[文科省の調査で判明]成績が上がる子は〇%しかいない

子供の学力というのは、

小学校入学時にほぼ決まっていて、

そこからほとんど変動がない。

 

そんなショッキングな現実を

あなたはご存知ですか?

 

 

文部科学省(当時は文部省)が公立小学校で1853人の子供を対象に行った調査で、

86.7%の子供が小1から小6までの間で成績がほとんど変わっていなかった

という事実がわかっています。

成績がはっきり上がった子は、

たったの8%しかいません。

 

成績が良い子は始めから終わりまで

ずっと良いままで、

成績が悪い子は始めから終わりまでず

っと悪いままなのです。

 

 

このことは国際的な学力調査の

TIMSSのデータからもよくわかります。

 

一橋大学の川口大司・准教授が、

2003年のTIMSSのデータを生まれた月ごとにまとめたところ、

早く生まれた子の方が平均的に成績が良かったということが確認されました。

日経電子版「プロ野球選手やJリーガー、何月生まれが多い?(2011/4/8)」より引用(https://style.nikkei.com/article/DGXBZO26261010W1A400C1000000)

 

問題は、この成績の差が、

小4から中2になってもあまり解消されていないということです。

 

小4くらいであれば、

4月生まれの子と3月生まれの子で約1年月齢が違うと、

それなりに体格差があります。

 

しかし、中2くらいになれば、

徐々に体格差は無くなっていきます。

後から生まれた子も追いついてきます。

 

それなのに、学力は追いつかないのです。

 

 

その理由は簡単です。

身長の伸びは、中学生くらいになると徐々に緩やかになり、

子供によっては止まります。

だから、後から追いつくことができます。

 

 

しかし、学力の伸びは緩やかになるどころか加速します。

 

単純に算数・数学で想像してみてください。

小1の1年間で学ぶことと、

小6の1年間で学ぶことと、

高3の1年間で学ぶことを比べてみれば、

どんどん難しいことを大量にやるようになっていくことがわかりますよね。

 

身長の伸びのように、

先を行く子が止まって待ってくれていたりしません。

 

だから、いつまで経っても追いつけないのです。

つまりはこういうことです。

 

 

受験勉強というのは短距離走ではありません。

何年にも及ぶマラソン大会です。

みんな一生懸命頑張って走っています。

みんな一緒に成長していくのです。

他の誰も、止まって待っていたりはしません。

 

そんな中で、

後ろを走っていた我が子が

他の子をグングン追い抜いていくなんてことが

果たしてどれくらい起こることでしょうか。

 

後ろを走っている子は、

遅いから後ろを走っているのです。

 

前を走っている子は、

早いから前を走っているのです。

 

後ろを走っていたはずの子が、

前を走る子に追いつき追い越すなんてことは、

普通は起こらない異常なことですよね?

 

 

これは成績も同じです。

偏差値というのは相対評価です。

受験者の中での相対的な位置関係を表しています。

 

全体の中での順位が上がらなければ、

偏差値は上がりません。

 

多くの保護者がしている誤解に

「勉強すれば成績は上がる」

というものがあります。

 

あなたもそんな風に思っていませんでしたか?

 

これは大きな間違いです。

 

 

勉強すれば、学力は必ず上がります。

昨日できなかったことが今日はできるようになります。

 

 

しかし、順位は上がるとは限りません。

他の子も同じだけ成長するかもしれないし、

他の子の方がもっと成長するかもしれないからです。

つまり、偏差値も上がるとは限りません。

 

むしろ上がらない方が普通なことです。

 

 

だから、

多くの塾は入塾テストを実施して、

最初からできる子を囲い込むのに必死なのです。

 

できない子をできる子に育てるより、

できる子をできる子のままでいさせる方が、

はるかに楽だと、あなたもわかりますよね?

 

だから、もしあなたのお子さんの成績がなかなか上がらなかったとしても、

決してお子さんを責めないであげてください。

 

仮に順位が上がらなかったとしても、

頑張ってついていっているだけでもすごいことなんです。

 

 

中学受験をする子たちの勉強量は、

中学受験をしない子たちからすると異常です

 

毎日のように塾に行き、

毎日家で予習・復習・宿題をこなしています。

 

だから、中学受験をする子たちは、

しない子たちよりも圧倒的に学力が伸びます。

 

仮に塾の成績があまり変わっていなかったとしても、

学校の成績は上がります。

 

みんなが歩いている中で

自分だけ走っているような状態ですから、

追い越していくわけですね。

 

 

ただ、私は「成績アップをあきらめろ」と言っているわけではありません。

 

私たち伸学会はその異常なことに挑戦しています。

 

 

このブログやYouTubeにちょいちょい登場する

麻布に合格した小坊主も、

小5の7月には偏差値55.7でしたが、

小6の12月の模試では偏差値65.1まで上がりました。

 

順位を見てください。

約1万人中2666位から、約1万1千人中664位になっています。

2000人以上追い抜いています。

 

成績アップ=他の子を追い越すこと

というのがよくわかりますね。

 

他の子よりも異常に効率の良い勉強法で、

他の子よりも異常にたくさん勉強すれば、

他の子を追い越すという異常なことができるのです。

 

同じことをしていて違う結果を望むのは精神異常だ

アインシュタインがそう言ったと言われています。

 

本当かどうかは知りませんが、

1つの真実です。

 

これまでと同じことしていれば、

これまでと同じ結果が出ます。

 

他の人と同じことをしていれば、

他の人を追い越すことはできません。

 

これまでと違うことをするから、

他の人と違うことをするから、

異常な成果を出すことができます。

 

 

だから伸学会では、

他の塾ではやらないような、

スケジューリングの指導をしたり、

マインドフルネスの指導をしたり、

あるいは速読やパズルといった脳トレの指導をしているのです。

 

 

繰り返しますが、

成績が上がる子はたったの8%です。

 

ほとんどの子の成績が上がらない主な原因は、

普通の事しかさせないからです。

普通の事しかさせてこなかったからです。

 

みんなが頑張っている中で、

成績を上げるのはものすごく難しいことなんだ。

 

そのことを理解して、

「ちゃんとやってないから成績が上がらないんだ」

なんて思わないであげてくださいね。

 

まずは、頑張ってついていっていることを

認めて褒めてあげることから始めてください。

 

そうすればお子さんを

勉強好きにすることにつながります。

 

そうやって、

徐々に他の子よりも多く

勉強できるように育てていきましょう。

 

■異常な成績アップの秘訣をメルマガで無料で配信しています。

 

→登録はこちらから←