「子どもが天才になる食事」試し読みページ

9月17日発売!
「子どもが天才になる食事」

こんにちは。伸学会代表の菊池です。
私の3冊目の著書「子どもが天才になる食事」がもうすぐ出版されます。

今回の本は、
臨床分子栄養学研究会理事長宮澤賢史医学博士監修、
分子栄養学実践講座の特別指導認定カウンセラー 菊池則公氏と共著で、
頭がよくなる食事をテーマに本書を書きあげました。

本書に込めた思いをお伝えするために、
まず初めに宮澤賢史医学博士からいただいた
「監修の言葉」をご紹介しようと思います。

監修の言葉

朝起きられない、勉強が手につかない、学校に歩いて行くこともできないほど疲れてしまう、という症状で不登校になった中学2年生の女の子がいました。
精神科を受診して、うつ病の薬を飲んでみたものの、変化は見られないために来院されました。
検査をしてみると、顕著な低血糖と腸内環境の乱れが判明しました。
腸の炎症を抑え、低血糖を起こさないための食事指導を行うとともに、栄養補給のための少量のサプリメント(栄養補助食品)を使用しました。
すると、3カ月後には朝起きられるようになり、半年後には集中力が改善し、1年後には学年トップの成績になりました。
さらに現在は、英語のスピーチコンテストに向けて特訓中とのことです。
 
私は栄養療法医として、原因不明の慢性疲労を見続けて20年、これまで2万人以上の患者さんを診てきましたが、このような経過は決して特別なことではありません。
栄養療法で最適な食事を導入できると、体調の改善を通り越して、脳機能を最大限に活用できるようになります。

本書にあるように、現在、日本人の食事はとても乱れています。
まさに、「毒メシ」が蔓延している状況です。
特に、成長期にあたる子どもたちに与えるダメージは計りしれません。

「子どもの受験対策は、正しい食事を心がけるだけでいい。なぜなら、周りの子どもの食事があまりにも悪いため、勝手に脱落していってくれるから」

これは、私の師匠の言葉です。
厳しい表現に聞こえるかもしれませんが、これが現実で、食事が脳に与える影響はそれほどまでに強いものなのです。

この正しい食事の方法論は、2度のノーベル賞を受賞した天才化学者であるライナス・ポーリング博士によって生み出されました。
彼は「脳は他の臓器に比べて栄養素の影響を受けやすい」ことをいち早く発見し、適切な量の栄養素をとることで、神経や精神の状態を調整できると考え、食事とサプリメントを使った栄養療法を提案しました。
これが、本書の食事療法の根底にある「分子栄養学」です。
 
発表当初は多くの専門家たちに無視された治療法でしたが、1995年に米国で栄養療法が解禁されてからは、症例や論文が劇的に増加し、現在では治療効果が学会で発表されるまでになりました。
考える、行動する、怒る、悲しむ、喜ぶなどの人間の脳の働きは、すべて神経伝達物質の働きによります。
そして、その神経伝達物質はアミノ酸でできており、毎日とる食べ物が材料になっています。
その神経伝達物質がどのくらいつくられ、どのくらい脳内にとどまるのかも、アミノ酸やビタミン、ミネラルが大きく影響しているのです。

また、脳神経が伝わるための土台は、脂質から成り立っています。
脳の乾燥重量(水分を除いた重量)の60%は脂質です。
脳の機能は、食べる脂質のクオリティをそのまま反映するといっても過言ではありません。
食べ物は、薬と同様、時にはそれ以上に脳の活動に大きく影響しているのです。

菊池則公さんは、鍼灸師として活動されているかたわら、私の主宰する分子栄養学講座を受講後、いち早く講師となり、講座で教鞭をとりながら、ご自身でも治療家向けの分子栄養学講座を主宰しています。
さらに、治療にも積極的に分子栄養学を取り入れるなどして、さまざまな方面で活躍されています。
また、学習面のノウハウを教えるだけにとどまらず、子どもの持っている力を伸ばすことを、科学的エビデンスのある「食」の面からもサポートしていこうとする、兄・ 洋匡さんの教育者としての姿勢にも感心するばかりです。
本書で紹介された食事や生活習慣の改善法は、豊富な経験に基づき、極めて緻密に考え抜かれており、万人にお勧めできるものです。
それらのメソッドは、私が講座で教えているものと同様であり、私が精神を病んでいる患者さんに処方している内容とほぼ同一です。
30代以降の患者さんに比べて、10代のお子さんは治療への反応が極めて高く、改善までの時間も短くて済む傾向があります。
特に、受験を控えているお子さんは、「毒メシ」から「受かるメシ」への食事改善のアプローチをやらない理由はどこにもありません。
また、受験にかかわらず、すべての子どもたちが健全に成長し、持って生まれた才能を最大に開花させ、命を全うするためにも、「食」への関心をもっと高めていただきたいと思います。
本書の食事法が、日本中の教育者の方に理解され、実践されることを心から願っております。


