成績が良い子に見られた共通点

毎日毎日子供たちが書く学習記録をチェックしています。

どんなに良いことでも、「これやれ」って指示だけでは人は動いてくれません。

「勉強しなさい」みたいな声かけにはほとんど効果がないことが調査・研究の結果明らかになっています。

行動を促すには頻繁なフィードバックが不可欠です。

だから手間がかかって大変ですが、労を惜しまずやっています。

で、それぞれに書かせて持ち寄らせた学習記録を比べてみて、成績が良かったときは、あるいはいつも良い子は、何が違うんだろうというのを考えさせたりもしています。

自分で考えて気付いた方が、言われるよりも行動が変わりますからね。

そうすると、彼らも意外なことに気付いたりするのです。

学習記録を元に学習時間を比べてみても、成績上位のグループ、中位のグループ、下位のグループで顕著な差はありません。

長時間勉強している子でも成績が低い子はいますし、勉強時間が少ない子でも上位の子もいます。

これは、小学生レベルでは、学習方略(やり方)による学習効率の差が大きいということを示していると思われます。

そのあたりを具体的に切り込むのはまた別の機会にするとして、、、

彼らにとって意外だったであろう共通点として、成績の良い子たちの方が睡眠時間が長い傾向にありました。

本格的に統計的な検証をしたわけではありませんが、私の感覚的には勉強時間の長さよりも成績との相関関係が大きかったです。

勉強も終わらせ、寝る準備もしたのに、つい余計なことをして夜更かし。

あるあるですよね。

「早く寝なさい」と言っても子供ってなかなか言うことを聞きませんよ。

朝は起こしても起きないくせに夜はなかなか寝ないなんてまったく・・・

そんなイライラを感じているお母さんは多いんじゃないでしょうか。

でも、「早く寝ればそれだけで成績が上がる。寝るのは勉強の代わりになる。」そう気付き、自分にとってメリットが大きいと感じたので、子供も行動が変わってきました。

ここ最近、全体的に睡眠時間が増えています。

良い傾向です。

さて、今日から夏期講習が始まります。

毎日のように授業があります。

より多くの気付きを与え、行動を変えていくチャンスですね。

良い夏にしようと思います^^

みんな頑張ろう!!