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こんにちは。楠原です。
つい先日、江藤校舎長から「ブログ部長」という光栄な役職をいただきました。
現在、伸学会のスタッフにブログ記事の執筆を依頼しています。
これまで以上に充実した内容にしていきたいと思っていますので、
あたたかく見守っていただけると幸いです♪
かく言う私も、他のスタッフに依頼するだけでなく、
一か月半前にブログデビューをしました!
その記事の中で「正しい勉強法は音楽にも通じている」
ということに触れました。
今回はそれについて書いていこうと思います!
今回お伝えしたい「正しい勉強法」とは「振り返り」です。
実は前回記事を書いた後、オーケストラの演奏会に2回出演しました。
(演奏したのは一方が『火の鳥』組曲、もう一方が『大地の歌』です。
ご存知ですか?)
来場者アンケートでも絶賛のお言葉をいただき、
片方の演奏会の来場者数は1000人を超えました。
打ち上げもとても楽しく、どちらとも満足のいく演奏会でした。
でも、勉強法を会得した楠原は「満足した」で終わりません!
次にもっといい演奏をするにはどうすればいいか、
ということを考えました。
そのときに役に立つのが「振り返り」です。
振り返りの大まかな流れは以下の通りです。
①良かったこと・悪かったことを挙げる
②そのような結果をもたらした原因・理由を考える
③次に何をするかを決める
伸学会で学んだのは、
特に②③の部分をいかに具体的な行動に落とし込むが重要である
ということです。
突然ですがここで一つ簡単なクイズです。
やすお君(仮名)が振り返りをしました。
AとBのどちらがより次に行動が改善できるか当ててください。
テーマ『①速い部分で指が回らなくなったことが悪かったことだ』
A.
②練習しなかった。
③練習する。
B.
②冷静さを失ったことで、だんだん本来のテンポより速くなってしまった。
③細かいパッセージはメトロノームを使って練習し、本来のテンポより少し速いテンポでも対応できるようにする。
また楽譜に冷静になるよう書き込みをする。
AとBで行動を今すぐにでも変えることができるのはどちらか、
一目瞭然なので答えは書きません。笑
このように、ミスの原因・改善策を行動について注目し、
具体性を持たせるということがレベルアップにつながりました。
ちなみに、Bでも具体性としてはまだ不十分です。
なぜなら「少し速い」がどれくらい速くすることかを明記できていないからです。
そして具体性を突き詰めると小姑みたいになります(笑)
こうして練習の質を改善した結果、
練習時間が豊富だった学生のときよりも、
演奏のレベルが上がっていると実感しています。
実際この前のレッスンでもまた褒めてもらいました!
嬉しい!
このような「成長のための正しいやり方」を生徒たちにもぜひ身につけさせたいものです。
そして、生徒が実践して良い結果が出て、
私と同じように嬉しいと感じてくれれば、
それに勝る喜びはないなぁと思っています。
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