子供を勉強好きにする方法

こんにちは。

伸学会の菊池です。

  

どうしたらこの子はやる気になってくれるんだろう・・・

そんな風に悩んで、

子供のやる気を引き出すことに「手詰まり感」を感じていませんか?

  

学校や塾の宿題をちゃんとやらない・・・

だから成績も上がらない・・・

  

習いごとに通わせても嫌々だから、

家での練習もいいかげんでなかなか成長しない・・・

  

将来の夢や行きたい学校から、

勉強や練習の必要性を感じてほしい。

  

あるいは、学ぶことそのものの面白さをきっかけに、

やる気を持ってほしい!

  

そして、成長していく喜びを感じてほしい!

  

  

そう願っているのに子供には伝わらず、

自分の想いばかりが空回り・・・

  

この子の前向きなやる気を引き出す方法はないんだろうか・・・

  

そんな風にお悩みの親御さんは多いです。

  

私たち伸学会の保護者セミナーでも

どんな内容が良いかリクエストを伺ったところ、

「子供を勉強好きにする方法」

が最多得票でした。

  

皆さんやはり子供には勉強好きになってほしいと思う一方で、

なかなかそれが実現できていないようですね。

  

  

私たちはよく、

「親の言うことは聞かないけれど先生の言うことは聞くので、

先生から言ってやってください」

と塾生の保護者から頼まれます。

  

  

あるいは、

「学校の先生の言うことは聞かないのに、

塾の先生の言うことは聞くんです」

ということもよく言われます。

  

それだけではなく、

他塾に通わせたことがあるというお母さんほど、

「伸学会に転塾してから子供のやる気が見違えた」

と喜んで下さいます。

  

  

なぜ、私たちの言うことは子供の心に届くのか、

その秘訣を知りたくありませんか?

  

  

私たちがどうやって子供をノセているか。

  

それは決して魔法のような形の無いものではなく、

ちゃんとした形のある法則に従っているのです。

  

私たちもその法則を勉強し、

技術として身につけたというだけのことです。

  

これを覚えて帰ればご家庭でも簡単に再現できます。

  

とりあえずは「学習」のみに絞って話を進めましょう。

  

  

効果的な「学習へのやる気を引き出す方法」を考えるためには、

子供がどんな理由で学習に向かっているのか、

まずはやる気の全体像をより正確に把握する必要があります。

  

学習に対してのやる気を考える際、

これまでは内発・外発の二分法がよく用いられてきました。

  

しかし、子供の学習意欲は実際にはもっと複雑で、

単純に二分できるようなものではありません。

  

そこで、現在は東京大大学院教育学研究科の市川伸一教授により、

「内発・外発」という従来の軸を

「学習の功利性」と「学習内容の重要性」

という新たな二軸に分けた、

「学習動機の2要因モデル」が提唱されています(図参照)。

つまり、学習動機を、

学習目的と学習内容の関連性が高い

「内容関与的動機(充実・訓練・実用)」と、

その関連性が低い

「内容分離的動機(関係・自尊・報酬)」に、

改めて捉え直したわけです。

  

学ぶ面白さ、成長の喜び、夢や目標への繋がり。

  

こうしたやる気を感じさせようとしても、

初めのうちはうまく心に響かない子供も多いです。

  

これらへのアプローチは、

子供の発達段階が、

ある程度の高いレベルに達していないとなかなか効果を発揮しません。

  

自分の進路をリアルなこととして認識するのは簡単ではありません。

  

大学生になっても、

就職活動の際に自分のやりたい仕事がわからないと

戸惑う子は少なくないのです。

  

まして小学生では… 

  

  

学ぶ面白さを感じるにも、

その土台となる学問的素養や感受性が必要です。

  

そういった段階にない子を勉強に向かわせるには、

いったいどうすれば良いのでしょうか?

  

「やる気がしない」と訴える子どもに対して、

ストレートに

「勉強って楽しいよね」

「成長って嬉しいよね」

と言っても、あまり効果がありません。

  

そんなとき私たちがよく用いるのが、

学習に対してポイントをつけ、

ご褒美を設定する、「報酬志向」をつかった方法です。

  

あるいは、

友達や先生との「関係志向」を軸に、

「友達も頑張っているから自分もやろう」

「先生が楽しい人だから勉強してみよう」

の様にやる気を引き出す方法も有効です。

  

そうして、

「とりあえず学習に向かわせる」

という段階までは引き上げることを目指すのが良い作戦となります。

  

ただし、そのような学習内容を重視しない動機による学習は、

とりえあえず机に向かうところまではいっても、

自分で学習方法を工夫したり、

得られた学習成果を他の分野に応用したり

といった方向に向かうとは限りません。

  

「自ら伸びる力を育てる」のなら、

どこかで学習内容を重視する動機づけに

転換していく必要があります。

  

今回ご紹介する第14回親ゼミの動画では、

こういった動機の分類と、

どうすればそれぞれの動機を育てられるか、

また、どういった順に育てていけばやりやすいか、

事例も交えながらお話ししました。

  

そして、グループワーク・ディスカッションを通じて、

お子さんに適したアプローチを発見してもらいました。

  

こうしたディスカッションが、

セミナーを受講する上で最も気付きや成長につながる部分なので

この動画で内容に興味を持ったら、

次は実際に参加することを検討してみてください。

  

想像してみて下さい。

やる気にあふれて自発的に行動するお子様の姿を。

  

もう「宿題はやったの?」と毎日確認して、

嫌がる子供のノートを検閲して、

終わっていない宿題を探し出す必要はありません!

  

  

第14回親ゼミ

テーマ:「子供を勉強好きにする方法」

時間:約2時間

  

提供方法:動画投稿サイトVimeoでの提供となります。

スマートフォンでの視聴も可能です。

ダウンロードはできませんのでご了承ください。

  

価格:2,000円(税別)

  

お申し込みはこちらのフォームから

https://88auto.biz/kikuchihirotada/touroku/sp/entryform13.htm

  

こちらの第14回親ゼミの動画をご覧になって

理想の状態へのヒントを手に入れてください。