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我が家が伸学会にお世話になるきっかけは私が菊池先生のYouTubeをチャンネル登録して子育ての参考にしていたからです。
息子は3年生の夏にパズル道場と速読の体験に行き即答で通いたい!と。
土曜日だけでしたが、とても楽しんで通ってました。
4年生の本科に入る前に家族会議で、息子が自分で決めたという意識をもつ為に中学受験のメリットデメリットを簡単に話しチャレンジするか決めました。
メリットは学力がつく、気に入った中学校を選べる、設備が充実している、高校受験がなくその分好きなことに打ち込めるなど。
デメリットは友達と遊ぶ時間が少なくなる、ゲームも我慢しなきゃいけない、夕飯を家族とたべる日が減る、旅行に行けなくなる、今の小学校の友達とお別れになる、電車で通うので朝早く起きなければいけないなど。
他にも色々ありますが、子どもに分かりやすい範囲で話した結果、挑戦したいということになりました。
主人は否定も肯定もせず、頑張った先に私学があるならそれでいいと。勉強のことは一切口出しせず、送り迎えに徹してくれたのが良かったです。
地方育ちの中学受験未経験の私はとにかく中受の本(翼の翼、二月の勝者、下剋上受験、勇者たちの中学受験など色々)を読み、イメージトレーニングをしました。毎回泣きながら読みました笑
4年生本科
塾は楽しんで通ってました。私がやったサポートは宿題の問題をコピーしてノートに貼ることです。残りの量が見て分かるのでやる気にも繋がりました。
途中式を書かない、字が汚い、など私が気になる所はありましたが後藤先生はこの頃の男の子はこんなもんなので大丈夫です!と、どっしり構えていて安心したのを覚えます。
5年生に入りどんどん内容が難しくなっていき、解けない問題に泣くようになりました。
宿題も増え、答えを写しているのが私に見つかりカッとなりバトルに。
翌日、後藤先生にSOSのメールをしました。
その後、息子に怒ったり注意したりするのではなく、その行動の原因と対策を話し合ってくださいました。間違ってもいい。解らなくてもいい。というマインドを話してもらったようです。やってはいけないことと分かっているのにやってしまうのは子どもからのSOSだったと私は後で知り怒ってしまったことに反省しました。
分からない問題を教えてあげたくても難しくて教えてあげられない自分に不甲斐なさを感じ自分を責めた日もありました。
そこでバズル、速読をやめて通塾演習指導をお願いすることにしました。
すると、解らなければすぐ質問できる環境が出来たお陰かほとんどの宿題を通塾でやるので私も息子もイライラすることが減りました。
そして何と、自分から「去年の6年生がやっていた下剋上算数をやりたい!」といってきたのです。あまりの変化にビックリでした。
まさに自ら伸びる力が育ってる!と感動しました。
すぐにテキストを購入したら黙々と進めてました。
授業が無い日も塾の自習室に行き、週5で塾に通ううちに、いつしか自習室の主と呼ばれるようになり、その後自習大臣に任命され、調子に乗せていただきました笑
毎月何かしらのスーパースター賞をもらってモチベーションもあげてもらいました。
5年生から12校の学校見学や文化祭に一緒に行きました。息子の意思を尊重し行きたい学校は早い段階で3校決まりました。
6年生に入りほぼ、週6で塾に行くようになり学校との両立がキツくて学校を休むこともありました。本人曰く、6年生が一番キツかったそうです。
それでも塾は同じ目標を持つ仲間と上手く乗せてくれる先生のお陰で楽しんでに通うことができました。
16印という志望校の過去問を解く→ポ発→次回への戦略→類題→リトライの繰り返しが本当に力になりました。
直前期には迫り来る本番へのプレッシャーに潰されそうになり「もうやだ!もうやだ!」と泣く日もありました。
12月にインフルエンザA型に2回もかかりたくさん休みました。(免疫は??)
色々問題が起こる度に後藤先生に相談のメールを何回も送り何度も助けていただきました。
こんなに手間のかかる親子で大丈夫かな、ご迷惑かなと思いましたが、1人でモヤモヤしていたり子どもとケンカになるくらいなら絶対に先生に相談した方がいいと思います。本当に気持ちが楽になります!
息子はメンタルというか心の体力があまりなく、
やる気とのバランスをとるのが本当に難しかったです。なので、本番2週間前は親の焦る気持ちはグッとこらえて、勉強のことは何も言わずとにか明るく元気に過ごすことを第1に意識しました。結果、家ではちょびっとしか勉強せず(涙)…その分、塾の自習室での勉強に集中することができたようです。良く言えばメリハリですかね。
帰って来ると今日塾でやったことを誇らしげに発表するのが習慣になってました。(そこはすかさず褒めます!)
前日は9時に就寝。いよいよ本番!先生との早朝Zoom応援のお陰でそんなに緊張することなく挑めたようです。試験後、なんと息子の口から「たのしかったー」と。これを聞けただけでどんな結果でも成功だな。と思えました。
お陰様でその日に合格を頂くことができました。息子と私は大号泣!本当にこの日まで何度も挫けそうになりその度に先生にアドバイスをいただき何とかゴールすることが出来ました。
この3年間母親の私もたくさん勉強させていただきました。溢れている情報から中学受験に賛否あるのも知っています。でも、自ら努力して挑戦する勇気とそれを支えてくれる味方がいること、同じ目標に向かう戦友たちは学力以上の財産になったと思います。
息子は翌日、友達の合格を知り自分の時と同じように泣いて喜びました。自分のことのように友達のことを喜べる息子を私は誇りに思い何とも言えない充実感に満たされました。
長くなりましたが、約4年間本当にお世話になり、ありがとうございました。
息子は伸学会の先生のような塾講師になりたいそうなので、もしその時がきたらまたよろしくお願いいたします(笑)