あなたのお子さんも本当はもっと素晴らしい能力を持っているのかも

冒頭で紹介されている宮澤先生の病院に来た女の子は、極端なケースかもしれません。
しかし、決して稀なケースというわけではありません。
極端ではないもっと軽度な症状で、それゆえに本人も親御さんも気づかないうちに、毒メシによってお子さんのやる気・体力・ひらめき・記憶力が奪われてしまっているケースがたくさんあります。
あなたのお子さんも、もしかしたら本当はもっと素晴らしい能力を持っているのに、それを発揮できていない子の1人かもしれません。
もしそうだとしたら、その本来の能力は取り戻すことができます。
  
本書はすでに栄養学について学び、日ごろの食事に気を使っている方のためのものではありません。
日々仕事に、家事に、育児に追われて忙しく、なかなか食事について学んだり実践したりする時間が取れない親御さんのためのものです。
だから、なるべく手軽に気軽に取り組めるような内容にすることを心がけました。
  
本書の中には、少し怖い事実なども書いています。
それは、いろいろやらなければいけないことがある中で、少しだけ食事に関しての優先順位をあげてもらうためです。
知らないからしていたこと、していなかったこと、後回しにしていたことなどあると思います。
そして、知ることで、変えられることがいろいろ見つかると思います。
勉強でも仕事でも子育てでも、完璧な行動ができる人などいません。
できる範囲で最善の行動をしていきましょう。

  
このページでは、
本書の内容の一部を先行して公開しています。
  
ぜひご覧になって、
お子さんの能力を引き出す食事法を実践してください。
  
もくじは以下のようになっています。
   
公開済みの部分はリンクになっていて、
タップすると該当部分に飛びます。
  
読んでみて続きが読みたいと思ったら、
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少しずつ公開部分を増やしていきますのでお楽しみに。

〔 目 次 〕

はじめに(無料公開中)

Part1 学力は15歳までの「食」で決まる

・[事例]コンビニスイーツをやめて志望校に合格!(無料公開中)
・子どもの能力は15歳までの食べ物で決まる
・今「疑似発達障害」の子がこんなに増えている(無料公開NEW!)
・今先進国に増えている新型栄養失調とは!?(無料公開NEW!)
・○○と○○が不足すると頭が働かない(無料公開NEW!)
・足りない栄養素は体や脳から取り崩される
・「頭がよくなるDNAスイッチ」をオンにする方法
  

Part2 「毒メシ」が子どもの能力を奪い取る

・新型栄養失調を引き起こす「毒メシ」の三大特徴
●毒メシの特徴1:腸や脳に炎症を引き起こす
・腸の隙間から流れ出た毒が脳にも達する
「お菓子がやめられない」の正体はグルテンの中毒性(無料公開中)
・牛乳やヨーグルトなど多くの乳製品も「毒メシ」
・甘いお菓子やジュースも腸の炎症を引き起こす
●毒メシの特徴2:血糖値のコントロール機能を破壊する
・血糖値は高すぎても、低すぎてもダメ
・朝起きられない子は低血糖の可能性あり
・血糖値と「意志力」には深い関係がある
●毒メシの特徴3:体から栄養を奪い取り、毒を与える
・牛乳を飲むと骨や体がもろくなる
ハーバード大学の研究でわかったIQを下げる食べ物(無料公開中)
・菓子パンやチョコレートの成分にも要注意!
・「無添加」「添加物不使用」にも注意が必要
・危険な食品には「NO」の声を挙げよう
    

Part3 才能をぐんぐん伸ばす「受かるメシ」とは?

・「毒メシ」を「受かるメシ」に変える3つのポイント
〇受かるメシ1:炎症を抑えて栄養を吸収できる体にする
・腸の炎症を招く小麦・乳製品はなるべく控える
・乳酸菌をとるなら「手作り□□」が簡単で安くてお勧め
・腸内環境の改善に役立つ□□をとろう
・体の中にたまった毒を排出する食材とは?
〇受かるメシ2:血糖値を穏やかにコントロールする
・パンの代わりに□□を選ぼう
・おやつ・間食には□□や□□をチョイス
・ドレッシングやタレの□□にも注意しよう
〇受かるメシ3:不足しがちな栄養をバランスよくとる
・脳と体を動かす動物性タンパク質のとり方
・骨つき肉を使ったスープでタンパク質を補う
・能力をアップする10の栄養素と摂取のタイミング
・子どもの脳は2週間で生まれ変わる!
  

