入試直前に伝えたこと 前編

秦です。

 

5年生のときには算数と社会を、

 

6年生のときには算数とHRを担当してきた学年が受験日程を終えました。

 

 

この一年は特に、私なりに努力し、だいぶのめり込んだ自負があるので、

 

今となっては達成感と若干の喪失感を抱えているところです。

 

 

そうはいっても、今年の受験はもう過ぎたことです。

 

 

第一志望の学校に合格した生徒も、悔しい結果になった生徒も、

 

未来に向けた歩みを始めています。

 

各自が英語や数学の勉強を始めています。

 

 

私のお仕事も、授業学年が切り替わり、新6年生の授業に取り組み始めています。

 

この一年以上の授業を、これからの一年で実現したいと、改善点を探しています。

 

 

時間が先に進む中、私一人寂しくなっても仕方がないので、

 

ブログにいくらか投稿していこうと思います。

 

今回は、「私が入試直前に生徒に伝えたこと」です。

 

 

受験直前に、受験生にどういう言葉をかけるか迷いますよね。

 

クリスマス翌日のケーキ、春に買う冬物のコートのようなタイミングですが、

 

ぜひ来年に受験を控えているという保護者の方の役に立てればと思います。

 

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①「これまで」「これから」「その先」

 

入試の結果は、本番の期間の数日で、奇跡的に変わることはまずない。

 

「これまで」の積み上げで9割がた勝敗は決している。

 

勝てない場合、それはこれまでの努力の量や方法が悪かったということ。

 

歯が立たなかったなら反省しよう。

 

 

しかし、たまに「これから」の数日で奇跡的にひっくり返せることがある。

 

それは、今までの努力がこの数日でちょうど繋がり、理解できたということ。

 

今までの努力がこのタイミングでちょうど報われる、ということはあるから、

 

最後まで努力を信じよう。

 

そして、一番重要なのは「その先」。

 

受験においては「これまでの努力」が9割、「これからの数日」が1割なら、

 

「その先の6年間」は100倍だ。

 

入った後、これまでの努力を続けられるか。

 

これまでの教訓を生かすことができるか。

 

「その先の6年間」で良い努力をして成長できるように、

これまでの授業(HR)があった。

 

学びはずっと続く。

 

「〇〇入試が終わったら遊んで良い」「大企業に入ったら一生安泰」

 

という甘い台詞を言う悪い大人は信じるな。

 

自分の実力を自分で上げ続ける一生だ。

 

限界はないし終わりもない。

 

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②「本番」との向き合い方

 

今までの「本番」を思い出そう。

 

緊張したか?

 

自分はいつもとどういう違う行動をとった?

 

緊張して失敗した経験があったら、それを思い出して対策を用意しよう。

 

本番で成功した経験があるなら、自分の本番への強さを信じよう。

 

「本番」は特別なものではない。

 

いつもと同じように、目の前の問題を解くだけ。

 

君たちの失敗を望む人はいない。

 

君たちの保護者は、成功することを祈っている。

 

我々講師も、成功を信じている。

 

学校は、問題に正解する子供を求めている。

 

ライバルの塾だって、相手の塾の生徒の失敗を望んだりはしない。

 

なぜなら、全員が実力を出し切れる方が、日本全体の子供が賢くなるから。

 

リラックスして、いつも通りのことをいつも通りに実行してこよう。

 

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自分で思っていた以上に長くなってしまいました。

 

皆さまも読みづらいでしょうし、私自身も整理するため

記事を分けようと思います。

 

 

後半も近々お届けしますので、少々お待ちください。

 

○体験授業のお申し込み・ご相談はこちらから受け付けています

http://www.singakukai.com/inquiry/free_trial

 

ただ今の空席状況は

【目黒校】

6年生:残り3席

5年生:満席

4年生:残り2席

【自由が丘校】

6年生:残り3席

5年生:残り3席

4年生:満席

となっています。

6年生の入会受付は3月までとなっています。