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こんにちは。伸学会の菊池です。
2019年の受験が無事終わりました。
長かった受験生活を終えた保護者の方々に、体験記をお願いしています。
さっそく第一号の体験記が寄せられましたので、公開したいと思います。
あなたのご家庭でも取り入れられそうなヒントがあれば良いなと思っています。
—
5年生の4月、家庭で進めていた通信教材を利用した学習は、
親子ゲンカの火種にしかならず、
勉強を教えるなら身内より他人、と、伸学会に息子をお願いしました。
もともと、中学受験自体はそこまで重要ではなかった、というと語弊がありますが、
できれば10代に入りたてのこの時期に、
腰を据えて勉学に励む、という経験を積み、
それに慣れてほしかった、(また今後の人生でそれが必要な局面がちょくちょくあるでしょうから)という希望がありました。
そこで、いきなりハイレベルな知識を伝授してくれる大手より、
まずは学習計画や目標設定のやりかたなど、
勉強の「やりかた」を重視する伸学会の方針が好ましいと思ったから選びました。
また、もう一つの理由として、少人数、というのがありました。
大所帯だと先生が生徒の名前を憶えてくれない、
名前だけ憶えてくれても、成績くらいしか個性を見てくれない。
それでは、先生と生徒の間に信頼が生まれず、
全力を投入して勉強しよう、という気にならないのではないかと思ったからです。
しばらく通わせてみて、足取り軽く塾へ向かう様子や、
言われなくても宿題に取り組む様子から、
どうやら、先生と息子の間に信頼関係が結べているようだ、と判断し、
そこからは塾に丸投げ方針を実施しました。
(息子は、私をひたすらに「献身的でない」親だ、と揶揄しますが、丸投げする前にきちんと見極めはしていたのです!)
こちらの仕事は淡々とお弁当を作るだけ。
小テストはもちろん、模試の結果も真面目に目を通していませんでした。
些末な点数の上下に一喜一憂して、いろいろ小言を(しかも、建設的でないのを)言いたくなかったし、
仮に伸び悩んだり、つまづく個所があれば、彼は先生に相談するだろうし、と思いましたので。
比較的大きな岐路は、6年の夏休みに来ました。
息子が急に「麻布を第一志望にする」、と言い出しました。
たまたま演習で過去問を解いたところ、「思いのほか」手ごたえがあったから、とのことでした。
さすがに御三家ともなると、クリアするのにもっと早期からの対策が必要だったのではないかと思いましたが、
そもそも中学受験をさせることにしたのも、
全力で勉強に励む経験をしてもらいたかったからなわけですし、
目標が高い分にはまあ、よいか、ということにしました。
あまりにも無謀な挑戦だったら、先生がストップをかけてくれるだろう、とも思いましたので。
それから、スイッチの入った息子は、受験本番まで、
塾の閉室日と忌引きの時以外、毎日塾へ自習に通いました。
私はといえば、彼があまりにも頻繁に通い詰め、そして遅くまで居座ってくるので、
そのうち塾からクレームが入るのではないかと、心配していました。
何を勉強してきたかは全く把握していませんでしたが、
とにかく頑張っていることだけは分かったので、
どうせなら堅実に目標を1ランク下げさせて、
「第一志望合格!」の褒賞をもらって幕引きにしてもいいんじゃないか、と思ったりもしました。
ですが、すでに塾に丸投げを決め込んだ以上、
ここは今さら色々口を挟む場面ではないと考え、
塾と息子の二人三脚を、トラックの外から観戦する気持ちで経過を見守りました。
結果、息子は見事に第一志望の合格をもらえました。
中学受験の結末としては、この上ないハッピーエンドです。
けれど、それ以上に誇らしいのは、
息子が勉強することの楽しさをかみしめながら、
受験期を過ごせたことだと思います。
この経験は、彼の将来にわたって貴重な財産になると思います。
先生方、本当にありがとうございました。
最後に、保護者の立場から一つだけ。
塾弁は、サーモスのお弁当箱が最強でした。
量販店のプライベートブランド品と比べて、保温性能が段違いです。
私は、家族の夕食と同じ汁物がお弁当に入れられることで、
お弁当作りの負荷がだいぶ軽くなりました。
(メーカーと縁故のある立場ではありませんので、念のため)
—
ということでした。
とっきーのお母さんありがとうございました。
彼の自習は正に「自習」で、
自分で勝手にどんどんやるから手がかからなかったから大丈夫ですよ。
むしろ後輩たちにいろいろと指導をしてくれて助かりました(笑)
丸投げしていただけたので、本人の「自律性」が育ったんですね。
ありがとうございました!
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