Part4 子どもの頭がよくなる!10分簡単レシピ!

・子どもと一緒に作れるお手伝いポイントも記載した簡単レシピ
ヘルシーミートローフ

/簡単スペイン風オムレツ/ 豚ヒレ肉のポークケチャップ

/カツオのタタキユッケ風/サバとミニトマトのハーブスパイス煮

/豆モヤシのえごま油ナムル/親子丼/ ハムサンドの豆腐ステーキ/玄米ご飯/ポテトとナスのトマトソース炒め/ グリーンサラダチアシードドレッシング/ビーツのピクルス/ニンジンシリシリ/サツマイモとリンゴの重ね煮
・魚や肉、野菜の正しい選び方
・体に良さそうな野菜ジュースや乳酸菌飲料の落とし穴
・調味料の良し悪しを見分けるテクニック
  

Part5 朝・昼・晩の 食事改善テクニック

・まずは朝ごはんから小麦を減らそう
・パンやシリアルをおにぎりと味噌汁に
・パンがどうしても食べたいときは簡単手作りパン
・休日の昼ごはんやお弁当作りで意識したいこと
・保護者が語る「我が子が名門中学校に合格した秘訣」
・夜ごはんは「手作りの日」を週1回でも増やす
・子どものやる気は家族一緒の食卓から生まれる
・「毒メシ」から「受かるメシ」に切り替えて東大に合格
  

Part6 「食」を通じて 賢い子を育てるヒント

・1分間もじっとしていられない子どもたち
・中学受験に成功した子は何を食べていた?
・落ち着きのない小学生男子がこんなに変わった!
・習い事や塾よりも食事にお金をかけよう
・親子クッキングで子どもの能力は飛躍する
・子どもの睡眠時間は栄養と同じくらい大事
・1週間続けば1カ月続く、1カ月続けば1年続く
・あなたはお子さんを成功に導くことができる
  

おわりに

監修の言葉 医師・医学博士 宮澤賢史

—-

[無料公開]はじめに

子どもには健やかに育ってほしい。
これは親御さんに共通する願いですよね?
あなたもきっと、それを願っているのではないでしょうか。

そして、子どもには成績優秀になってほしい。
これもまた、多くの親御さんに共通する願いでしょう。

これらを両立させる一石二鳥の方法があると言ったら、
あなたはどれくらい興味を持ってくれますか?

なぜこんなことを問いかけるかというと、
こういった願いと裏腹に、
子どもの健康・子どもの学力で悩む方たちがとても多いからです。

これらをまとめて解決するのが本書の目的です。
子どもを健康にして、なおかつ成績を上げる、そんな方法をお教えします。
それが、「食事」を見直すことです。

食事が健康に与える影響について、疑問を持つ方はいないでしょう。
しかし、それが成績にも影響することは意外に思う方もいるかもしれません。
大いに関係があるのです。

脳が正常に働いていない状態では、勉強しても理解できませんし、テストのときにも問題が解けません。
そして、悪い食事をしてしまうことで、脳は容易にその正常な 働きを失ってしまうのです。

例えば、Part2で詳述していますが、
ハーバード大学のフィリップ・グランジャン博士の論文によると、
食べ物に含まれる、ある種の重金属や農薬は、
子どものIQの低下をもたらしているそうです。

その論文の前書きには、こうありました。
「自閉症スペクトラム障害および注意欠陥多動性障害の有病率は世界中で増加してい るようです。脳機能の無症状減少は、これらの神経行動発達障害よりもさらに一般的 です。これらの障害はすべて深刻な結果をもたらす可能性があります。生活の質を低下させ、学業成績を低下させ、行動を妨害し、社会全体の福祉と生産性に重大な結果 をもたらします」

(*Philippe Grandjean, Neurobehavioural effects of developmental taoxicity! 10.1016/s1474-4422(13)702778-3 )

IQの低下も「脳機能の無症状減少」に含まれるでしょう。
頭の働きがにぶってIQが5や10下がっても、
それは病気や障害の「症状」としては認識されません。
きっと親も本人も、IQが低下していることに気づかないでしょう。
  
