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こんにちは。伸学会代表の菊池です。
伸学会は中学受験専門塾ですから、この記事を読んでらっしゃるあなたは、おそらく中学受験を検討している方だと思います。
すでにお子さんはどこかの塾にお通いかもしれませんね。
そこで伺いたいのですが、あなたはお子さんにどんな学校に合格してほしいですか?
そのために、中学受験に向けてこれまでどんな準備をしてきましたか?
なぜこんなことを聞くかというと、中学受験で御三家や早慶の付属のような最難関校に合格するためには、事前の準備がとても大切になるからです。
また別の質問です。
塾のチラシやホームページで合格実績を見るときは、どこを見ていますか?
おそらく有名な難関校しか見たことがないのではないでしょうか。
卒業生が何人で、開成には、桜蔭には何人合格しているんだろう?その人数が多ければ、あるいは割合が高ければ、その塾はすごい塾なんだと思いますよね。
だから、お客さんを集めるために、塾も合格実績を出そうと必死になっています。
ただ、そこに大きな問題が隠れています。
塾をやっている側として、「合格実績を出すための1番の秘訣は何ですか?」と聞かれたら、「できる子を集めること」という答えが不都合ですがまぎれもない真実です。
ちなみに2番目の秘訣は「できない子をふるい落とすこと」です。
なぜそんなことが言えるのか?
だってやっていましたから。
もう10年以上前ですが、大手塾で選抜クラスを任されていたときは、できる子たちを集めてきて、その中でできない子はクラスから落として、合格実績をばんばん出していました。
でも私は「それって、自分が本当にやりたいことなのかな?」って疑問に思いました。
クラスから落ちたあの子たちのことが気にかかったんです。
だから、今はそれとは別の形で中学受験の指導をしています。
話が戻りますが、塾からすれば、できる子を集めてふるいにかけて残すことが合格実績を出すための最善の方法です。
だから、「あなたの子」を伸ばしきれなくても、それほど問題ないわけです。
生き残った他の優秀な子が合格実績を稼いでくれればそれで良い。
そういうふるい落としをかける塾にかぎって「わからないところは親が教えてあげてください」とか、「子供のスケジュール管理は親がしてあげてください」とか言ったりします。
ふるい落とされたくなければ親がどうにかしてね、というスタンスです。
私はこの中学受験界の状況を、過酷なものだと思っています。
成績が真ん中あたりの多数派の子は、ほんの少しの点差でクラスが大きく上下し、その度に先生もクラスメイトも変わります。
先生や他の子たちと信頼関係・仲間意識を作ることもできず、孤独にサバイバルレースを戦っていかなければいけません。
これは「できる子に育てるために最適なシステム」ではなく、「できる子を選別するために最適なシステム」なのです。
そして、このサバイバルレースに敗れれば、身も心もボロボロになってしまうかもしれません。
しかし一方で、もしあなたのお子さんが勝者になることができれば、つまり上位のクラスに定着できれば、その勝者のために作られたシステムは、あなたのお子さんを最大限に助けてくれもします。
だから、あなたがお子さんをそのサバイバルレースに挑戦させたいと思うのであれば、勝者になるために十分な準備をしておかなければいけないのです。
そのため、1番最初に「どんな準備をしてきましたか?」とうかがいました。
塾によって多少差がありますが、大体小学3~4年生くらいから本格的な中学受験の勉強が始まります。
そのスタートの段階では、みんなほぼ横一線からスタートすると考えている保護者が多いです。(この記事を読んで情報収集をしているあなたはきっとそうではないと思います)
しかし、その段階で既に子供の能力には差があります。
そして、学習は能力の土台に新たに能力を付け足していく作業ですから、元の能力がある子ほど成長が速くなります。
つまり、放っておけば差は開く一方なのです。
したがって、しっかり準備を整えてスタートダッシュすることがとても大切です。
その能力の土台とは「算数のセンス」「国語の語彙力・読解力」「理社につながる知識・雑学」といったものです。
中学受験をすると決めたときからあわてて準備をしても、サバイバルレースには勝てません。
できるだけ早いうちから、計画的に準備をしてあげてください。
もちろんサバイバルレースで勝者になることを目指すのだけが受験のあり方ではありませんから、中学受験をすると決めたときの現状から一歩ずつ成長を目指していくのでもまったく構わないと思います。
ただ、くれぐれも準備なしにいきなりサバイバルレースに放り込むことはしないであげてくださいね。
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今後のイベント情報
〇第1回「頭を良くする料理教室」10月7日(日)
食材を通じて、日本の地理の学習や、理科の動物・植物の分類について学習する体験型指導を行います。
http://www.singakukai.com/news/10799.html
〇新4年生説明会(定員各12名)
・10月10日(水)10:00~12:00 @目黒校(残り6席)
・10月14日(日)13:00~15:00 @自由が丘校(残り7席)
・10月21日(日)13:00~15:00 @目黒校(残り6席)
・10月24日(水)10:00~12:00 @自由が丘校(残り5席)
伸学会の教育理念と、その具体的な指導法についてご説明します。私たちの仕事は、保護者の皆さんへの情報提供やアドバイスです。それを通じて、1人でも多くの子供たちを賢く育て、日本を活気づけることだと考えています。伸学会に入会するかしないかは関係ありませんので、気兼ねなく話を聞きに来てみてください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c7ebf448589574
〇民間学童保育伸学会Primary目黒校説明会(定員12名)
・10月28日(日)11:00~12:30 @目黒校(残り8席)
中学受験に向けて、低学年のうちにしておきたい準備についてご説明します。私たちの仕事は、保護者の皆さんへの情報提供やアドバイスです。それを通じて、1人でも多くの子供たちを賢く育て、日本を活気づけることだと考えています。伸学会に入会するかしないかは関係ありませんので、気兼ねなく話を聞きに来てみてください。
お子様はハロウィンパーティでお預かりすることも可能です。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c7ebf448589574