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こんにちは。湯川です。
ちょっと時間がたってしまいましたが、
5月27日(日)と6月24日(日)に学童の体験会兼ミニセミナーを行いました。
6月の方では親勉アカデミーとのコラボイベントということで、グランドマスターインストラクターの作田先生に来ていただきお話してもらいました。
代表の菊池と作田先生が保護者のみなさんを相手にお話をしている間、私は子供と一緒に「賢くなる遊び」をしていたので、その遊びの様子をレポートしたいと思います。
伸学会の学童保育は、ただお預かりする普通の学童とは違って、お預かりする間に中学受験に向けた準備をしていく、半分塾のような学童保育です。
中学受験専門塾である私たちが、
「低学年のうちにこういうことを身につけておいてくれると、後でめっちゃ楽!(特に私たちが←本音)」
と考えている内容を、
遊びを通じて身につけさせています。
もし小さなお子さんがいましたら、ぜひお家で真似してみてくださいね。
ご家庭で取り入れるのも決して難しいことではありません。
私たちがやっているように毎日みっちりだとお父さんお母さんがやるのは大変ですが、ときどきでも十分効果はありますよ。
では、学童保育でやっていることその1!
「歴史トランプで遊ぼう」
歴史トランプは普通のトランプと異なり、マークと数字だけではなく年号やその時代で有名な人物が書かれています。
歴史上の人物や年表を覚えるのは大変ですよね。
そこで、いきなり「覚えよう!」と意気込むのではなく、まずはトランプのゲームを通して楽しみましょう。
遊びから興味を持った人物や時代が出てきたら、子供は自分でその人物や時代に関係のある漫画を読んだり調べたりすることでしょう。
遊びから興味を引き出せると良いですよね。
遊び方もいろいろなやり方があります。
①ぶたのしっぽ
未就学児でもできる簡単な遊びで、かつ盛り上がるのがこれです。
やり方ですが、まずお題として年号を一つ決めます。
次に、場に並べてあるカードを一人一枚ずつめくります。
お題になっていた年号が出てきたらカードを叩きます。
そして、叩くのが一番遅かった人が場にあるめくられていたカードをもらいます。
これらを繰り返し、もらったカードが一番少ない人が優勝です。
年号ごとにカードが色分けされているので、漢字が読めない子でも楽しく遊ぶことができます。
お題を決める時に「叩ける回数が多い(登場人物が多い)年号は何かな?」と考えるお子さんもいましたよ。
さっそく一歩賢くなりましたね♪
②七並べ
七並べの何が良いかというと、カードを数字の順番に並べることによって時代の流れが分かるのです。
小さい数字ほど古い時代になっていて、大きい数字ほど現代に近づいてきます。
「○○時代のカードばかり持っているから場に出せない~(泣)」と言っていたお子さんがいました。
早くも数字だけではなく年号にも注目できていたので感心しました!
学童保育でやっていることその2!
「部首で遊ぼう」
漢字は、小学校や中学校、そして大人になってからもずっと使用していくものであり、必須知識でもあります。
小学校の宿題の大半は漢字の書き取りで、なかなか苦労しますよね。
漢字をただただ覚えることは大変ですが、遊び要素を取り入れることによって楽しく学ぶことができます。
注目してもらいたいものが部首です。
漢字は部首と部首以外のパーツの組み合わせによって成り立っています。
いわばパズルです。
漢字をパズルだと思わせることによってゲーム感覚で学ぶことができるのです。
小さなお子さんは、部首が何であるか区別がつかない場合もあります。
例えば、「花」という漢字の部首は「くさかんむり」ですが、「にんべん」だと思う可能性もありますよね。
そのような場合でも決して否定しないであげてください。
部首を見つけられたことだけでも漢字に興味を抱いている証拠です。
そこで否定してしまったら、お子さんはやる気をなくしてしまいます。
楽しく学ぶきっかけが作れれば、成長していくと同時に自ら正しい部首も覚えていくでしょう。
まずは、遊びから入って漢字に興味を持たせましょう。
では具体的な遊び方ですが、これがおすすめです。
①部首ビンゴ
3×3(または5×5)のマスを用意し、1つのマスごとに1つの部首(またはその部首を含んでいる漢字)を記入します。
部首ポスターの上でおはじきを弾き、おはじきが止まった所に書いてある部首がビンゴの紙に書いてあったら消していきます。
今回は先に2列揃った人が優勝としました。
先程述べたように、正しい部首が分かっていなくても良いのです。
「悠」のように色々なパーツ(「にんべん」「のぶん」「こころ」)が入っていればビンゴのマスも消しやすいですよね。
漢字が書けるお子さんは、早くビンゴにするために、たくさんのパーツを含む漢字はないかと探しながら埋めていました。
学童保育でやっていることその3!
「カルピスを作って分けよう」
おやつの時間ではカルピスを作って飲みました。
最近は完成されたカルピスが店頭で販売されていますが、ぜひご家庭でも原液から作ることをお勧めします。
実験や自分でやってみることが好きなお子さんは多いと思います。
そこに算数の要素を取り入れることによって楽しく学ぶことができます。
今回は計量カップを用意して原液のカルピスを5倍に薄めて分けることにしました。
目盛りを見ながら計量カップに水を上手に入れたり、コップにカルピスを均等に注ぐことができました。
学童保育でやっていることその4!
「カルタで遊ぼう」
カルタは四字熟語や星座、カラダのつくりなど様々な種類のものが販売されています。
まずは、お子さんが興味を抱きそうなものから取り入れると良いと思います。
カルタに取り組んでいくうちに、自然に言葉や覚えてほしいことが頭に入っていきますよ。
ただ文章を読んで覚えるのではなく、ゲームを通して耳や目で覚えられるので楽しく学ぶことができます。
今回はそのうちの1つ、星座カルタをご紹介します。
星座カルタは、絵札に星座、読み札には文章と星座の名前が書いてあります。
星座は理科の単元の中でも覚えるものが多く苦戦することもありますが、カルタで楽しく覚えてしまいましょう。
カルタはビンゴと違って運では勝てないですよね。なので多くの枚数を取るために一生懸命になっていました。
「自分の名前の頭文字の札は取りたい!」「自分の生まれた月の星座は取りたい!」など、目標を決めて臨んでいるお子さんもいました。
中には、自分の星座を知らないお子さんもいたので調べてみるのも良いですよね。
自分に関連することから学びを広げていくことも大切です。
お子さんが自ら楽しく学んで賢く育つようになれば、勉強に関しての心配は軽減されますよね。
お子さんが遊びながら楽しく勉強できるようにサポートしていきましょう♪