しかし、学業成績は確実に低下します。
ですから、成績をアップさせるためには、
脳を正常に働かせる良い食事について知ってもらう必要がある──。
  
そう考えたことが、教育者である私(菊池洋匡)が
「学力と食事」をテーマにした本書を執筆しようと思った理由です。
  
成績を上げるためには、効率の良い勉強のやり方で、
人一倍たくさん勉強することが必要です。
  
私は科学的な根拠に基づくそれらの方法を、
さまざまな書籍・研究論文を読んで学び、
自塾で実践してきました。
 
それにより、他塾ではなかなかやる気になれなかった子たち、
成績が上がらなかった子たちを急成長させてきました。
 
また、その方法を本にまとめて出版もしました。
  
「勉強を楽しくする方法」をまとめた1冊目の著書は、
出版から約1年が経つ現在で 第7版まで増刷を重ね、
現在も売れ続けています。
そして、「効率の良い勉強法」をまとめた2冊目の著書は、
出版後に即重版となりました。
拙著が多くの皆様に支持されていることをうれしく思います。
本書は、それに続く3冊目の著書です。
  
これまでの著書のテーマが、
塾の先生が書く本として正統派だったのに対して、
今回は少し違った角度からのアプローチになります。
  
しかし、これまでの2冊以上に、
子どもの学力アップのために役立つ情報をお伝えできると思っています。
  
本書の最大の特長は、保護者がすぐに実践できることです。
  
子どもを勉強好きにさせることや、
子どもに効率の良い正しい勉強法をやらせることと、
健康的なご飯を食べさせることと、
どちらが簡単でしょうか?

間違いなく、
健康的な食事をさせることでしょう。
  
想像してみてください。
  
正しい勉強法を子どもに教えたら、
子どもはすぐにその通りにしてくれそうですか?
  
式や図をノートにちゃんと書かなかったり、
答えは合っているのに字が汚くてバツにされたり、
そういった明らかな問題点を矯正するだけでも
苦労している親御さんが多いはずです。
  
子どもの行動を変えるのは大変ですよね。
  
それに比べれば、
食事を健康的なものに変えていくのは、
親自身ができることというだけでもずいぶん楽でしょう。
  
しかも、本書には、
効果絶大な食事改善のポイントを3つに絞ってまとめました。
  
その3つのポイントとは、
「腸の炎症」「血糖値」「頭の良くなる栄養」
です。
  
それらのポイントに沿って、どんなご家庭でも、
今すぐに始められる方法を盛り込んでいます。
  
そして、楽なうえに効果はバツグンです。
  
これまで食事にあまり気を使ってこなかったご家庭ほど、
ちょっと意識して食事を変えるだけで大きな変化を実感できるでしょう。
早ければ1~2週間で違いが表れるはずです。
普通に勉強をしていて、
1~2週間で成績が急に上がることなど、
なかなか無いですよね。
  
しかし、前述のように、
悪い食事をしていて脳が正常に働いていない状態から、
良い食事に変えて脳が正常な働きを取り戻せば、
1~2週間で成績が変わることも不思議なことではありません。
  
それはあたかも、
私たち大人が、お酒にほろ酔いだったのがさめたかのような変化です。
テストの点数がどれくらい変わるかを想像してみてください。
  
簡単さと、
それによる効果の大きさがイメージできたら、
ぜひ今日から取り組んでみてください。
  
  
本書は、6つのパートによる構成になっています。
Part1・2・3・5は、共著者である弟・菊池則公が担当しました。
  
菊池則公は、
宮澤賢史医師が主宰する「分子栄養学実践講座」の特別認定講師を務める、
栄養学のエキスパートです。

子どもの能力を奪う「毒メシ」と、
子どもの能力を取り戻す「受かるメシ」について、
各章でお伝えしています。
   
Part4では、
受験フードアドバイザーの中原麻衣子さんと、
管理栄養士の松尾瑞穂さんに、
「子どもの頭がよくなる簡単レシピ」
をご紹介いただいています。
 
自宅 で手軽にできる料理ですので、
ぜひご家庭で作ってみてください。
  
Part6では、
私(菊池洋匡)が、
食事を通して賢い子どもを育てるヒントについて書きました。
  
また、各章にところどころ入っている生徒の受験と食事のエピソー ドも、
私が担当した部分があります。
  
巻末には、
監修の宮澤賢史医師からのメッセージを収録しました。
  
この本は多くの方たちの協力によって、
無事に完成させることができました。
  
この場を借りてお礼を述べさせていただきます。
ありがとうございました。

本書が、
あなたのお子さんが持って生まれた「天才」を取り戻すのに
お役に立つことを願っています。

2020年初夏
菊池洋匡


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[無料公開]コンビニスイーツをやめて志望校に合格!

