1クラスに2人は字が書けない子がいる

ちょっと古い記事ですが、読んでみてほしい学習障害についての記事をシェアします。

40人に3人は、字が書けないの? 「発達性読み書き障害」の息子を漫画にした母の思い

『うちの子は字が書けない』の千葉リョウコさんに聞きました

 

取り上げたいとずっと思っていたのですが、タイミングを逃していました。

この記事にもある「学習障害」、そして「ADHD」と「自閉症スペクトラム」を合わせた「発達障害」を持っている子って、おそらく一般の人たちが考えているよりたくさんいます。

そして、こういうものはある一線を越えたら「発達障害」と診断されるだけで、その線を越えるちょっと手前の「障害ではないけど若干の困難を抱えている子」というケースもまたたくさんあると思います。(専門ではないので、誤解があったらすみません。0か1かみたいな障害もあるかもしれません。)

そういう子たちに対しては、「やる気が無い」のではなく「できない」のだと理解してあげる必要があります。

例えばこの記事にあるような「読み書きに困難がある子」であれば、音声ガイダンス付の映像授業などを活用すれば、かなり学習が楽になるはずです。

また、「自閉症スペクトラム」の子であれば、集団授業を受けさせるより個別指導や家庭教師の方が、その子にとって勉強に集中しやすくて良いでしょう。

学習環境は、現在とても多様化しています。

塾などの学習支援サービスもいろいろな形態が生まれていますし、またITCなどの技術の進歩も目覚しいものがあります。

障害がハンディキャップになることは間違いないことですが、そのハンデを小さく済ませる方法はきっとあります。

うまくすれば逆に強みにできるかもしれません。

車いすマラソンの世界記録は約1時間20分で、健常者の世界記録約2時間よりも圧倒的に速いです。

勉強においても、一人ひとりの「車いす」を見つけて与えることをしてあげたい。これは困難を抱えている子に限った話ではありませんけどね。

そんなことを菊池はいつも考えています。