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こんばんは。伸学会の菊池です。
慌ただしく入試期間が過ぎ去っていき、休む間もなく新年度に突入してしまいました。
受験の余韻に浸る間もなく、新しい生徒達相手に授業がスタートしています。
しかし一方では今もまだ散発的に繰り上げ合格のご連絡が届き、嬉しく思うのと同時に、「ほかの子たちも繰り上がってほしい!」と願わずにはいられません。
進学先が第一志望ではない子たちには、それぞれの進学先の良さに目を向けて、前向きな気持ちで進学しようと言っています。
気持ちをしっかり切り替えよう、と。
しかし、生徒達にそんなことを言いながらも、心の内では繰り上げの連絡が来ることを期待してしまっている自分がいます。
良くないなと思います。
私はつねづね、中学受験で大事なのは過程の方で、結果として第一志望に合格したかどうかは人生の幸福度や成功度にはほとんど影響が無いとお伝えしています。
これは教育経済学の研究の結果示された、データに基づく信ぴょう性の高い事実であろうと思います。
しかし、過程に価値が生まれるのは、合格という結果を目指して、とことん努力して努力して努力するからこそです。
最初から合格しなくても良いという気持ちでいたりしたら、過程にも価値は生まれません。
結果を大事にするからこそ、結果が大事ではなくなるという、禅問答のようなややこしい状況です。
そして私自身も、結果は大事ではないと言いながら、結果を求めて努力を積み重ねて、素晴らしい受験生活を過ごしてきた子たちであるほど、最後に合格というご褒美があってほしいと願ってしまいます。
合格という結果にこだわって、なんとしても合格させてやりたいと思ってしまいます。
大きな矛盾ですね。
きっと6年生の親御さんたちは、私と同じようにそうした矛盾衝突のはざまで悩んできたことと思います。
これまでお疲れさまでした。
受験が終わって、少し気持ちが落ち着いたのではないでしょうか。
まだまだ子育て終了までの道のりは長いですが、悟りを開き、子どもを一歩引いたところから見守れる状態を目指していきましょう。
そして、これから受験に挑むご家庭は、この矛盾した気持ち・考えにうまく折り合いをつけられるように、一緒に頑張っていきましょう。
わたしも次世代の生徒達の育成を頑張っていこうと思います。
この2月から飯田橋校が開校したこともあり、人手が足りなくなったので、各校でちょっとずつ授業を担当することになりました。
昨年は担当する授業も少なくなって、講師の育成とか本の執筆とかいった裏方の仕事が多くなっていたのですが、また今年は最前線で授業をバリバリやる感じになります。
授業で忙しくなったせいで、さっそくYouTubeの更新が超滞っています><
スキマ時間を見つけて、ちゃんと収録しないとなぁ(笑)
けど、あらためて授業をするのは楽しいですね。
塾が楽しい、勉強が楽しいって言う子たちを増やしていくために頑張ります!
それでは。
p.s.
受験を終えた保護者さんから受験体験記が集まってきているのですが、見ていてグッときて泣きそうになっちゃうストーリーがいくつもありました。
こちらも時間を作って順次アップしていきます。
お楽しみに^^
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