小学6年生の秋。ある女の子が、3カ月後に中学受験を控えていました。
いくら一生懸命に勉強をしても成績は上がらず、
本人も、親御さんも毎日イライラするばかり。
  
塾の帰りには、「今日も頑張った~」と言って、
コンビニで大好物のスイーツを買って、
その場でペロリと食べるというのが日課だったそうです。
  
お母さんへは常に反抗的な態度を取り、
罵声を飛ばしてくることもしばしば。
  
でも「受験のストレスが溜まっているのだから仕方ない」
「大好きなスイーツがその解消になるだろう」
と思い、与え続けていたと言います。
  
スイーツを食べた後の30分程度はご機嫌に勉強するのですが、
すぐに集中力がなくなり、またイライラ。
口の中は口内炎がいっぱいで、
いつも「痛い、痛い」と訴えていました。
  
口の中の症状はいっこうに治らず、
心配した親御さんが娘さんを連れて当院にやってきました。
  
そこで私(菊池則公)は、普段の食生活を詳細にお聞きし、
すぐに次の2つのことをお願いしました。
  
1つが、 「コンビニのスイーツをやめること」 、
そしてもう1つが「分子栄養学(後述)に基づく食事改善をすること」
です。
  
絶対に志望校に合格したいという強い思いがあったからでしょう。
  
その子は、
中学受験が終わるまでコンビニスイーツは食べないと決め、
即実行。
  
お母さんも、
私のアドバイスをもとに少しずつ食事を見直していってくれました。
  
すると、2週間もしないうちに、
ひどかった口内炎がみるみる消え、
さらに、1カ月後には、
パンパンに膨張していた顔がすっきり。
  
体もぐっと引き締まってきました。
  
気持ちも穏やかになり、
勉強に集中できる時間が長くなったといいます。

そして徐々に成績も上がり、
志望校に合格することができたそうです。
  
このようなご報告をいただき、
私はとてもうれしくなりました。
  
このほかにも、
多くのお子さんが食事改善によって本来持っている能力を取り戻し、
それぞれの夢を実現していっています。
  
兄(菊池洋匡)が経営する伸学会では、
食事改善によって多くの子どもが集中力の向上、
学力アップを果たしています。
  
麻布中学や武蔵中学など、
名門校の合格をつかんだご家庭は、
学力を支えるごはん・お弁当を
しっかりと作っている傾向も見られるようです(Part5で紹介)。


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[無料公開] 「疑似発達障害」の子がこんなに増えている NEW!

文部科学省のデータによれば、近年、発達障害の疑いがある子が増えています。
発達障害には、ADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉スぺクトラム障害、アスペルガー症候群)、LD(学習障害)などがあり、症状は広範囲にわたります。

例えば、集中力が続かなかったり、衝動性が強かったり、対人関係が苦手で他の人とうまくコミュニケーションが取れなかったりといった症状です。
症状の強さは強かったり弱かったりさまざまですが、脳機能の障害が原因でこうした症状が現れ、生活や学習に著しい困難をきたすと発達障害と診断されます。
もちろん勉強に集中できなかったり、多動行動が見られたりするお子さんがすべて脳機能の障害を抱えているというわけではありません。まだ小さいお子さんは、多かれ少なかれ、そういうものです。
しかし、年相応なレベルよりも極端に落ち着きがない、成長が遅いというのであれば、それは脳機能の障害が原因かもしれません。
  
