるための技術を教えてあげてください。
続けていれば、必ず成長も成果も、
後からついてくるのですから。