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こんにちは。自由が丘校舎長の江藤です。
このブログは、2月4日の入試応援に足を運んだ学校からの帰りの電車の中で書いています。
2月3日から、中学受験の後半戦に入りました
伸学会では、第一志望に合格できた生徒もいれば、思った以上に苦戦している生徒もいます。
前者の気持ちを考えると一緒に声を上げて喜びたいところですが、後者のことを考えるとそういうわけにはいきません。
3日や4日は、このような複雑な感情が渦巻く期間です。
さて、2月4日に行った学校でのお話です。
いろいろな塾の先生が入試応援に来ており、校舎に向かう道の両サイドに分かれて担当の生徒を探しつつ、近付いてくる受験生に挨拶をしていました。
お父様とお母様と一緒に3人で来る生徒、お父様とだけまたはお母様とだけで来る生徒、1人で来る生徒など、その様子は様々です。
隣に立っていたどこかの塾の先生たちの会話では、「○○君は算数がやっぱり厳しいよね」とか「△△君の方は国語の文章を読むのが遅いので、読み終わらないかも」などのネガティブな内容が聞こえてきました。
チラッとそちらを見てみると、その先生たちはとても心配そうな顔をしていました。
そして、駅から学校に向かってくる生徒も悲壮感を抱えてくる子が多い印象を受けました。
そんな様子を眺めていると、8:00過ぎくらいに黄色い伸学会パーカーを来た生徒がお母様とこちらへ向かってきました。
お母様は江藤がいることに驚いているような印象でしたが、本人はニコニコ顔でやって来てくれました。
「そうそう!そういう顔をしなくちゃね!」と内心思って、こちらもにこやかに対面しました。
そこでアドバイスをしていたところ、反対側の道からもう1人の伸学会の生徒が走ってこちらに向かってきました。
この子は、最初に来た生徒の伸学会パーカーに気付いて走ってきたかと思いますが(何せ黄色のパーカーなので、遠目からでもかなり目立つのです)、やはりニコニコしながらやってきました。
最初の子に話した内容とほぼ同じ内容のアドバイスを送り、毎回恒例の校舎前記念撮影を2人と一緒に行いました。
2人とも厳しい状況に立たされているものの、学ぶことやチャレンジすることにやりがいというか楽しみというか、そのようなものを見出だしているような雰囲気があり、校舎に向かうその後ろ姿を見ていると少しジーンと来るものがありました。
逆境はその人を強く、大きく成長させるチャンスだと思います。逆境に目を背けず、前向きに取り組んでもらいたいなと思います。
伸学会の生徒には一番頑張ってもらいたいですが、受験に向かうすべての生徒にも悔いがないように頑張ってほしいと思いながら、帰路に着きました。