「うちの子、ちょっと普通とは違うかも」
子どもたちの体と心の状態に、そんな不安を抱えている親御さんは少なくありません。そうした親御さんが、お子さんを連れて、私の治療院にもやってきます。
落ち着きがなく、1分たりともじっとしていられない子。顔色が悪く、話をかけても無表情で反応がにぶい子。本人も頑張りたいと思っているものの、集中できない子など。子どもたち自身も苦しんでいるようです。
そうした子どもたちは、生まれつきの要因で「発達障害」である子もいますが、後天的な環境要因で「発達障害」の症状が見られる子もいます。
この本では後者のような、後天的な要因で発達障害の症状が見られる子を「疑似発達障害」と呼ぶことにします。発達障害の原因はまだ解明されておらず、遺伝的な要因がどのくらい寄与し、環境的要因がどのくらい寄与しているかもわかりません。両者が複雑に絡み合っているだろうと言われています。
そもそも原因がわかっていないのですから、正確にいえば、発達障害は原因が何であるかは関係ありません。結果的に脳の機能に障害があり、生活や学習が困難な状態であれば発達障害と診断されます。
ただ、この本では便宜上、後天的な環境要因による影響が強い発達障害を、良好な環境であれば発症しなかったであろうという意味を込めて、「疑似発達障害」と呼んでいます。
本書の冒頭のマンガで登場した塾の子どもたちは、「疑似発達障害」の一例として描きました。この塾(伸学会)では、学力を伸ばすために、科学的に根拠のあるさまざまな取り組みをしています。
「瞑想」がその1つです。瞑想は、脳の前頭前野の働きを活発にさせ、集中力や記憶力がアップするなどの効果が期待できます。この瞑想をしている間、たった数分間という短い時間さえも、目をつぶってじっとしていることができない状態の子どもたち。このような落ち着きがなく集中力もない状態では、授業で習ったことを理解して吸収できるはずもありませんよね。
これは学習塾だけでなく、学校の現場でも同様でしょう。
子どもたちが先生の指示を聞かず、勝手なことをして学級が機能しない「学級崩
壊」も、この後天的な要因による「疑似発達障害」を持つ子どもたちの増加と深く関係していると考えられます。
では、「疑似発達障害」の要因とはいったい何なのでしょうか? さまざまありますが、多くの子どもたちに共通することがあります。
それは、「体に吸収される栄養が足りていない」ということです。
当院では、鍼灸などの施術のほかに、「分子栄養学」をベースにした栄養療法を積極的に取り入れています。そして、当院に来る「発達障害」に該当しそうな症状を抱えた子たちに対しても、日頃の食生活をヒアリングし、栄養療法を施しています。
すると、多くの子は情動のコントロールが上手になり、集中力もアップし、生き生きとした表情を取り戻していきます
栄養状態を改善することで症状が治るということは、原因は「体に吸収される栄養が足りていなかった」という後天的なもので、まさに「疑似発達障害」だったということです。
「分子栄養学」とは、体内に吸収される栄養が分子レベルでどのように体や脳に作用するのかを研究する学問です。
私が最初に分子栄養学に興味を持ったきっかけは、うつ症状の大人の患者さんに、鍼灸などの治療をしても改善しないことが多く、思い悩んでいたことでした。さまざまなアプローチを試みた結果、最終的に行きついたのが「分子栄養学」でした。分子栄養学を学べば学ぶほど、そして、この療法で患者さんを治療すればするほどに、体の「外側」からの治療だけでなく、「内側」からの根本的な改善が必要不可欠だということを実感していきました。
この栄養療法は、うつ病などの精神疾患だけでなく、リウマチやアトピーなどの免疫疾患や、不妊症などの症状にも大きな効果が出ています。
そして、ここ数年では、大人だけでなく、体と心にさまざまな不調を抱えた子どもたちが来院するようになりました。そのような子どもたちもまた、食事による栄養療法を行うことで、多くが回復していきました。
本書は、そういった子どもたちにこれまで行ってきた栄養療法の取り組みについ
て、お伝えするものです。


[無料公開] 今先進国に増えている新型栄養失調とは!?  NEW!

「栄養失調」と聞けば、遠い昔の話、あるいは食べるものに困窮する恵まれない国々の子どもたちの話、というイメージがあるかもしれません。
しかし、日本を含む先進国でも、多くの子どもたちが栄養失調に陥っています。(*日本の小中学生の食事状況調査/厚生労働科学研究・研究班 平成 27 年度)
それは「新型栄養失調」と呼ばれる現代型の栄養失調です。パン、菓子、ファーストフード、人工調味料が多用された加工食品などを頻繁に食べることによって引き起こされます。


