保護者様の声:速読・パズルコースの保護者様より


いつも娘が大変お世話になっております。

娘は表向きは割と穏やかなので、先生方に伝わっているか不明ですが、実は大変な負けず嫌いです。
そして、女子には比較的多いタイプかもしれませんが、完璧主義で、満点を取れる自信がなければチャレンジしたくないタイプです。
なので、これまでは、今、この瞬間の点数がふるわないと、呆れるほど絶望的に嘆き悲しむ…というのが常でした。

年齢も関係しているとは思いますが、娘は伸学会に入塾するまで、「今、この瞬間の自分」にしか興味がなかったと思います。
思えば、入塾してすぐの頃は、「今日はできた」「今日はあんまりできなかった」としか言いませんでした。
それが、伸学会で「記録をつけ、振り返る」というご指導を受けているせいか、最近では、自分が変化している、成長している、と感じられるようになってきているようです。

記録表を持ち帰った日には、改めて見返しながら、「下がったりすることもあるけど、全体的には少しずつ上がってると思うんだ。」と言っていました。
「今日は今日。頑張っていれば、結果は後から付いてくる。」とおぼろげながらも分かりはじめているような気がします。
勉強などをみて下さる塾や教室はたくさんありますが、「記録を付け、振り返り、自分を見つめる」ということを指導して下さるところは、そうそうないのではないかと思います。

上述しましたように、完璧主義でアウトプットしづらい性格の娘が、いつか難しい局面にも淡々と立ち向かえるようなマインドセットを身につけるようになるのだろうか、と思っておりましたが、記録を付け、自分の成長を確認していく作業を通して、今の「できない自分」がずっと続くのではない、「できる自分」に変われる、そのために頑張るのだ、という風になるかもしれない、そうなって欲しい、と思っています。

と、一番主張したいことを先に書かせて頂きましたが、私が親として最初に感銘を受けたのは、初日(体験授業)に、後藤先生が娘に、「なんのために、どのように、これをするのか。また、どうしてその方法なのか」ということを、きちんと説明して下さったことです。

娘は、自分にとってとても大事なことだ、と感じたようです。
帰り道、「楽しいばかりじゃないかもしれないけど、頑張りたい。」と言いました。
低学年の習い事で、子ども本人に、「なぜこれを学ぶか」といったことや手段についての説明をして下さるところはあまりないと思い、大変嬉しく思いました。

そして、何より、娘が毎週とても楽しんで通わせて頂いていることが一番ありがたいことです。
実は毎週、娘と私の間で、「早く行きたい。もう行く。」「まだ早い。もう少し待ちなさい。」という攻防があります。
別に早く行っても、お友達が待っているということではないらしい。「先生にご迷惑になるから。」と言っても、「先生には迷惑をかけてない。」と言う。
一体早く行って何をしているのか、聞いても秘密主義の娘は「まぁ、いろいろね。」としか言いませんが、子どもが早く行きたくなるような温かい雰囲気の、素敵な場所なんだろうな、と思っています。

最後に、パズル道場と速読の学習成果ですが、図形のパズルはすでにちょっと勝てなくなってきています。
文章を読むスピードはさすがにまだ負けませんが、文字を読むことが苦でなくなり、読書量がかなり増えてきました。
これからも、楽しんで頑張って欲しいです。

娘は、明るくて社交的で誰とでもすぐに打ち解ける…というタイプではありません。
割と警戒心が強くて、新しい環境ではしばらく緊張して過ごすことが多いですが、伸学会は、そんな娘があっという間に慣れ、早く行きたくてたまらなくなった場所です。
きっとどんなお子様にも合うのでは、と思います。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。