もうすぐ出版される本の内容を勝手に一部公開!

こんにちは。

伸学会代表の菊池です。

いきなりですが、問題です!

下の2つの画像の中で、内容が違う部分が1か所あります。

1分以内に見つけられますか?

表紙のデザインがほんのり変わりました!

色もちょっと変わって、

あとは文章も変わったところがあります。

見つけられましたか?

さて、購入特典はこれから作らなければいけないんですが、

本自体はこれで表紙のデザインも含めてすべて完成です。

今回は、内容を一部公開しようと思います。

「はじめに」の部分で、

私と秦がどういう想いでこの本を書いたかが書かれています。

編集さんに許可を取らずに勝手にやってますけど、

Amazonにも一部載っているし、

たぶん怒られないでしょう(笑)

ご覧ください。

【はじめに】

お子さんが勉強に夢中になって取り組むようになったら、

どれほど嬉しいことでしょう。

多くの保護者の方々に共通の悩みが、

「子どもが勉強をイヤがること」です。

この本を手にされたということは、

きっとそんな悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

子どもの勉強嫌いの原因の多くは、

「勉強はつまらなくてもガマンして取り組まなければいけないもの」

という保護者の方々による誤解です。

多くの親御さんがこういった誤解をし、

「いかにガマンさせるか」

という発想でお子さんと向き合っています。

そして、わが子を勉強嫌いへと導いてしまっているのです。

ですが、保護者の方々が悪いとは一概には言えません。

なぜなら、親世代も子どもの時に

「勉強はイヤでもやらなければならないもの」

と言い聞かせられ、

ガマンして取り組んできたのですから。

そうすることが正しいと信じ、

子どものためによかれと思ってやっているのでしょう。

でも、ここで一度常識を疑ってみましょう。

はたして、勉強を楽しむことは不可能なのでしょうか?

はたして、勉強は楽しんではいけないのでしょうか?

どちらも答えは「いいえ」です。

勉強を楽しむことは可能です。

勉強でも仕事でも、物事を楽しんで取り組む“技術”はあります。

これは科学的に実証されたもので、

どこの誰でも再現が可能です。

実際に、私たちの塾の生徒たちは勉強好きになっています。

あなたのお子さんにも、

勉強を楽しいと思わせることはできるのです。

勉強を楽しむのはよいことです。

人は何かを楽しみ、

夢中になっているときに最大限の能力を発揮します。

好きな趣味や遊び、

ゲームにものすごい記憶力や集中力を発揮する人は、

みなさんの周りにもきっといるでしょう。

これは勉強でも同様です。

私たちの生徒にも、

勉強に夢中になって取り組んだ結果、

大きく能力と成績を伸ばした子がたくさんいます。

あなたのお子さんも、

勉強に夢中にさせることができれば飛躍的に成長するでしょう。

この本では、

子どもを勉強好きにするための

科学的なコツをご紹介していきます。

ものによっては、

本当にちょっとしたことで、

魔法のような効果があったりもします。

その大枠は、「ARCSモデル」と呼ばれる

学習意欲のモデルにのっとっています。

「やる気」を分解するARCSモデル

ARCSモデルは学習意欲(やる気)を、

・注意(Attention)

・理由※(Relevance)

・自信(Confidence)

・満足感(Satisfaction)

の4つに分類したものです。

これは、アメリカの教育工学者J・M・ケラーが、

心理学における動機づけ(やる気)研究をまとめ上げた、

一種の集大成とも言えるモデルです。

※ ケラーの原案ではRはRelevance(関連性)とされていますが、

伸学会ではもっとわかりやすい日本語に言い替えて、

RはReason(理由)としています。

以下、本書では理由(Reason)で統一します。

要するに、「やる気の源には大きく分けると4つのパターンがありますよ─」ということです。

このモデルはグーグル社でも取り入れられており、

大人のやる気を引き出すのはもちろん、

子どものやる気を引き出すのにも有効です。

いえ、むしろ子どものほうがより重要かもしれません。

大人であれば、

やるべき理由(R)さえあれば行動できる人も多いですが、

子どもはそうはいかないからです。

私たちがこのモデルを活用して指導した結果、

多くの子たちが勉強を楽しむようになってくれました。

保護者様の声の一部をご紹介しましょう。

『3年生の2月からある大手塾に通い始めました。入塾テストは合格点も平均点も上回り、意気揚々と通い始めましたが、授業の進度が速く、あっという間に消化不良を起こしてしまいました。成績もどんどん下がりクラスも落ちてしまうと、首振りや瞬きなどのチック症状も出てきて、早くも2ヶ月で辞めることに…。

そんなとき、伸学会の指導方針(子ども自らがPDCAを回せるようになる、将来にわたって役立つ問題解決能力を身につけられるようになる)に大変共感し、集団塾がトラウマになっていた息子をなんとか乗せて体験授業を受けさせると、「楽しかった!」と言って帰ってきました。「すぐ宿題やっちゃうね!」「月曜日、自習に行きたい!」と別人のようにやる気満々。いったい、どんな魔法を使ったのかしら? と思ったほどでした。』

全文は弊塾Webサイト(http://www.singakukai.com/feedback/10674.html)に掲載していますので、興味がありましたらご覧ください。

この魔法の正体こそが「ARCSモデル」です。

これら4つの要素が揃っていれば、

お子さんは夢中になって勉強に取り組むでしょう。

逆に、1つもなければ勉強なんてイヤでしょうがないという状態になるでしょう。

お子さんには、どれがあって、どれがないでしょうか?

いきなり4つ全部揃える必要はありません。

ただ、1つから2つ、2つから3つと増えるにしたがって、

勉強がどんどん楽しくなっていくでしょう。

いろいろ試してもうまくいかないような場合には、

同じ要素ばかりになっていないか疑ってみてください。

足りない要素の中で、

できそうなものから順に取り入れてみて、

お子さんをぜひ勉強好きな子にしてあげてくださいね。

2019年春

伸学会代表 菊池洋匡

発売はもはや春ではなく初夏ですが、

各書店やAmazonなどに配本されるのは6月27日の予定です。

予約している方はそのあたりにお手元に届くと思います。

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