「新型栄養失調」の主な特徴は、糖質や脂質の過剰摂取によって必要なカロリーはオーバーしているのに、タンパク質やビタミン、ミネラル等の栄養が極度に不足していることです。
糖質や脂質の過剰摂取は、高血糖や肥満、糖尿病のリスクを高めます。成人の糖尿病患者数は、現在300万人を超え、その予備軍は1000万人以上ともいわれています。さらにこの背後には、糖尿病予備軍の子どもたちも多くいます。
糖尿病になると、血液中のブドウ糖の量をコントロールできなくなって、血管障害をはじめとするさまざまな病気を引き起こします。
子どもがかかった場合は、大人よりもより長い年月、疾患を抱えながら生きていかなければなりません。とても怖いことです。
以前、ある小学4年生の男の子が、お母さんに連れられて当院にやってきました。
その子は猫背で、中年太りのおじさんのようにおなかが出ていました。そして、見るからに反応が鈍く、表情も乏しく、目が泳いでいました。
日頃の食生活をお母さんにお聞きすると、大好物は唐揚げで、なんと2日に1回は塾帰りに購入し、その場で食べてしまうといいます。
Part2で紹介しますが、出来合いの揚げ物には、肥満につながる酸化した悪い油が多く含まれています。このお子さんの場合も、唐揚げを頻繁に食べることが、中年太りのような体型になってしまった要因だと思います。この子が特別なわけではありません。現在、11歳の子どものうち、肥満児の割合は約10人に1人もいるといわれています。
(*学校保健統計調査/文部科学省)
一方、栄養失調の子どもたちは、「新型」の肥満児ばかりではありません。必要なカロリーさえも満たされておらず、健全な体の発育がなされていない「昔ながらの」栄養失調が深刻なケースもあります。
さらには、身長と体重も平均値で、いわゆる「標準」的な子どもであっても栄養が十分でないケースも多く、一見何も問題がないように見えるため、深刻に扱われていないことが問題になっています。


[無料公開] ○○と○○が不足すると頭が働かない NEW!

肥満、やせ型、標準のどの体型の子どもであっても、不足しやすいとされる栄養の1つがタンパク質です。
タンパク質は、筋肉や臓器、免疫細胞をつくるために必須な栄養素。タンパク質が不足していては、体が健全に成長することはできません。
たとえ、身長や体重は平均並みでも、筋力が足りなければ、体幹は弱くなり、猫背になりがちです。これでは、机にしっかり座って勉強に集中できませんよね。
また、後ほど詳しくお話ししますが、タンパク質は体をつくる元になるだけでなく、やる気や記憶力の源となります。十分なタンパク質がなければ、勉強しようという気持ちも起きず、覚えようと思っても覚えることができないのです。
さらに、ミネラル不足も大きな問題です。ミネラルの働きは多岐にわたります。例 えば、骨や歯を形成したり、体と脳の細胞の動きをスムーズにしたりする等の重要な働きをします。
十分なタンパク質をとっても、ミネラルが足りないと正常に神経の伝達がなされません。タンパク質とミネラルは一緒に働く自転車の両輪のような関係があります。
タンパク質やミネラルなどの栄養不足を放置していると、健全な体の成長がなされないばかりか、脳にまで大きなダメージを与えます。
脳に栄養がいかなくなれば脳細胞が死滅し、記憶力が低下したり、集中力がない・感情がうまくコントロールできない・落ち着きがないなどの「疑似発達障害」の症状を引き起こしたりします。
そして、確実に学力低下にもつながってしまうのです。


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[無料公開]「お菓子がやめられない」の正体はグルテンの中毒性

さらにグルテンが恐ろしい理由は、
中毒性があるということです。
  
グルテンには、痛み止めとして使用される
「モルヒネと同じような構造(アミノ酸配列)があるペプチド」
が含まれています。
つまり、このグルテンに含まれるペプチドには、
モルヒネと同じような中毒性があるといえます。
実際にモルヒネ中毒を直すための治療薬を投与することで、
グルテン中毒も緩和されることも確認されています。
(* doi:10.1186/s41043-015-0032-y
※chromeがedgeだと日本語に翻訳してくれるので便利ですよ
  
この中毒性のために、
小麦でできた菓子やパン、パスタを食べ続けると、
「もっと食べたい」、「やめられない」
という気持ちになり、衝動が抑えられなくなるのです。
  
小麦からできた菓子やパンを食べるのがやめられないのは、
中毒性が原因です。
お子さんの意思が弱いからではなく、
中毒性のある食べ物が、
お子さんの頭の中で悪さをしているからなのです。
  
先ほど紹介した小学5年生の男の子も、
大好きなパンや菓子を食べなくてもいいと思えるようになるまでには、
半年近くかかりました。
  
でも、次第にじんましんの症状が改善していったことも励みになり、
「今日はやめておこう」という感じで、
少しずつ食べる回数を減らしていったようです。
すばらしい取り組み姿勢です。
  
