講師紹介：自由が丘校を速読東京都2位まで導いた高木です

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小山台高校出身、明治大学商学部在籍中の高木です。

主に速読インストラクターをしながら個別指導も担当しています。

高木は本格的なスポーツ女子で、バドミントンで中学生の時に区で１位になり、高校でも都でベスト８までいきました。

スポーツで培った体力と根性は大したものです。

初めて会ったのは彼女がまだ中２のときでした。

尾本が数学を担当していて、反抗期で手を焼いていると話を聞かされていました。

そのときは正直あまり良い印象は持っていませんでした。

その印象が、中３になって変わりました。

基本的に無難な受験を選択する都立高校受験で、日比谷に次ぐ都立の難関校、自分のその時の力以上の学校を目指すと決めてから、彼女の勉強に対しての姿勢が大きく変わったのです。

もともとセンスが良いタイプではなく、頑張っても頑張っても模試の判定はなかなか良くならない。

それでもあきらめず、ぶれず、愚直に努力していました。

受験直前の時期には泣きながら勉強している姿も見かけました。

そのとき、合格してほしいと心から思いました。

そして、最後まで安全圏な成績を取れずに迎えた入試本番。

高木はそのチャレンジで勝利を掴み取りました。

報告をしてくれたときの彼女の笑顔は忘れられません。

その後、高校準備講座から、彼女の数学を今度は私(菊池)が担当することになりました。

相変わらずセンスはまったく無かったです。

それでも、受験が終わった直後で気が緩みそうな時期も、彼女は真面目に勉強を続けました。

高校に入学し、部活が始まっても、それは変わりませんでした。

朝練も毎日ある中、２１時から２２時半までの私の授業を受け、宿題もちゃんとこなしていました。

結果、ぎりっぎりでの合格で、同級生の98.5％は自分より成績が良かった人間達という状態からのスタートだったのに、初めての中間テストで中の下くらいの成績を取ってきました。

受験が終わって寝ているウサギさん達を相当数追い抜いていました。

その後も少しずつ少しずつ成績が上がっていきました。

睡眠時間が６時間を切ることも多く、身体に悪いから勉強を減らすように言ったことが何度もありましたが、彼女はやめませんでした。

そして、高２のときには数学ⅡとBの定期テストで、理系の子たちを押し退けて学年トップ１０に入る点数を取ってきました。

感動でした。

高３になり、部活を引退してからの努力はまた凄いものでした。

相変わらず毎日寝る間も削って勉強していました。

そしてついに迎えた大学受験。

彼女は明治大学商学部の合格を勝ち取りました。

昔の高木からは考えられない成長でした。

彼女を見ていて思うことは、スポーツでも他の習い事でも、何かに本気で努力ができる人間は、他のものでも努力ができるのだということです。

中学受験には部活のように引退という区切りが無いので、受験勉強のために自分で習い事を整理しなければいけないときが必ずやってきます。

でも、できる限り両立をしていって欲しいと思っています。

疲れていてやりたくないとき、忙しくてやれなかったと言い訳ができるとき、それでも頑張ることで身につく意志の強さは一生の宝物になります。

それを後輩達にも伝えていってもらいたいと思います。

講師メッセージ
「速読は、淡々と1人でやるものではありません。
記録が伸びた時はみんなで喜び、また、友達と切磋琢磨しながら記録を伸ばしたり。
そんな、楽しい速読にする手助けをしていきたいと思います☆」

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