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娘は、3年生くらいからパズル道場に通い始め、当たり前のように4年生になるころには本科に通い始めました。
もともと、受験で合格することが目的というより、楽しく勉強してほしい気持ちが強く、伸学会の方針に共感したために通い続けることになりました。
ただ、ずっと順風満帆だったわけではありません。
最初の危機は、5年生に上がってすぐくらいでした。
5年生になると、授業の内容も難しくなり、授業のスピードと宿題にもついていけなかったようで、ある日大泣きして「塾をやめたい」と言い出しました。
尾本先生にもご相談しましたが、あまりに娘が大泣きして「行きたくない」と言うので、これはもう無理か、という気持ちになりかけていたところでしたが、なぜかその後少しずつ落ち着き始め、続けることができました。
クラスが一緒だったお友達の説得と、5年生のスピードに慣れてきたことがあったのだと思います。
5年生への進級は勉強のレベルも上がるため大きな壁でしたが、ここを乗り越えると少し落ち着いて塾を続けることができました。
次の危機は、6年生直前くらいでした。特に算数の成績が下がり続け、静観できないくらいになっていました。
こちらについても、尾本先生にご相談したところ、クラスの授業についていけない様子であること、クラスを変えたほうがいいこと、娘にも伝えているが、娘自身がクラス変更を納得できていないことを教えていただきました。
家で娘と話したのですが、仲の良いお友達と離れることが不安、プライドを守りたい、など、当初はクラスを変わることを納得できない状態でしたが、最後には自分から「クラス変わる」と決めました。
実際にクラスが変わってみると、授業の内容が分かりやすくなり、理解も深まったようで、成績も上昇しだしました。
新たなクラスにもお友達ができ、先生からも的確な声掛けをいただき、楽しく通塾できるようになりました。
その後の6年生の1年間は、さらに塾が大好きになり、塾が好きだから勉強する、という好循環が生まれてきました。
夏以降はほぼ毎日塾に行って夜遅くまで勉強するようになりました。
親にとっても家で勉強していない姿を見てイライラしなくて済むという意味で、親子ともども良い精神状態になれたと思います。
過去問演習が始まったころには志望校も決まり、そこからは志望校がブレることもなく、一直線でした。
一直線だったため、過去問をやりつくしてしまうほどでしたが、それが自信に繋がり、本番を迎えることができました。
2月1日の受験では、思ったより緊張していない様子で第一希望の学校に向かいました。
午前の入試が終わり出てくると、手ごたえがなかったようでしたが、午後の学校が遠かったため、お昼をかきこんで、すぐに移動しました。
1日で2校の受験は、思ったよりも相当疲れたようで、帰宅した時はへとへとでした。
帰宅後は「今日の結果はダメだと思う、明日が本番だ!」と何度も言うので、親も一緒に「明日のためにも準備しないとね」と明日も受験が続くつもりで備えていました。
が、嬉しい誤算?で、午前と午後ともに、合格をいただくことができ、我が家の受験は終わりました。
合格が分かった後の、娘の一言は「受験、とても楽しかった」です。
そして「伸学会に通わせてくれてありがとう」とも言われました。
親として、私がやったことといえば、お弁当を作ったことくらいでした。
娘曰く「うちの親は”塾お任せコース強”だね」とのことで、本当に勉強にはノータッチでした。
実は娘としてはもう少し関与してほしかったくらいのようですが(笑)、私の場合は関与するとどうしてもイライラして小言も多くなってしまうため、あえて見ないようにしていました。
とにかく、塾が大好きになったことが、親子ともに良い精神状態で受験を迎えられた要因だったと思います。
尾本先生をはじめ、最初から変わらずずっと大好きだった秦先生、女性として憧れとなりいつも支えてくださった湯川先生、色々な楽しい工夫で社会の楽しさを教えてくださった町野先生、教えてくださったすべての先生に感謝してもしきれません。
そして、伸学会では多くの良いお友達にも恵まれました。
素直な自分を出すことができ、塾に行くことが楽しかったのは、そのお友達のおかげでした。
娘の勉強はこれからも続きますが、伸学会で学んだ学習習慣が続くよう、頑張ってもらいたいと思っています。
これからも伸学会で勉強が楽しめる子供が増えることをお祈りしています。
ありがとうございました。