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こんばんは。伸学会の菊池です。
先日毎日新聞さんに取材されました(^^)
教育面で連載されている
「やる気レシピ」
というコーナーに7月下旬ごろ掲載されるらしいです。
「やる気を科学」を担当者さんが読んでくださって、
取材を申し込んでくださりました。
Web版もあるそうなので、
掲載日が決まりましたらまたお伝えしますね!
さて、今日のブログの本題です。
先ほど中野校校舎長の後藤先生から聞いた話なのですが、
先週の小4の授業のときに「平方数」について教えたんだそうです。
同じ数を2回かけてできる数で、
1.4.9.16.25…
と続きます。
授業の中では20×20まで紹介したところ、
面白がってみんな16×16くらいまで覚えてくれたそうなんですね。
平方数は様々なところで使うので、
中学受験の世界では20×20まで覚えておくのはある種の常識のようになっています。
覚えておくと、
子供もだいぶ楽になるのです。
早めに覚えようねー
ということで先週は終わったそうなのですが…
今日ある女の子が登塾してきて開口一番に
「今から平方数言うね」と言ってきて、
「1.4.9.16…」と聞いていたら、
ノンストップで35×35=1225まで行ったそうです。
すごっ!!
34×34なんて私も覚えてないですよ(笑)
なんなら23×23あたりでムリです(笑)
後藤先生も舌をまいたそうな。
これってその子に関してのいくつかのエピソードの1つなのですが、
とにかくその子は小さいこと1つ1つに手抜きが無いんですね。
宿題の解き直しに関しても同様です。
「今週の宿題が簡単で余裕があったら先週の宿題の解き直しもやると良いよ」
と言ったら、毎週必ず前の週の問題も解き直しをしてきます。
お前は勉強界のイチローか!
ってくらい、基礎的な勉強のやり方が徹底できています。
私の経験上、
こういう子の成績は必ず伸びます。
イチローと言えば数々の名言がありますよね。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」
「特別なことをするために特別なことをするのではない、特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする」
「やれることは全てやったし、手を抜いたことはありません。常にやれることをやろうとした自分がいたこと、それに対して準備した自分がいたことを誇りに思っています」
などなど。
基礎的なことの積み重ねの大事さ。
当たり前のレベルが高いことの大事さ。
これって全て勉強でも同じなのですね。
結局は成績アップのために最も重要なことって、
誰でもやろうと思えばできることを、
本当に実際にやれているかってことだと思います。
ですから、
特別なことをできる子に育てなくても大丈夫です。
ぜひ当たり前のことが徹底できる子に、
お子さんを育ててあげてくださいね。
じゃあどうすればそういう子に育てることができるのか?
当たり前のことを当たり前に
習慣として実行できる子に育てるコツについては、
明日のYoutubeで配信する予定です。
・良い学習習慣を子どもに作らせるヒケツとは?
明日27日の17時に公開予定です。
きっとお役に立つと思うので、
ぜひ見てみてくださいね。
それでは!
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P.S.
メルマガ読者さんからいただいた質問にポツポツと回答中です。
・子どもの学費の上手な使い方
・ゲームやテレビと勉強の両立は可能なのか?の科学的な答え
・子どもが約束を守らないのはなんで?