この子もそうでしたが、
一度グルテン中毒になると、
回復には時間がかかります。
  
体内のグルテンが消えるまでに、
3カ月程度はかかるといわれています。
  
何カ月もの間、
好きなパンやパスタ、菓子などの小麦製品を
一切食べずに我慢し続けるということは、
大人でも大変なことですよね。
  
ですから、平日は我慢をして、土日だけ食べる。
あるいは、まずは3日間我慢し、そして次は1週間我慢するなど、
少しずつ食べない期間を延ばしていく──。
そんなスモールステップのやり方を、
親子で取り組んでみてはいかがでしょうか。


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[無料公開]ハーバード大学の研究でわかったIQを下げる食べ物

日頃、口にしている食べ物の多くは、「成人にとっては悪影響がないレベル」と判断されて売られています。
でも、子どもには悪影響があるかもしれません。
もし、あなたのお子さんのIQ(知能指数)にマイナスの影響を与えていると知ったら、あなたはどう思うでしょうか?
  
「はじめに」で兄・洋匡が触れた、
ハーバード大学のフィリップ・グランジャン博士が書いた論文では、
いくつかの重金属、化学物質、農薬を摂取し続けると、
神経系に悪影響を及ぼす可能性があることが示されています。
  
例えば、鉛への暴露によって起こるIQの低下は、
米国の0~5歳の子どもたち2550万人に対して、
合計2294万になると推計されているそうです。
  
単純平均でも1人当たりIQ1にも満たない低下ですから、
誰も自覚できないうちに脳のダメージを受けていることになります。
  
鉛以外にも、メチル水銀や有機リン系農薬も、
それぞれ159万、1689万の
IQポイントの喪失をもたらしていると推計されています。
  
ほかに、こちらの論文では言及されていませんが、
体内から検出されたヒ素のレベルが高い子ほど
IQが低下する傾向があるとの論文があります。
  
また、IQを下げるだけでなく、
さまざまな(疑似)発達障害も引き起こすそうです。
  
その原因が、食べ物などに含まれる鉛、水銀、ヒ素などの重金属や、ポリ塩化ビ
フェニル、トルエンなどの化学物質です。
(*Philippe Grandjean, Neurobehavioural effects of developmental taoxicity! 10.1016/s1474-4422(13)702778-3

こちらの論文で調査研究の対象になっているのは米国の子どもたちですが、日本でももちろん他人事ではありません。

私たち日本人の場合、
重金属の中でも注意が必要なのが水銀です。
  
水銀は、日本人が大好きなマグロなどの大型魚に含まれています。
  
魚は健康に良いオメガ3脂肪酸が豊富なので、
積極的に食べたい食材の1つではあるのですが、
マグロなどの大型魚の食べすぎには気をつけたいところです。
  
重金属のほかにも、
工業用で使われている化学物資、
農薬にも子どもの脳にダメージを与える「毒」となるものが多くあります。
  
特に、「有機リン系農薬」は
脳に対して大きなダメージを与えるといわれています。
  
日本の野菜や果物には多くの農薬が使われており、
他の先進国に比べると、使用の濃度が高く、
残留農薬が果物や野菜に残っている場合が多いので注意が必要です。
  
  
また、親が安全性をどう判断するかに関係なく、選択の余地なしに子どもが危険な食品を食べさせられてしまう場合もあります。
  
例えば、農民連食品分析センターが2020年2月に公開した調査では、
学校給食のパン14製品のうち12製品から、
有機リン系農薬であるグリホサートが検出されたそうです。
  
検出されなかった2製品は100%国産小麦の小麦粉
および国産米の米粉を原材料としたもので、
小麦の原産地が外国または不明の12製品からは
すべてグリホサートが検出されたとの結果でした。
(*http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/report/agr/glyphosate/school_bread1st/index.html
  
もちろん、検出されたといっても、
濃度としては「食べても直ちに影響はない」量です。
原発事故のときに、
この「直ちに影響はない」という言葉が流行しましたね。
  
しかし、そういったものが積み重なると、
子どもの脳にダメージを与え、
IQが下がる可能性があるのです。

誰がどう作っているかをまったく気にせず、
買ったり食べたりするのは危険ですね。
すべての素材から完全に毒物を排除するのは難しいとしても、
どんな生産者が、どんな栽培方法で作っているのかを
できるだけ確認して食べるようにしたいものです。


本書の中では、
子どもの能力を奪う「毒メシ」をやめ
子供の才能を取り戻す「受かるメシ」に変える
食事のポイントをわかりやすく説明しています。

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少しずつ公開部分を増やしていきますのでお楽しみに!