先生にお仕事を下さい!by間崎

こんにちは、伸学会の間崎です。

僕はヒマな時間が好きではありません。
しかし、先日僕がヒマをもてあましてしまった時間がありました。
なんとそれは生徒を教えなければならない個別指導の授業中でした。
生徒が問題を解いている間、ヒマで仕方なかったのです!
この時間、講師が生徒にできることは限られています。(心の中で応援するくらい?)

個別指導は先生と生徒が1対1もしくは1対2での授業です。
先生を独占できる時間といっても過言ではありません。
個別指導は自分の苦手をなくしたり、得意なところを伸ばしたりする絶好の機会なのです。
分からないところは丁寧に説明してもらえますし、得意科目を伸ばすために授業では扱えない難しい問題をもらうこともできます。
そんな時間に、ただ宿題を解いて時間を過ごすのは勿体無いですね。

良い時間の過ごし方の例としては、ある5年生は本科の宿題を先に家でやってきて、質問するところをまとめて個別の時間に臨んでいます。
そのため解説をたくさん聞くことができて、時間を有効に使えています。
そして、時間に余裕があるため、解き直しもその時間ですぐに行っているので、解説を理解できているかも確認できます。
理解できていないと気付いた場合はその場でもう一度質問できるので、確実に苦手が減っていっていますね。

また、別のある5年生は本科の授業の宿題はいつも質問することが少ないので、個別中は中学への算数(6年生向けの問題集)に取り組んでいます。
5年生が6年生向けの問題集を解いているので、当然わからないところは多くなります。
それを質問をしながら進めて、着実にレベルアップすることができています。

そういう良い個別指導の使い方をできるようになるためには、やはり時間がかかります。
通い始めの頃には、個別で計算問題のようなことをやったりする生徒も多いですが、そういうときには「それは家でできるから家でやろう」と声をかけています。
そして、先生がいないとできないことを個別指導の時間でやるように指導しています。
また、そのためにも個別の時間に何をするか計画を立てるように言っています。
最初の僕をヒマにさせてしまった子も、徐々に良いやり方ができるようになってくれると期待しています。

みんな、個別の時間は先生を使いまくろうね!