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 こんばんは。 
  
 オンラインで授業も悪くないけど、 
 そろそろ生徒に直接会いたいなーと思っている菊池です。 
  
 授業はともかく、 
 授業の前後や休み時間に生徒とわちゃわちゃ戯れてた時間てのは 
 オンラインだとなかなか代替しにくく、 
 そういう時間もこの仕事の楽しさの一部だったんだなーと感じています。 
  
 たぶん生徒も同じように、 
 休み時間とか授業後の時間が塾の楽しさの中の大事な部分だと 
 思ってるんじゃないかと思うんですよね。 
  
 大人のオンライン飲み会みたいなノリで、 
 生徒たちとオンラインランチ会でもやろうかなぁと検討中です。 
  
  
 さて、あらためてですが、 
 今回の記事ではお子さんの家庭学習をうまく回すためのコツについて 
 お伝えしようと思います。 
  
 学校も塾も無い状況だと、 
 うまく勉強のリズムを作るのは難しいですよね。 
  
 私たち大人でも、 
 ステイホーム&リモートワークとなって、 
 普段のときと違ってやりにくさを感じる人が多いそうです。 
  
 なぜかというと、 
 「習慣」の力がうまく働かないからなんですね。 
  
 私たちが何かをしたくなるのは、 
 たとえば「決まった時間になるとご飯を食べたくなる」のような「時間」がトリガーになる場合だけでなく、 
 「冷蔵庫の前に行くと、開けておやつを探したくなる」のように「場所」がトリガーになる場合もありますし、 
 「ジャージに着替えると、走りたくなる」のように「服装」がトリガーになる場合もあります。 
  
 いつもと同じ条件になると、今回も自然とそれをしたくなる。 
  
 習慣にはとても大きな力があるんですね。 
  
 テレワークになったことで、 
 「職場」「一緒に働く仲間」「スーツやユニフォームなどの『戦闘服』」といったトリガーが無くなり、 
 「家で」「一人で」「パジャマのままで」仕事をしようとしても、 
 なかなかスイッチが入らないのは仕方ないことです。 
  
 これはもちろん子供たちも同じなわけですね。 
  
  
 ではどうすれば良いのか?ですが、 
 なるべくこれまでと同じ環境を整えてみるというのも1つの方法です。 
  
 たとえば、大人の仕事の場面では、 
 テレワークで各自が家でPC作業をするときでも、 
 朝のミーティングはオンライン会議室で行うといった会社が多いそうですね。 
  
 オンライン会議室という疑似的な職場で、 
 一緒に働く仲間とミーティングをすることで、 
 これから働くぞ!というスイッチを入れるというわけです。 
  
 私たちがオンライン自習室でやっているのも、 
 これと似たようなことです。 
  
 生徒の中には、塾のオンライン自習室ではなく、 
 仲の良い生徒同士で自前のオンライン会議室で 
 一緒に自習をしているという子たちもいます。 
  
 質問があるときだけこちらに入ってきます。 
  
 あなたも、 
 お子さんに塾や学校の仲間・ライバルと一緒に勉強する環境を与えてあげるというのは、 
 オススメな選択肢ではないでしょうか。 
  
  
 また、これまでの環境に近づける以外の方法としておすすめしたいのが、 
 朝か夜のミーティングです。 
  
 先ほどの例で挙げたように、大人は仕事でやっていることが多いですが、 
 これはもともとやっていたというご家庭はそれほど多くないと思います。 
  
 お子さん相手にやってあげてみてください。 
  
  
 目標は2つ。 
  
 1つ目はお子さんの頑張った成果を聞き、認めてあげること。 
  
 2つ目は予定を立てることです。 
  
  
 人は頑張ったことを誰かに認めてもらいたいと思っているものです。 
  
 承認欲求は人間の欲求の中でもかなり大きいものです。 
  
 これを満たしてあげれば、お子さんは「また次も頑張ろう」と思ってくれます。 
  
 しかし、親の視点で子どもを見ると、 
 ついつい改善点、つまりはできていないところを見て指摘してしまいますよね。 
  
 ですから、ミーティングで頑張ったことを自己申告してもらい、 
 それをそのまま褒めてあげてください。 
  
 どう褒めて良いかわからなかったら、 
 お子さんが「○○を頑張った」と言ったら 
 「○○を頑張ったのね」とオウム返しにするだけでも構いません。 
  
 自分の中で、「何を言われても絶対に褒める」とルールを決めておくと良いでしょう。 
  
 たとえ「え?それだけ?」と思ったとしても(笑) 
  
  
 そして、それをふまえた上で、 
 夜ミーティングであれば翌日の予定を聞いてあげてください。 
  
 朝であればその日の予定。 
  
 「何がやりたい?」と聞くのがポイントです。 
  
 あまり細かいものでなくてもかまいません。 
  
 あらかじめやることを決めているのと決めていないのとでは、 
 やる気のスイッチの入り方が違います。 
  
  
 そしてまた次の日のミーティングで、 
 成果報告を聞いてあげてください。 
  
  
 朝か夜に10分程度の時間をとってこれを繰り返していくと、 
 徐々にいい学習のリズムができていきますよ。 
  
 もっとキッチリしたミーティングをするのであれば、 
 以前ご紹介したKPT法でやるのが良いですが、 
 ハードルが高いようでしたら今回ご紹介した簡単ミーティングをやってみてくださいね。 
  
  
  
 コロナの感染者数も徐々に落ち着いてきて、 
 伸学会ではとりあえず6月からは通常の授業が再開できそうだなと考えています。 
  
 いつまたぶり返すがわからないので備えは怠れないですが、 
 今回ご紹介したミーティングは塾・学校が再開した後も活用できますので、 
 ぜひぜひこの機にやってみてくださいね。 
  
 それでは! 
  
 p.s. 
 家庭学習で子どものやる気を引き出すコツは 
 動画でもわかりやすく解説しています。 
  
 ・だらけがちな休校期間、子どもをノセて勉強させるための簡単・効果的な方法 

https://youtu.be/QP_ezGRjWZo
・予定を立てるときにこれを使うと予定通りに行動できる確率がアップするテクニック

https://youtu.be/SPRO1mVlhRM
よろしければこちらも見てみてくださいね。
p.p.s.
明日は21時から
マスラボの古山ん先生とブリッジの田中先生をゲストに招いての
Youtubeライブ配信です。
テーマは「動画授業と自習で最高の学習効果をあげる秘訣」です。
お楽しみに!
ライブ配信はこちらの伸学会チャンネルのトップページから見られます。
https://bit.ly/2Go9OBN
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