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あなたは1週間に何時間働いていますか?
ライフ・ワークバランスの大切さが叫ばれる昨今、
残業の抑制や有給消化の促進が進んでいます。
一昔前に比べて、労働時間が減ったという方は多いんじゃないでしょうか。
しかし、そんな世間の風潮はどこ吹く風で、
どんどんブラック化が進んでいるところがあります。
伸学会目黒校の小6です。
毎週の睡眠時間と学習時間をチェックしているのですが、
最近学習時間がどんどん増えて、えらいことになっています。
ついに1週間の勉強時間が60時間を超えるやつが出てきました。
塾の勉強時間は入れていますが、学校の勉強時間は入れていません。
それで60時間を超えるとか、意味が分かりません。
夏休みでも冬休みでもなく、祝日すらない普通の週で、です。
1日平均9時間弱。
さすがにおかしくない!?と思いましたが、
平日も早いときは14時台に塾に来て自習を始め、
22時まで残って自習しています。
土日なんか本当に一日中勉強しているようです。
それだけやってれば確かに60時間いってもおかしくないですね。。。
その子だけでなく、このクラスは全体的に勉強時間が多めです。
一番上の子も、今週は学習記録を書き忘れた日が数日あったため16:10になっていますが、
実際には40時間以上勉強しているはず。
いつもオンライン自習室に早朝から夜遅くまで映っているので、まちがいありません。
みんなよく勉強するよなぁ。
自分でそう仕向けておいてなんですが、おそろしい。
体を壊さないように、睡眠時間の確保はしっかり指導していこうと思います。
ただ、気持ち的に充実してるようですね。
だって、自分でやろうと思ったことだから。
もしこれが「やらされている」勉強だったら、心を病むでしょう。
でも、自分でやるって決めたことなら大丈夫です。
学生講師の梶田が、先日研修のときに秦にこんなことを言っていたそうです。
「社員を見ていると、
『この人たちはブラックだな』
『好きでブラックやっているな』
と思う。
力を抜こうとすれば抜けるけど、
『やりたがり』『クオリティ追求』の人が多い。
結果ブラック感が出ている。
『出勤時間、連勤数』を聞くと
ブラックさを感じる。」
ですって。
伸学会関係者は、大人も子供もブラック気質が強いようです(笑)
小学生が寝る間を惜しんで夜中に隠れてゲームをしたり
中高生が寝る間を削って朝から晩まで部活をしていたり
自分でやろうと決めたことなら、それがつらいとは思わないものですよね。
子供の勉強も、大人の仕事も、実は同じことです。
遊びと勉強の境目、趣味と仕事の境目って何かといえば、
その内容じゃなくて「自分で決定したかどうか」だと私は思っています。
いかに決定権を与えられるか。
決定権を与えられないとしたら、いかに決定に関わらせられるか。
ブラックを楽しませる秘訣って、そんな単純なところにあります。
あなたも是非、お子さんか部下で試してみてくださいね。
